第393戦、6月4日発売号◯【予想】猪木、去りゆくライバルを連覇しMSGシリーズ4連覇、第4回MSGシリーズ優勝決定戦、猪木vsスタン・ハンセン(81年6月4日新日本プロレス蔵前国技館)【正解】シン、ハンセンを相手に猪木が地獄のワンナイト3試合(同)
【参考】 2014年6月4日発売号は「MSG復帰」を決定的にしたハンセン意地の名勝負!WWFヘビー級選手権試合、ボブ・バックランドvsスタン・ハンセン(80年新日本プロレス愛知県体育館)
【解説】約3か月ぶりの白星。第4回MSGシリーズの公式戦最終試合は前日の6月3日愛知県体育館でのハンセンとタイガー・ジェット・シンの一戦で場外乱闘となり僅か2分43秒、両者リングアウトの引き分け。
両者に2点が加算され1位は39点のハンセン。シンは38点で猪木と並んで同点2位となりました。
この結果から、6月4日、蔵前国技館で行われる優勝決定戦では、優勝決定戦進出者決定戦として先ずは2位同士の猪木とシンが対戦、その勝者が1位のハンセンと対戦するという、猪木は過酷な状況に追い込まれた形になりました。
シリーズ最終戦、6月4日蔵前国技館大会。先ずはセミファイナル、優勝決定戦進出者決定戦時間無制限1本勝負。猪木とシンの一戦、猪木が足4の字固めを出すという展開になりましたが18分34秒、両者リングアウトの引き分け。
しかし、これは優勝決定戦に繋がる大事な試合、決着はつけなければなりません。再試合となり両リン防止の為、ランバージャック・デスマッチとして行われました。試合は3分35秒、シンがレフェリーの面前で猪木に急所打ち。レフェリーのミスター高橋は即座にシンの反則負けを宣告し、猪木の2位と決勝進出が確定。
続いて優勝決定戦、1位ハンセンと2位の猪木の対戦。既にシンと22分闘っている猪木はスタミナ切れ、ハンセンは嵩にかかって攻撃を加えていきます。しかし、場外戦となり先にリングに上がった猪木がハンセンにエプロン越しのドロップキック。7分45秒、猪木がリングアウト勝ちを収め、4連覇を果たしました。
猪木にとっては自ら身体を張って育て上げたシン、ハンセンという宿命のライバルをフォール勝ちではないにせよ、一夜にして連破したのは全4回中、最も価値のある優勝だったかと思います。
結局、猪木とシンはこの試合が最後の試合となり、シンは7月には全日本プロレスへ。ハンセンは12月に全日本プロレスへ移籍。猪木自ら身体を張って自前で鍛え、一流プロレスラーに育て上げた2人のライバルは猪木の元を去っています。
※対戦成績は393戦62勝331敗、勝率158。
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