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2025年12月31日07:48

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【特別編】マイティ井上さん追悼(201)

全日本プロレス87年「創立15周年記念チャンピオン・カーニバル」4月7日大田区体育館(テレビ収録、観衆3,100人発表)大会。平日火曜日開催の大田区で、かなり厳しい状況でしたが、私は仕事を早く終わらせて途中から生観戦することが出来ました。

メインイベントはPWF世界タッグ選手権試合、王者チーム、スタン・ハンセン&テッド・デビアス組にジャンボ鶴田&天龍源一郎組の鶴龍コンビが挑戦。2月5日に札幌中島体育センターで長州力&谷津嘉章組を破って1年ぶりにインターナショナル・タッグ王座に返り咲いたにも関わらず、3月12日、日本武道館でザ・ロード・ウォリアーズにリングアウト負けを喫し、まさかの初防衛失敗、再びタッグ無冠になった鶴龍コンビは配水の陣をで臨みました。

両チームの同王座を賭けた対戦は、85年8月31日両国国技館では右肘を集中攻撃された鶴田がレフェリーストップ負け、86年7月27日長野市民体育館では両チームリングアウトで鶴龍コンビの分が悪いです。

鶴田がハンセンへコブラツイスト、そこへデビアスがカットに入り、2人がかりで鶴田へツープラトンのアトミック・ドロップ攻撃、たまらず鶴田は場外転落。天龍もフォローに入りデビアスをラリアットで場外に落とし、デビアスはハンセンと共に場外へ。そこから4者による場外戦となったが、リングへ戻ろうとする鶴田の足をハンセンが押さえました。レフェリーのカウントが進み、17分59秒、試合権利のあるハンセンと鶴田が両者リングアウトの引き分け。ハンセン・デビアス組が4度目のタイトル防衛に成功。

セミファイナルは輪島大士とジェリー・オーツのシングルマッチ、輪島が相撲タックルから2段式ネックブリーカードロップ(ラリアットを放ってから相手の頭部を揺さぶって叩きつける)を決め9分17秒片エビ固めでフォール勝ち。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&石川敬士組と谷津&仲野信市組は13分11秒、両チームリングアウトの引き分け。前回も書きましたが、長州達がいれば仲野がタイガーマスク、石川のどちらかに取られていたことは間違いないところで、仲野の番付が大きく上がったことを意味しました。

全日本対国際血盟軍、ジャイアント馬場&ザ・グレート・カブキ組vsラッシャー木村&鶴見五郎組の一戦は9分、コーナーポスト最上段からのダイビング正拳突きでカブキが鶴見を体固め。83年2月に日本逆上陸を果たしてからは、倒れた相手にセカンドロープを伝い歩きしての正拳突きをフィニッシュに使っていましたが、正直、日本のファンには説得力は今ひとつだった為、正拳突きも改良が加えられて来ました。 

ドリー・ファンク・ジュニアとカルロス・コロンのシングルマッチは10分46秒、回転エビ固めでドリーが手堅くフォール勝ち。

トミー・リッチ&ピート・ロバーツはジャパンの寺西勇 &栗栖正伸組と対戦、9分28秒、リッチが得意技であるフライング・ボディシザース・ドロップからの体固めで栗栖からフォール勝ち。

全日本対国際血盟軍、大熊元司と阿修羅・原のシングルマッチは8分20秒、エビ固めで原の勝利。全日本同士の渕正信&マイティ井上組とハル薗田&高木功組は20分時間切れ引き分け。この試合は高木の壮行試合となりました。

第1試合の百田光雄と川田利明のシングルマッチは11分12秒、ジャックナイフ式エビ固めで海外修行の成果を見せた川田がフォール勝ちし「若手の関所」、「門番」と言われた「百田超え」を果たしています。
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