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2026年04月19日06:18

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【特別編】マイティ井上さん追悼(254)

87年全日本プロレス「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」当初シリーズ開幕前に発表がなく、10月2日、大田区体育館でジャイアント馬場の口から来日キャンセルとなったリック・フレアーの代打「X」として参戦が発表されたブルーザー・ブロディ。開幕前にブロディ、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ジミー・スヌーカの3選手が「恩赦」で復帰報道があった為、サプライズ感には欠けましたが、やはり全日版「移民の歌」(石松元と彼のバンド)を日本武道館で聞いた時は鳥肌が立ちました。

ブロディは今回は全4試合に出場、1日のシリーズオフを挟んで10月8日、宮城県塩釜市体育館(観衆1,550人発表)大会ではスポット&スパイクのザ・ムーンドッグスと組んでジャンボ鶴田&輪島大士&大熊元司組と対戦、輪島とは初対決。8分24秒、フライング・ボディアタックからの体固めで大熊にフォール勝ち。

10月9日、盛岡・岩手県営体育館(観衆2,250人発表)大会ではブロディは同じくムーンドッグスとのトリオで鶴田&輪島&ハル薗田組と対戦、8分36秒、ギロチンドロップからの体固めで薗田を撃破。4戦全てムーンドッグスとのトリオで6人タッグに出場、4試合ともブロディが自らフォール勝ちを奪って帰国しました。

今回は顔見せ的な復帰に終わりましたが、次期「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」への参加は確実視され、果たしてテッド・デビアスのWWF入りで正パートナー不在となったスタン・ハンセンとの超獣コンビが3年ぶりに復活するか、あるいはお互いに別々のパートナーと組んで反対側のコーナーに立ち、夢のハンセンvsブロディが実現するか、大いに注目されるところとなりました。

10月13日、青森市民体育館(観衆2,350人発表)では前半戦特別参加のニキタ・コロフがラストマッチ、大熊とのシングルマッチで6分9秒、ロシアンシックル(フライング・ラリアット)からの片エビ固めで勝利。 

クラッシャー・クルスチェフとのザ・ロシアンズ解散でシングルプレイヤーとしてベビーフェイスに転向しての来日でしたが、連日アンダーカードで中堅相手に短時間勝利に終始し、今回もフォール負けなしで帰国しましたが、テレビ中継にも登場せず。

ジャパンプロレス参戦以降、日本人同士のマッチメイクが主軸となっていた為、この時期、大物外国人の「お客さん扱い」的なマッチメイクが目立ちますが、宝の持ち腐れで、特に長州力率いる長州軍団が新日本プロレスに戻ってからは地方大会の観客動員も落ち込みが目立ち、満員発表も減少。この時のマッチメーカーはザ・グレート・カブキでしたがやはり一考を要したのではなかったでしょうか。結果的にニキタはこれが最後の来日となりました。

10月16日、大阪府立体育会館(テレビ収録、観衆4,200人発表)大会。6月11日以来4か月ぶりの府立でしたが満員マークはつかず。西日本での興行人気は低調と言えます。

メインイベントはPWF世界タッグ選手権試合、天龍源一郎&阿修羅・原組の龍原砲の王者チームに鶴田&輪島組が挑戦。 

輪島は天龍のラリアットをかわし、勢い余った天龍はトップロープ越しに場外へ、輪島も原のヒットマン・ラリアットで場外に落とされてダウン。鶴田と原が場外乱闘を繰り広げている間に試合権利のある天龍がリングに戻り27分19秒、天龍が輪島にリングアウト勝ち。天龍&原組の龍原砲が3度目のタイトル防衛に成功しています。

輪島は場外で動けず、リングアウトとはいえ鶴田&輪島組が内容でも完敗。この結果で10月30日に千葉公園体育館で行われるアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズの持つインターナショナル・タッグ王座への全日本プロレス本隊からの挑戦者チームは鶴田&輪島組の芽は完全に消滅しています。

セミファイナルはタイガーマスク&ザ・グレート・カブキ組がザ・ムーンドッグスと対戦、10分33秒、タイガーマスクがフライング・ラリアットからの体固めでスポットを撃破、タイガーマスク&カブキ組が勝利を飾りました。

馬場はジョン・テンタとのタッグでタイガー・ジェット・シン&ジョージ・ワインゲロフ組と対戦、7分3秒、テンタが新兵器である160kgの巨体を宙に舞わせてのダイビング・ラリアットからの片エビ固めでワインゲロフを降しました。

テリー・ゴディは大熊とシングルマッチを行い、僅か2分16秒、ラリアットからの体固めで完勝。全日本対国際血盟軍、石川敬士&高木功組vsラッシャー木村&鶴見五郎組は10分29秒、国際血盟軍の反則負け。

天龍同盟対ジャパン、サムソン冬木&川田利明組と仲野信市&寺西勇組の一戦。冬木&川田組は親分格である龍原砲に続けと、激しい試合を展開、ジャパン軍もこれに応え、25分超の熱戦となり、27分6秒、両チームリングアウトの引き分け。

マイティ井上&渕正信組vsドクトル・ワグナー・ジュニア&アンヘル・ブランコ・ジュニア組はM井上が11分28秒にサマーソルト・ドロップからの片エビ固めでブランコJRを破っています

ハル薗田と小川良成のシングルマッチは12分55秒、薗田がフィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)でフォール勝ち。第1試合の全日本対ジャパン、百田光雄と栗栖正伸のシングルマッチは12分41秒、回転エビ固めで栗栖に軍配が上がりました。
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