----------
#今日の記し_mixidiary22
#22日連続 日記投稿チャレンジキャンペーンに参加中!
https://mixi.jp/diary_campaign_2026.pl
87年全日本プロレス「創立15周年記念スーパー・パワー・シリーズ」天王山、6月9日日本武道館(テレビ収録、観衆12,200人満員発表)大会。平日の火曜日開催でしたが、私は何とか途中から会場で生観戦することが出来ました。
メインイベントはアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズに全日本プロレスを代表する新コンビ、ジャンボ鶴田&輪島大士組が挑戦したインターナショナル・タッグ選手権試合。
王者組のウォリアーズは3月12日日本武道館で鶴田&天龍組にリングアウト勝ちし王座を獲得して以来、4月4日(現地時間)マサチューセッツ州ボストン・ガーデンでボビー・イートン&デニス・コンドリー組のミッドナイト・エキスプレスと初防衛戦を行い、ホークがイートンをラリアットからの体固めでフォール勝ち。
5月2日(現地時間)バージニア州ノーフォーク・ザ・スコープ・アリーナではリック・フレアー&レックス・ルガー組のフォー・フォースメンと防衛戦、22分52秒、フォースメンのセコンドであるタリー・ブランチャードがが入しウォリアーズを攻撃した為、フォースメンの反則負けが取られ、ウォリアーズが2度目の防衛を果たしていました。(いずれもクロケット・プロの興行)
ウォリアーズにとっては3度目の防衛戦、鶴田がアニマルにジャンボ・ラリアット、すかさずフォールに入ったところ、ホークが入りカットし鶴田を場外に落としました。救援に入った輪島の脳天にホークはイスで一撃、アニマルとホークの2人がかりでの鶴田へツープラトンのハイジャック式パイルドライバーを決め、アニマルはリングに生還。鶴田は場外で起き上がれず、9分50秒、試合権利のあるアニマルが鶴田にリングアウト勝ち。
標的にされると予想された輪島はターゲットにならず鶴田が狙われ、輪島のフォローは役に立たずに終わり、鶴田&輪島組もウォリアーズを分断して攻撃することは出来ず明らかにチーム力に差が出てた結果となりウォリアーズが3度目のタイトル防衛にしました。
セミファイナルはジャイアント馬場国内初の異種格闘技戦、226cm、130kg、馬場より長身であるパキスタンのバンドー空手の使い手、ラジャ・ライオンとの対戦(3分10ラウンド)。勝敗はKOかギブアップのみ、10ラウンド闘って決着がつかなければ時間無制限1本勝負での延長戦を行う、という完全決着ルールとなりました。
国内初と書いたのは馬場は61〜63年の初のアメリカ武者修行時代にヘビー級プロボクサーのアーチー・ムーアとミックスドマッチで対戦し勝ったことがあるとインタビューでコメントしたことがあるからです。(おそらくエキシビションで公式試合記録の有無は不明)
ラジャは黒と銀のラメのコスチュームで入場、テーマ曲はジェフリー・オズボーンの「Soweto」。日本武道館のアリーナから1階スタンド席のせり出しの部分まで頭が見え、その大きさに満員の観衆からどよめきが起きています。対する馬場は「王者の魂」のテーマ曲でグレーの渦巻き模様のガウンを着用して入場。
1Rからラジャは蹴りを繰り出して来ましたが、軸足がスリップ、またトラースキックを放った際も軸足が折れるようにヘナヘナと崩れて転倒して館内から失笑が漏れてしまい放ったキックも全然馬場には効きません。早くも客席は「あれ?!」という空気に包まれました。
ラジャはキック、踏み込んでチョップを放ちましたが馬場は余裕でこれをガード、そこへ試合を終えたタイガー・ジェット・シンとジェイソン・ザ・テリブルが本部席に現れて試合を観戦。
