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2026年04月04日08:18

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【特別編】マイティ井上さん追悼(239)

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87年全日本プロレス「創立15周年記念サマー・アクション・シリーズ2」前半戦最大のヤマ場、8月31日日本武道館(テレビ収録、観衆12,100人満員発表)大会。

この日はダブル・メインイベントとして行われました。ダブル・メインイベント第2試合、天龍革命後初の鶴龍対決、ジャンボ鶴田と天龍源一郎がついにシングルで一騎討ち。(ノンタイトル60分1本勝負)

これまでの両者のシングル対決は2回、82年4月16日、福岡国際センターでの第10回チャンピオン・カーニバル公式戦、83年4月20日、東京体育館でのエキシビションマッチでいずれも30分時間切れ引き分けですが、「完全無欠のエース」鶴田に「全日本プロレス第3の男」天龍が挑んだ感じの試合で、今回「全日本プロレス活性化の為」立ち上がった天龍はこれまでとは全く違いました。

場外乱闘から両者エプロンに上がったところで天龍が延髄斬りを打ってリング内へ。なおもロープにもたれながらもエプロンに立っていた鶴田にリング内から天龍が助走をつけての体当たり気味のラリアット。

これを鶴田もカウンターのジャンボ・ラリアットで迎撃、相討ちに。天龍はリング内でダウン、しかし、ポジション的には天龍のラリアットの方が威力は上、鶴田は倒れる際に足がロープに挟まり場外に宙吊り状態、レフェリーが10カウントを数える間にリングへ戻ることができずに21分35秒、リングアウト負け。鶴龍対決第一章は天龍がリングアウト勝ちで大きな1勝。天龍革命に大きく弾みがつきました。

ダブル・メインイベント第1試合、スタン・ハンセンにジャパンプロレスの大将である谷津嘉章が挑戦したPWFヘビー級選手権試合。7月19日、後楽園ホールでの同王座を賭けた初戦は12分44秒、両者リングアウトに終わっています。

谷津はハンセンのウェスタン・ラリアットをかわして抱え上げ、コーナーに逆さ吊りにしてキック攻撃、逆上したか制止するレフェリーを投げ飛ばし9分13秒、反則負けが取られました。反則負け。折角のチャンスだっただけに谷津は冷静なファイトをすべきで自ら勝機を逃したと言えます。

81年6月24日、新日本プロレス蔵前国技館での日本デビュー戦(猪木&谷津組vsハンセン&アブドーラ・ザ・ブッチャー組)での惨敗が頭をよぎったのでしょうか?ハンセンがタイトル2度目の防衛に成功。

この結果により、9月11日、広島県立体育館ではPWFヘビー級王者ハンセンとUNヘビー級王者天龍とのダブル・タイトルマッチが実現することとなりました。

セミファイナルは注目のジャイアント馬場vs輪島大士、師弟初対決、馬場&タイガーマスク組と輪島&石川敬士組の一戦が組まれています。三沢タイガーと輪島も初対決です。

タイガーマスクと輪島が場外乱闘をしている間に馬場は石川のドロップキックをはたき落とし、立ち上がったところへ必殺のランニング・ネックブリーカードロップを決め15分38秒、馬場が石川を体固めでフォール。

龍原砲と行動を共にした川田利明はこの日初めて「天龍抜き」で阿修羅・原と2人だけのタッグを結成、ザ・グレート・カブキ&ハル薗田組と対戦。

リング内で薗田と川田、原とカブキの乱闘となり、カブキがかわした原のヒットマン・ラリアットが運悪くカブキの後にいた薗田の後頭部に命中。すかさず原が薗田へバックドロップを決め9分19秒、原が片エビ固めで薗田フォールしました。

ニック・ボックウィンクル&ディック・スレーター&オースチン・アイドル組という豪華トリオが実現(単に主要カードからあぶれただけであるが…)、佐藤昭雄&サムソン冬木&渕正信組と対戦、10分30秒、アイドルがラスベガス・レッグロック(足4の字固め)で佐藤からギブアップ勝ち。

仲野信市は、8月29日の神奈川県横須賀市総合体育会館大会でハンセンの椅子攻撃により頭部を5針縫う裂傷を負い欠場しています。(8月30日、茨城県土浦スポーツセンター〜9月3日、愛知県体育館まで欠場)

全日本対国際血盟軍、マイティ井上&大熊元司組vsラッシャー木村&鶴見五郎組は9分13秒、R木村が大熊にラッシング・ラリアット、ダウンした大熊を試合権利のある鶴見が片エビ固めでフォール。国際血盟軍に軍配が上がりました。     

高木功とジョー・ディートンのシングルマッチは8分29秒、両者リングアウトの引き分け、ジャパンの寺西勇&永源遙組とネルソン・ロイヤル&ジーン・リージョン組は7分11秒、逆さ押さえ込みで寺西がロイヤルを破っています。

第1試合の全日本対ジャパン、小川良成と栗栖正伸のシングルマッチは10分44秒、バックドロップからの片エビ固めで栗栖の勝利に終わりました。

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