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2025年10月02日07:13

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【特別編】マイティ井上さん追悼(111)

全日本プロレス86年「サマー・アクション・シリーズ」、7月10日は秋田県横手市平鹿広域体育館(テレビ収録、観衆2,150人発表)大会。

メインイベントはジャパン軍団と外国人組の6人タッグマッチ頂上対決、長州力&谷津嘉章&アニマル浜口組とスタン・ハンセン&テッド・デビアス&ピート・ロバーツ組が激突、信頼のおけるデビアス&ロバーツがパートナーでハンセンが張り切りましたが、ジャパン軍団も得意の連携プレーで対抗、12分12秒、両チームリングアウトの引き分けとなりました。

ジャイアント馬場は左胸下に出来た膿瘍の手術の為、前日の7月9日、岩手県江釣子ショッピングセンター・パル多目的広場大会から17日、滋賀県近江八幡市立運動公園体育館大会まで欠場しています。NWA総会出席やシリーズ中の海外遠征は「予め試合が組まれていない」ことで欠場扱いとしていない馬場ですが、今回は欠場扱いとなっています。

セミファイナルはジャンボ鶴田&天龍源一郎組が今シリーズより本格的に結託したキラー・カーン&スーパー・ストロング・マシン組と対戦。ヒールターンしたKカーンは前週5日の後楽園ホールでのテレビマッチに続き、またもや絞首刑用のロープを持ち出して天龍の首を絞め上げました。天龍をロープで引き回したKカーンはコーナーマット最上段に登り首絞め、危険と見做し止めに入ったレフェリーを突き飛ばし、13分31秒に鶴田&天龍組の反則勝ち。

Kカーン&マシン組は7月21日福岡スポーツセンターで長州&谷津組の保持するインターナショナル・タッグ王座に挑戦が決定していますが、後楽園大会のこの日の大会を見る限り、ベルト獲りは度外視して長州&谷津組に反則でダメージを与える方向と見て取れました。

アジア・タッグ選手権試合、王者チームの石川敬士&マイティ井上組には国際血盟軍の阿修羅・原&鶴見五郎組が挑戦。原は国際血盟軍入りしてからアジア・タッグのベルトに挑戦するのは初めてになりますが、石川とは84年2月16日〜10月の謎の失踪まで、M井上とは83年2月23日〜84年2月、M井上がチャボ・ゲレロが当時保持していたNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座獲得に専念する為返上するまでの間、それぞれパートナーとして同王座を保持していた実績がありました。

鶴見は82年1月に全日本プロレスにヒールサイドとして参戦して以来、ジプシー・ジョー、バズ・タイラーと組んで同王座に挑戦していますがいずれも王座奪取には失敗しています。

鶴見がM井上をロープに飛ばしてのベアハッグ、グイグイと絞め上げますが、石川が入ってきてベアハッグを掛けられているM井上の背中にドロップキック、これで鶴見が昏倒、上になったM井上が得意のサマーソルト・ドロップ2連発を決めて14分52 秒、体固めで鶴見をフォール。石川&M井上組が2度目の防衛に成功しています。

全日本対カルガリー・ハリケーンズ、タイガーマスク&ハル薗田組vsヒロ斉藤&高野俊二組は13分51秒に両チームリングアウトの引き分け。全日本対国際血盟軍、大熊元司とラッシャー木村のシングルマッチは7分37秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックからの体固めで勝利。全日本対ジャパン、サムソン冬木&渕正信組と小林邦昭&寺西勇組は11分31秒に両チームリングアウトの引き分けに終わりました。

ザ・デストロイヤーは5日の後楽園ホール大会に続き、ロッキー羽田とシングルマッチで対戦、12分47秒に足4の字固めでギブアップ勝ち。

全日本対ジャパン、百田光雄&小川良成組と保永昇男&仲野信市組のタッグマッチは11分27秒に仲野がジャーマン・スープレックスホールドで小川を倒しました。第1試合のジャパン若手対決、笹崎伸司と佐々木健介のシングルマッチは7分16秒にパワーボムからのエビ固めで笹崎が勝ち先輩の意地を見せました。

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