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2025年08月12日12:12

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(121)

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2015年の新年早々外敵鈴木軍に襲撃されたプロレス・ノアのリング。1月24日大阪ボディメーカーコロシアム(府立)第二競技場(観衆1,100人超満員発表)セミファイナルではノアvs鈴木軍の5対5イリミネーションマッチが行われました(時間無制限)。

ノアは丸藤正道&モハメドヨネ&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&石森太二組の「BRAVE」、鈴木軍は鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.&シェルトン・Xベンジャミン&タイチ組。

先ず鈴木がヨネをゴッチ式パイルドライバーからの体固めで破りヨネ退場、次いでベンジャミンが石森をパワーボムでフォールし石森も退場。ベンジャミンが丸藤にオーバー・ザ・トップロープとなり退場した後、丸藤はタイチを逆さ押さえ込みでフォールし、これで両軍3人ずつ残り。

しかしノア軍はエースの丸藤がスミスにオーバー・ザ・トップロープで退場になってからは鈴木軍の独壇場となりスミスがシェインをキラーボムでフォール、1人残ったマイキーはランスのキラーボムの前にフォール負け。3人残りで鈴木軍が完勝しています。

2月11日名古屋市国際会議場イベントホール(観衆1,200人超満員発表)大会では、ランス&スミス組のKESがマイキー&シェイン組のTMDKが保持するGHCタッグ王座に挑戦。29分4秒、シェインがキラーボムの餌食となり、片エビ固めでフォール負け。ベルトが鈴木軍に移動、KESが新王者チームになりました。

3月15日有明コロシアム(観衆6,300人発表)ノアvs鈴木軍の全面対抗戦が実現しました。年頭から方舟マット制圧に乗り出した鈴木軍が、ノアの精鋭たちとビッグマッチで熱い火花を散らしました。

この日は新日本プロレス本隊から天山広吉と中西学、そして2月22日ノア後楽園ホール大会で丸藤が矢野通と共に呼び出した謎のマスクマン、キャプテン・ノアも参戦。
 
第2試合では注目のキャプテン・ノアがヨネ&中嶋勝彦&石森組の「BRAVE」とタッグを結成し、小川良成&ザック・セイバーJr.&スペル・クレイジー&ジョナ・ロックと対戦。キャプテン・ノアは試合中、ザックの逆水平を受けるとフラフラになり、それでも倒れずに踏ん張ったかと思いきや、やはり時間差でダウンするという、新日本の某選手を彷彿とさせる動きを披露。ほかにもクレイジーの足をロープに固定し、そこからDDTを敢行するなど、“あの選手”の得意技を披露し、場内の歓声を集める。試合は最後、石森が450°スプラッシュでクレイジーから3カウントを奪取、片エビ固めでフォール勝ちしました。

試合後、助っ人としての役目を果たしたキャプテン・ノアはコメントブースで、「(誰かに似てるという声があるが?)それは気のせいです、春風の悪戯。今後もニーズがあればいつでもどこでも参戦します」と、ノアへの継続参戦を匂わせました。

第4試合に登場した天山&中西組の第三世代コンビは、2月22日ノア後楽園ホール大会で因縁が勃発した超危暴軍の森嶋猛&マイバッハ谷口組と激突。超危暴軍はゴング前に第3世代コンビを奇襲すると、さらにM谷口は刺又、森嶋はロープを使用した攻撃など、反則殺法で天山&中西を追い込んでいく。しかし、負けじと天山も得意のモンゴリアン・チョップやカーフ・ブランディングで森嶋に反撃。中西も森嶋の巨体をアルゼンチンバックブリーカーで抱え上げて見せました。

試合のペースを握ったかに見えた第三世代コンビだったが、超暴暴軍のセコンドについた北宮光洋がレフェリーの注意をそらしているあいだに、M谷口が刺又攻撃で中西の動きを止める。さらにM谷口が天山を場外に排除すると、孤立した中西に森嶋がラリアットからの豪快なバックドロップからの体固めでカウント3をゲット。価値ある勝利を収めた森嶋は、マイクを握ると「おいしいご馳走だったぜ!」と言い放ち、天山&中西組の神経を逆撫でするように不敵な笑みを浮かべています。

続く第5試合ではベンジャミン&飯塚組の鈴木軍タッグがふ杉浦貴&田中将斗組の弾丸ヤンキースと対峙。鈴木軍コンビはゴング前に奇襲を仕掛けるも、杉浦&田中組は全く怯む姿勢を見せず反撃。しかし、飯塚は強引に田中を場外に連れ出すとイス攻撃を一閃。そしてリング上の杉浦にはタッチロープで首絞めを見舞うと、さらに手錠で杉浦の手首をコーナーに固定し、ベンジャミンと共に集中攻撃。

