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2026年04月11日09:44

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【特別編】マイティ井上さん追悼(246)

87年全日本プロレス「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」は10月2日大田区体育館で開幕。

タイガー・ジェット・シン、テリー・ゴディ、ジョージ・ワインゲロフ、スポット&スパイクのザ・ムーンドッグス、ドクトル・ワグナー・ジュニア、アンヘル・ブランコ・ジュニアの外国人勢がシリーズ全戦参加。

前半戦特別参加がニキタ・コロフ、後半戦特別参加がインターナショナル・タッグ王者チーム、アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズ(マネージャー、ポール・エラリング)

前々回書きましたが先の「創立15周年記念サマー・アクション・シリーズ2」中盤戦に特別参加予定で、スケジュールの都合で来日をキャンセルしたNWA世界ヘビー級王者、リック・フレアーは、このシリーズに振替として序盤戦の10月4日〜6日に特別参加が予定されていました。

しかし、来日直前の9月25日、ミシガン州デトロイト・ジョー・ルイス・アリーナで伏兵ロニー・ガービンにまさかのフォール負けを喫し王座から転落。この試合でフレアーは胸部を負傷し来日中止。

10月6日、日本武道館で予定されていた猛虎七番勝負最終戦タイガーマスクvsフレアー戦も中止となりました。

同じ組み合わせはこの年の3月9日、群馬県高崎市中央体育館で七番勝負第3戦として既に実現しており、新日本プロレス、藤波辰巳の「飛龍十番勝負」ばりの「同じ相手と2回やる」というマッチメイクを全日本プロレスが安易に組むとは考えにくい部分もありますが、前86年10月20日、愛知県岡崎市体育館での第1戦の谷津嘉章戦(この時もフレアーが当初タイガーマスクと対戦予定で来日キャンセル、谷津戦に変更された)から1年が経とうとしており、15周年イヤーのうちに七番勝負を終わらせたかったのかと思います。

参加外国人選手のプロフィールです。シンは5〜6月の「創立15周年記念スーパー・パワー・シリーズ」以来4か月ぶりこの年3度目の来日。前回は国内デビュー戦の相手を務めた輪島大士とは6月1日、金沢・石川県産業展示館でシングルで対戦。12分59秒、両者リングアウトのドローとなり、決着つかず。

前回はジェイソン・ザ・テリブルといういいパートナーに恵まれましたが日本側にタッグ王者がおらずベルト挑戦の機会はありませんでした。今回もタイトル戦は組まれていませんが、阿修羅・原の離脱で戦力ダウンを余儀なくされた国際血盟軍との共闘で、全日本本隊、天龍同盟、ジャパンプロレス勢を苦しめそうです。

ゴディは2〜3月の「創立15周年記念エキサイト・シリーズ」以来7か月ぶりの来日、前回は85年10〜11月の「ワールド・チャンピオン・カーニバル」で唯一フル参戦で一緒だったアート・クルーズが一緒でしたが、今回は特に手が合いそうなパートナーもおらず。

しかし天才肌の職人的上手さを持つレスラーだけに革命を起こした龍原砲とどのような熱い試合を見せられるかも見どころと言えます。

ワインゲロフはシンと同じく5〜6月の「創立15周年記念スーパー・パワー・シリーズ」以来4か月ぶりの再来日。先の初来日したシリーズでは他にブラディ・ブーンがいましたが、軽量だったことを除けばブーンの方が力量としては上回っており、なぜワインゲロフが短期スパンで再来日出来たのかは謎であります。

ただ、輪島相手のやられ役も必要だったことは事実で、シンのパートナーとして輪島要員として呼ばれたのはまず間違いないかと思います。
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