全日本プロレス86年「創立15周年ジャイアント・シリーズ」10月8日香川県丸亀市民体育館(テレビ収録、観衆2,100人発表)大会。
前日7日の徳島市立体育館では天龍vsタイガー・ジェット・シンのUNヘビー級選手権試合、次回にかきますが翌9日の岡山武道館では長州力vsニキタ・コロフのPWFヘビー級選手権試合とタイトルマッチが開催される2大会がいずれもノーテレビで、タイトル戦のない丸亀がテレビ中継ありというのは不可解な気もしますが、実際にはタイトルマッチだからと言って客入りが良くなったり、テレビ視聴率が上がったりすることはないと言うことが見て取れます。
メインイベントは天龍源一郎&サムソン冬木組がニキタ&クラッシャー・クルスチェフ組のザ・ロシアンズと対戦、以前「サマー・アクション・シリーズ2」8月25日群馬県伊勢崎市民体育館のテレビマッチのメイン、天龍&冬木組vs長州&谷津嘉章組の時にも書きましたが、この時はまだ天龍同盟が結成される前で、全日本本隊の若手である冬木が天龍のパートナーとしてテレビマッチのメインイベントに2シリーズ連続で抜擢されたものです。
しかし、後半戦に特別参加してくるザ・ロード・ウォリアーズと並んでNWAジム・クロケット派のトップタッグチームのロシアンズはさすがに強く、冬木がクルスチェフを逆エビ固めに捕えましたが、ニキタがカットに入ってラリアット、ダウンした冬木の身体を2人がかりで引き起こすとクルスチェフが冬木を抱え、ニキタがセカンドロープからのロシアン・シックル(ダイビング・ラリアット)。4分37秒、試合権利のあるクルスチェフが冬木を片エビ固めに決めてロシアンズがあっさりフォール勝ちを収めました。
セミファイナルはインターナショナル・タッグ王者チーム、長州&谷津組が登場、シン&ポール・ダイヤモンド組との対戦、前週放送の10月4日後楽園ホール大会ではジャンボ鶴田&天龍組が快勝しているチームだけに負ける訳にはいかず、9分35秒、長州がダイヤモンドをリキラリアットからの体固めに降して完勝。来たるべく10月24日富山市体育館でのザ・ファンクスとの防衛戦、これを切り抜ければ27日新潟市体育館で鶴龍コンビとの防衛戦が待ち受けており、好調な仕上がりを見せました。
鶴田はセミ前に出場、タイガーマスクと組んでブラッド・レイガンズ&ミスター・オリンピア組と対戦し、10分4秒、バックドロップからの体固めでオリンピアからフォール勝ち。
ジャパン対カルガリー・ハリケーンズ、アニマル浜口&小林邦昭組とスーパー・ストロング・マシン&ヒロ斉藤組のタッグマッチは11分8秒に椅子を持ち出したハリケーンズの反則負け。2人となったハリケーンズは生き残りを賭けて連日必死の闘いを強いられます。
全日本対国際血盟軍、石川敬士&大熊元司&ロッキー羽田組vsラッシャー木村&助っ人ザ・グレート・カブキ&鶴見五郎組の6人タッグマッチは12分46秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックから羽田を体固めに決めて国際血盟軍が背水の陣での勝利。
カール・フォン・スタイガーは栗栖正伸とシングルマッチで対戦し、5分33秒に逆エビ固めでギブアップ勝ちを収めました。
第2〜4試合はいずれも全日本対ジャパン、マイティ井上&ハル薗田組と寺西勇&永源遙組は10分17秒、両チームリングアウトの引き分け。小川良成と保永昇男のシングルマッチは10分4秒、保永が首固めで小川を丸め込みフォール勝ち、百田光雄vs仲野信市は9分15秒に仲野がエビ固めでベテラン百田を降しました。
第1試合のジャパン若手対決、笹崎伸司と佐々木健介のシングルマッチは8分33秒、逆エビ固めで笹崎がギブアップ勝ちを奪っています。
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