87年全日本プロレス「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」第2戦、10月3日長野県小諸市総合体育館(テレビ収録、観衆2,050人発表)大会。小諸は3月までジャパンプロレスに所属し、4月に長州力達と共に新日本プロレスに戻っていた小林邦昭の出身地として知られています。
メインイベントは全日本プロレス本隊対天龍同盟6人タッグマッチ、ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田&タイガーマスク組と天龍源一郎&阿修羅・原&川田利明組の対戦。全日本本隊は御大馬場が7月30日の東京・東村山市民スポーツセンター大会以来天龍同盟迎撃に出陣。またタイガーマスクと川田の対戦も興味深いです。
試合はタイガーマスクが16分8秒、ミサイルキックからのジャーマン・スープレックスホールドで川田をフォール。馬場&鶴田&タイガーマスク組の全日本本隊に軍配が上がりました。
セミファイナルは輪島大士&ザ・グレート・カブキ組がタイガー・ジェット・シン&ジョージ・ワインゲロフ組と対戦、7分54秒、輪島がゴールデン・アームボンバー(ノド輪落とし)からの体固めでワインゲロフを降しました。
ジョン・テンタとテリー・ゴディの大型同士のシングルマッチは8分48秒、両者リングアウトの引き分け。この時点でテンタとゴディが両リンで引き分けたということはテンタにとっては上出来と言えます。
ジャパンプロレスの仲野信市&寺西勇組とスポット&スパイクのザ・ムーンドッグスは6分33秒、両チームリングアウトの引き分け。寺西とムーンドッグスの絡みを見ると、ムーンドッグスは国際プロレス向けのキャラクターだったなぁと実感。もし国際プロレスに来日していたらIWA世界タッグ王座に挑戦していたかと思います。
ニキタ・コロフは大熊元司とシングルマッチを行い3分44秒、ロシアン・シックル(フライング・ラリアット)からの片エビ固めで快勝。
全日本対国際血盟軍、石川敬士&ハル薗田組vsラッシャー木村&鶴見五郎組は12分45秒、R木村がラッシング・ラリアットから薗田を片エビ固めに決めて国際血盟軍の勝利に終わりました。
ルチャドールコンビ、ドクトル・ワグナー・ジュニア&アンヘル・ブランコ・ジュニア組は高木功&小川良成組と対戦。第1試合ばかりに出ていた小川が初の第4試合出場かつ外国人選手と初対戦。しかし、9分15秒、ワグナーJRのフライング・ボディアタックからの体固めに善戦空しくフォール負け。
全日本本隊対天龍同盟、渕正信とサムソン冬木のシングルマッチは、渕が裏切り者冬木に制裁を加えたか椅子を持ち出してレフェリーの制止を聞かずに攻撃を続け6分25秒、渕の反則負けが取られました。
第1、2試合はいずれも全日本対ジャパンのシングルマッチ、マイティ井上は永源遙を8分28秒、首固めで破り百田光雄と栗栖正伸の対戦は8分21秒、エビ固めで栗栖が勝っています。
開幕戦に次ぐテレビ収録大会だったので、前日、馬場が予告した「X」が姿を見せるかと思いきや現れず…。
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