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2025年12月17日07:20

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【特別編】マイティ井上さん追悼(187)

全日本プロレス87年「創立15周年記念エキサイト・シリーズ」開幕戦、2月20日、後楽園ホール (テレビ収録、観衆3,200人超満員)大会。平日金曜日の開催でしたが、ウォリアーズ人気で超満員の観衆が集まりました。私は仕事でしたが、途中から会場ヘ行き、生観戦することが出来ました。

前回書きましたように右手首ガングリオンを理由に長州力は欠場。後楽園ホール5階入口には欠場を告知する紙が貼られておりました。

メインイベントはアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズが天龍源一郎&石川敬士組と対戦。アニマルが石川をベアハッグ式に担ぎ上げたところへ、ホークがコーナーポスト最上段からのダイビング・ラリアットを決め2分27秒、ホークが石川を体固めでフォール。ウォリアーズが来日第1戦を秒殺勝利で飾りました。

長州の欠場で今シリーズ、ジャパンプロレスを牽引する立場となった谷津嘉章は名参謀アニマル浜口と組んでテリー・ゴディ&マイク・ジョージ組と対戦しました。

久しぶりに見たジョージは大分身体も太ってしまい齢を取った感じでした。谷津がジョージにロープの反動を利したカウンターのパワースラム。フォールの体勢に入りましたが、そこへゴディがカットに入り谷津を場外へ。浜口もジョージを場外に落とし場外乱闘となり13分8秒両チームリングアウトの引き分けとなりました。

フル参戦2シリーズ目となった輪島大士はジャンボ鶴田と組んでアート・クルーズ&エル・オリンピコ組と対戦。オリンピコはやはり大したことはなく5分27秒、輪島がゴールデン・アームボンバーからオリンピコを片エビ固めでフォール。あまりにあっさりオリンピコが負けたので観客からは「え〜!」という落胆と嘲笑が混ざったような反応が起きました。   

全日本対国際血盟軍6人タッグマッチ、ジャイアント馬場&タイガーマスク&川田利明組とラッシャー木村&阿修羅・原& 鶴見五郎組は10分59秒、両チームリングアウトの引き分け。

全日本対ジャパン、ザ・グレート・カブキと保永昇男のシングルマッチは5分33秒、バックドロップからの体固めでカブキが完勝し実力差を見せつけました。世界ジュニア・ヘビー級王座を巡って因縁の深い渕正信と小林邦昭のシングルマッチは21分13秒、両者リングアウトの引き分け。

ジャパン対カルガリー・ハリケーンズ、仲野信市vsヒロ斉藤の一戦は6分42秒、ダイビング・セントーンからの体固めでH斉藤が勝利。

第1〜3試合は全て全日本対ジャパンのシングルマッチで大熊元司と寺西勇は3分31秒、大熊の反則勝ち。ハル薗田vs笹崎伸司は8分2秒、薗田がフィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)でフォール勝ち。第1試合の百田光雄と佐々木健介の一戦は6分56秒、逆さ押さえ込みで百田が完勝しています。

さて、前回書きました帰国したマサ齋藤が新日本プロレスの3月26日、大阪城ホールで行われる「INOKI闘魂LIVEパート2」でアントニオ猪木の対戦相手に名乗りをあげた件ですが、中野サンプラザでの対戦表明から、早速新日本プロレスもM斎藤の出場を発表しました。

このラインを仕切っていたのが新日本プロレスでは倍賞鉄夫取締役で、倍賞からジャパンプロレスの加藤一良次長を通してM斎藤の新日本プロレス出場の話がジャパンプロレスに持ち込まれました。(以下はM齋藤が中野サンプラザに猪木を訪問する前の話です。)

選手が飽和状態になっている割には興行成績が上がらない全日本プロレスもアメリカを拠点としていたM斎藤をレギュラーで受け入れる余裕がなく、「(猪木戦)1試合だけをやってアメリカに戻るなら」という条件付きで全日本プロレスの馬場、ジャパンプロレスの大塚直樹はこれを承諾しました。

しかし、M斎藤の新日本プロレス出場を巡る会議の席上で長州と谷津、選手会長である永源遙が新日本プロレスとの関係を巡って激しく対立、長州は会議途中にも関わらず激昂して退席する一幕もありましたが、この時点で新日本プロレスとの交渉窓口は大塚(ジャパン)と杉田豊久(新日本)から加藤(ジャパン)と倍賞(新日本)のラインが主導権を握るようになっていました。
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