その後セコンドが手錠を裁断し、自由になった杉浦は怒涛の反撃を開始。ベンジャミンがアンクルホールドやパワーボムで奮闘するも、弾丸ヤンキースはうまく鈴木軍を分断し、飯塚に狙いを絞ってエルボーの乱れ打ち。最後は杉浦がグロッキー状態の飯塚を無理矢理立ち上がらせ、オリンピック予選スラムからので片エビ固めで勝利を奪ってみせました。

そして第6試合からメインイベントまではノア勢がGHC4大タイトルマッチで激突。まずは同ジュニア・ヘビー級タッグ王座を賭けて、鈴木軍のTAKAみちのく&エル・デスペラード組が、王者組の超危暴軍・拳王&大原はじめ組に3WAYマッチで挑戦。(もう1チームはNO MERCYの原田大輔&平柳玄藩組)。

序盤、ノア勢は鈴木軍を無視するかのように、ジュニアならではのすばやい攻防を展開。そのあいだに割って入ろうと、リングにいる選手に無理矢理タッチして試合に参加する鈴木軍だったが、中盤以降はまるで体力を温存するかのように、ノア勢の熱戦を静観。

しかし、拳王が玄藩の頭部に蹴暴(ランニングローキック)を炸裂させると、鈴木軍はすかさずリングに乱入。そして、TAKAが拳王をスーパーキックで場外追放すると、デスペラードがグロッキー状態の玄藩をダイビングボディプレスからの片エビ固めで破り、まんまと3カウントをゲット。まさに勝利を横取りするように、鈴木軍が頭脳プレーでジュニア・ヘビー級タッグのベルトを奪取した。

第7試合ではタイチが小峠篤司の持つGHCジュニア・ヘビー級王座に挑戦。 アイドルグループに呼び込まれるかたちで入場したタイチは、試合が始まると小峠をイラ立たせるかのように場外へエスケープしたり、レフェリーの注意をそらしたりと、心理戦を仕掛けていきます。

さらにセコンドのTAKAとデスペラードが試合に介入し、小峠の3カウントを妨害。途中、石森がハンドスプリングエルボーで二人を蹴散らすも、最後はタイチが小峠にベルト攻撃からのブラックメフィストで勝利。3人がかりでベルトを強奪したタイチは、バックステージで「(ベルトは)いらねーな、べつにほしいわけでもないし。巻きたくねえよ。アイツらの汗で汚ねえし」と、GHCの権威を傷つけるように言いたい放題、不敵なチャンピオンが誕生してしまいました。

セミファイナルでは2月11日ノア名古屋大会でマイキー&シェイン組のTMDKを破り、GHCタッグ王者となった鈴木軍のランス&スミス組のKESが、前王者を相手に初防衛戦。外国人同士による王座戦は、場内を揺るがすド迫力の肉弾戦となった。

KESはシェインの左ヒザを狙って機動力を奪うと、残るマイキーに対して集中砲火。ランスのスクラップバスターやスミスのタイガースープレックスでマイキーは青息吐息となり、最後はキラーボムの前に轟沈。15分45秒、スミスがマイキーをエビ固め。KESがTMDKに完勝を収め王座初防衛に成功した。

そしてメインイベントでは鈴木軍の総大将、鈴木がGHCヘビー級王座を賭けて丸藤と対峙。鈴木はセコンドの鈴木軍を巧みに利用し、チョークスリーパーで丸藤の首を狙い撃ち。しかしノア最後の砦である王者も持ち前のスピードとインサイドワークを駆使し、場外でのフェイスクラッシャーや飛距離のあるミサイルキックで反撃開始。

その後も丸藤は虎王や不知火など得意技を繰り出すも、鈴木は3カウントを許さず。そしてスリーパーで丸藤を締め上げてフラフラ状態にすると、すかさずレフェリーの死角を作り、そのスキに飯塚が丸藤のノド元にアイアンフィンガーをグサリ。続け様に鈴木は丸藤にビンタの乱れ打ちを見舞い、最後はセコンドのノア勢とノアファンに見せつけるように、ゴッチ式パイルドライバーからの体固め、23分44秒、3カウントが入り、鈴木が王座を獲得しました。

試合後リング上は両軍、そして特別立会人の小橋建太やノア田上明社長も巻き込んで大混乱。鈴木はマイクで「ノアに関わるすべての人たちよ!お前らの宝はすべてここにある!」と4大GHC王座が鈴木軍のもとにあることをアピール。

さらに「今日はプロレス界の歴史が変わった日だ。このオンボロ船はただのゴミクズ団体になった!」と、強烈なアジテーションを展開。鈴木軍が花道まで引き上げると、丸藤は「鈴木、正々堂々とやってみろ!そんなに負けるのが怖いのか?もう一度だけ俺にやらせろ!」と、再戦を要求しました。

しかし、バックステージで鈴木は「俺たちは沈みかけの船の沈みかけの宝をもらいに来ただけ。次のステップに進む」と、新たな目標を示唆。GHCすべての王座を手にし、方舟マットを制圧した鈴木軍。次なるステップとはいったい何なのか?今後の動向からは目が離せなくなりました。
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