全日本プロレス86年「サマー・アクション・シリーズ2」、8月20日、山形県酒田市営体育館(テレビ収録、観衆2,650人発表)大会。
メインイベントは長州力&谷津嘉章組とキラー・カーン&スーパー・ストロング・マシン組が対戦。同一カードは7月21日福岡スポーツセンター(インターナショナル・タッグ選手権試合)、7月26日金沢・石川県産業展示館と2回行われ、いずれもKカーン&マシン組が絞首刑用のロープを持ち出しての反則負けとなっています。
3度目の対戦で決着なるか?長州がリキラリアットでKカーンを倒すとKカーンは場外に転落。長州もこれを追いかけ、谷津、マシンも加わっての乱闘となり、9分39秒に両チームリングアウトの引き分けに終わり、またしても決着はつかず。
セミファイナルはジャンボ鶴田&天龍源一郎組がタイガー・ジェット・シン&ラッシャー木村組と対戦。このシリーズも参加外国人が少ないところから、シンはKカーン、国際血盟軍の両方と共闘していくことになりました。
天龍がR木村の125kgの巨体を担ぎ上げて渾身のパワーボム、カウント3入るかと思いきや、シンがサーベルを持って乱入、13分51秒に鶴田&天龍組の反則勝ち。テレビで観た限り、R木村は天龍のパワーボムを自力では返せてはおらず、事実上は鶴龍コンビの勝ちだったでしょう。
セミ前に組まれたのはタイガーマスクとスーパー・メディコのシングルマッチ、こちらは4分16秒にタイガーマスクがジャーマン・スープレックスホールドを見せて快勝。軽量のメディコはヘビー級虎戦士の敵ではありません。
アジア・タッグ王者チームの石川敬士&マイティ井上組はヒロ斉藤&ジ・インベーダー3号組という異色のチームと対戦、10分16秒、石川がインベーダー3号をサソリ固めでギブアップさせ、地元山形県(鶴岡市出身)で勝利を飾っています。
全日本対ジャパン、大熊元司&サムソン冬木組とアニマル浜口&小林邦昭組は8分34秒、浜口がフライング・ネックブリーカー・ドロップから大熊を体固め。ジャパン対国際血盟軍、栗栖正伸&保永昇男組と阿修羅・原&鶴見五郎組は11分13秒、原がヒットマン・ラリアットからの体固めで軽量の保永を倒しました。
全日本対カルガリー・ハリケーンズ、ロッキー羽田と高野俊二の共に190cmを超える長身同士のシングルマッチは6分46秒に高野俊がブレーンバスターから体固めで勝利。内臓疾患とは言え、羽田の精彩のなさは哀しいものがありました。
第1〜3試合は全日本対ジャパン、渕正信&ハル薗田組vs寺西勇&笹崎伸司組は9分8秒に薗田がドリルアホール・パイルドライバーから笹崎を体固めに降しキャリアと体格の差を見せました。百田光雄と仲野信市のシングルマッチは9分33秒にエビ固めで仲野が勝ち。第1試合の小川良成vs佐々木健介のシングルマッチは7分55秒、小川がギロチンドロップからの体固めで健介を降しています。
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