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2026年03月05日07:11

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【特別編】マイティ井上さん追悼(209)

全日本プロレスから姿を消したジャパンプロレス離脱組の長州力、小林邦昭、保永昇男、新人の笹崎伸司、佐々木健介にジャパン経由で全日本プロレスに上がっていたカルガリー・ハリケーンズのスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤の6人は4月27日新日本プロレスの両国国技館大会に来場。メイン開始前にリングサイドに陣取り、国技館に集まった9,880人発表の観客からは大きなどよめきが上がりました。

メインイベントはアントニオ猪木vsマサ齋藤の3月26日、大阪城ホール大会の再戦でしたが、試合途中からリング四方のロープが外され、両者手錠をかけてのノーロープ手錠デスマッチの様相となり、猪木はナックルパンチでM齋藤を血だるまにしました。瀕死のM齋藤を見兼ねて、プエルトリコ、カナダ修行から帰国していた馳浩がリングに入り、来ていたジャージを脱いで投げ、26分2秒、猪木のTKO勝ち。

試合終了のゴングが鳴ってもM齋藤に対し攻撃をやめない猪木に長州は血相を変えて場外フェンスを乗り越えようとしましたが、小林、マシンらに静止されてフェンスの中には入れず。しかし、長州の鬼気迫る表情と一挙手一投足に観客は大興奮。海賊男の乱入で暴動が起きた大阪城ホールとは対象的に満足度の高い興行となっています。

全日本プロレスと日本テレビとの契約がクリアになっていない為にフェンスを飛び越えての乱入は出来ませんでした。

また、中立派を貫いたアニマル浜口は4月9日付でマスコミ各位に対し、書面にて「体力の限界に付引退したい」旨表明しています。馬場、猪木の両方に迷惑をかけたくないという浜口の意思の現れでした。浜口は8月20日、新日本プロレスの両国国技館大会で引退セレモニーを行っています。(その後90年に入り新日本プロレスで限定復帰、WARにも参戦。)

これでジャパンプロレス、カルガリー・ハリケーンズは完全分裂、新日本プロレスに移籍(出戻り)が長州、M齋藤、小林、保永、笹崎、健介(ジャパンでデビュー)、マシン、H斉藤に海外修行中だった馳、レフェリーのタイガー服部。

全日本プロレスに残留が谷津嘉章、寺西勇、仲野信市、永源遙、栗栖正伸。アメリカ遠征中の高野俊二。(いずれにせよ、高野俊は馬場が一本吊りを画策していた可能性が強く、その為にアメリカに出していたと思われ、ジャパンの残党とは若干ケースが異なる。)

引退が浜口、WWFと契約したのがキラー・カーン、プエルトリコに馳と一緒に修行に出ていた新倉史裕は体調不良により引退となりました。

長州は5月5日にかねてより婚約中だった河野英子さんと挙式、披露宴の模様は当日の午後8時より、テレビ朝日で「ギブUPまで待てない!ワールドプロレスリング」の時間帯を使って生中継。

5月14日新日本プロレスの「IWGPチャンピオン・シリーズ」札幌中島体育センター大会での藤波辰巳vsM齋藤のシングルマッチに長州が上半身裸、下はグレーのトレーナー姿で乱入、藤波にリキラリアットを見舞い試合出場に向けて自己アピールを続けていきました。

長州軍団は6月1日の愛知県体育館から新日本プロレスで試合を行います。(テレビ朝日による試合放送は実質10月より解禁された。)

87年「創立15周年記念チャンピオン・カーニバル」最終戦の翌4月25日、パキスタンの空手家「バンドー空手」の使い手ラジャ・ライオンが来日。ラジャは馬場の身長を上回る226cmの巨人。4月27日に行われた記者会見で、ジャイアント馬場との対戦をアピールし、4月28日には全日本プロレスの道場で公開練習を行っています。


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