ラジャはキックを見舞った後、チョップを出しましたが不用意に出したか馬場にキャッチされ腕を取られ、ラジャはロープ逃れます。足は綺麗に高く上がるラジャは馬場の顎や側頭部にハイキックを浴びせますが、スピードもなくペタン、ペタンという感じの蹴りで威力は感じず。馬場はガードに終始、ミドルキックをキャッチして倒し、顔面へ軽く張り手を浴びせ、グラウンドを仕掛け たところで1Rが終了。
2R開始のゴング。ラジャはハイキック、ローキック、逆水平チョップ、ミドルキックと繰り出していくが、当たりが軽く馬場にダメージは与えられず。馬場はラジャのバックに回り込み倒してグラウンドに持ち込んでボディシザースを決めにいきました。
馬場は足腰が強く鶴田さえでも馬場のボディシザースはどうしても脱出することは出来なかったと言われるほど強烈な技。猪木のボディシザースも柔軟かつ強力で一度決めたら抜け出せない位強いと言われており、力道山門下生ならではの地獄の特訓から身についた技かと思われます。
馬場はボディシザースからラジャの腕へ足をからめて裏十字固めに移行。馬場の腕十字は下半身の強さと足の長いリーチをうまく利用していることから隠れた必殺技と言われており。グラウンドに対応できないラジャはあっけなくギブアップ、2R1分44秒、裏十字固めで異種格闘技戦は馬場の完勝。
試合後にはシンがジェイソンと一緒に乱入して馬場だけでなくラジャも蹴撃、このあたりは試合がグダグダで終わることを予想した馬場が、観客の不満みたいなものが起きた場合、シンとジェイソンに怒りの矛先が向けられるよう予め仕込んであったのでしょうが、
猪木の異種格闘技戦とは違い、既に49歳となり全盛期をとうに過ぎタイトル戦線から外れていた馬場の格闘技戦は観客が暖かい目で見ており、不満や暴動の類はなく、ラジャのしょっぱさも受け入れて笑いながら楽しんで観ていた感じでした。
龍原砲、東京初登場、天龍&阿修羅・原組はジャパンプロレスの谷津嘉章&仲野信市組と対戦。天龍は仲野の「鶴田をキレさせた」ミサイルキックをかわし、原とサンドイッチラリアット。さらに原の延髄斬りから天龍が12分16秒、パワーボムからのエビ固めを決めフォール。龍原砲は結成以来3連勝です。
シン&ジェイソン組はザ・グレート・カブキ&石川敬士組と対戦、8分17秒、シンがカウンターの凶器突きから石川を体固めに破っての勝利。セミファイナル乱入は「この程度では暴れ足りない」というフリのマッチメークでしょう。
ビッグ・ジョン・テンタは3分41秒、ベアハッグからのフロント・スープレックスによる片エビ固めジョージ・ワインゲロフを降し、タイガーマスクは9分46秒、ジャーマン・スープレックスホールドでブラディ・ブーンにフォール勝ち。
ジャパン対国際血盟軍、寺西勇&栗栖正伸組とラッシャー木村&鶴見五郎組の一戦は、9分5秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックから栗栖を体固め。
マイティ井上&大熊元司&高木功組vsキラー・トーア・カマタ&テキサス・レッド&カール・フォン・スタイガー組の6人タッグマッチは10分19秒、M井上がサマーソルトドロップからの体固めでスタイガーからフォールを奪いました。
渕正信とハル薗田の全日本プロレス「ほぼ」一期生「若手三羽烏」対決は12分2秒、首固めで渕の勝利。第1試合の川田利明と小川良成のシングルマッチは9分58秒、オクラホマ・スタンピートからの片エビ固めで川田がフォール勝ちしていますが、この日の第1試合に出た川田と小川は、全日本プロレスとプロレスリング・ノアで後にこの日本武道館のメインイベンターを普通に務めるまで出世することになる訳です。
ログインしてコメントを確認・投稿する