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2025年08月03日07:33

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(112)

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09年7月4日ディファ有明で「三沢光晴お別れ会〜DEPARTURE〜」が行われました。

私は早い時間から混みだすと予測し朝7時15分過ぎにプロレスファンの知人とディファで待ち合わせして並びましたが、既に何人かのファンが集まっていました。

この日は13時から選手、関係者を対象としたお別れ会が開始され、フリーアナの徳光和夫氏、富士ヶ根親方、池田哲雄ベースボールマガジン社社長が来賓代表として弔辞を読み上げました。

この日日本テレビでの追悼番組で、徳光氏の弔辞の模様が放送されています。

14時から一般のファンの献花が開始され、早い時間から並んでいた私達は、ちょうど選手達と入れ替わりにぶつかり、多くのプロレスラーを近くで見ることが出来ました。おそらく、日本の主力プロレスラー、フロントの大半が来ていたのではないかと思います。

ディファ有明の館内にはGHCヘビー級チャンピオン・ベルトを締めたガウン姿の等身大の三沢のポーズ写真の遺影が飾られ、献花台の奥にリングが設置されていました。私達は早い順番でしたので、献花台に花を置いて三沢の遺影の前に手を合わせることが出来ました。

記念のポストカードとTシャツを帰りにもらいました。

私達が帰った後、献花を待つ列はディファからゆりかもめ沿いに2駅先の新豊洲駅の先、中央区に入る手前まで伸び、選手、関係者1,000人、一般25,000人、合わせて26,000人が故人との別れに訪れ、実行委員長だった百田光雄が閉会宣言をしたのは19時半過ぎとなりました。

7月6日、ノア新人事が発表され、代表取締役社長・田上明、取締役副社長・小橋健太(建太)、同丸藤正道、常務取締役・早川久夫、取締役選手会長・森嶋猛、取締役営業部長・三井政司、監査役・樋口寛治(ジョー樋口=留任)という構成で新体制がスタート。

これまで役員だった百田光雄取締役副社長、永源遥常務取締役、小川良成取締役、仲田龍取締役統括本部長は相談役に退くこととなりました。

新体制に不満を持った百田相談役はノアを退団しています。

9月27日日本武道館と10月3日大阪府立体育会館で三沢光晴追悼興行「GREAT VOYAGE '09」が開催されています。

この2大会には故人とゆかりのある他団体、フリーレスラーが多数参戦しました。日本武道館は17,000人(超満員)の観客発表。

入場花道の上には、お別れ会で使用された三沢の等身大の遺影が飾られています。

第5試合、鈴木みのるが秋山準&杉浦貴とトリオを結成し、力皇猛&モハメドヨネ&KENTA組と対戦。

獲ったのは杉浦でした。秋山と鈴木のコンビネーションがギクシャクする中、アンクルホールドで力皇からギブアップを奪い、この勝利によって次期GHCヘビー級王座への挑戦者に浮上して来ました。

第6試合、天龍源一郎が約4年ぶりにノアマット参戦、小川良成&鈴木鼓太郎と組んで、佐々木健介&森嶋猛&中嶋勝彦組と対戦。森嶋が豪快なバックドロップからの体固めで鼓太郎をフォールしました。

セミファイナルはスペシャル・タッグマッチ。全日本プロレス社長の武藤敬司が04年7月10日、東京ドーム大会以来5年2か月ぶりにノアのリングに登場。田上との社長タッグを結成し、こちらも07年12月2日、武道館での小橋復帰戦以来のタッグ結成となる小橋&高山組と対戦しました。

武藤は裏地が三沢のイメージカラーであるグリーンを基調にしたロングガウンで入場。レフェリーは和田京平が勤めています。

小橋が挨拶代わりのチョップを武藤に放てば、武藤は場外でシャイニング・ウィザードの洗礼。

小橋と武藤はこれが初対決。90年代、全日本と新日本に両者がいた頃、オレンジ色のトランクス、ムーンサルトプレスをフィニッシュに多用しているということで何かと比較対象とされ、両者の対決が「夢の対決」としてマスコミで取り上げられていました。

武藤が低空ドロップキック、ドラゴンスクリューからの足4の字固めと得意のフルコースに持ち込めば、小橋は武藤の爆弾を抱えた膝にチョップ。
さらにマシンガンチョップからハーフネルソン・スープレックスを見舞っていきます。

田上も不細工ながらシャイニング・ウィザードを高山に対し決めていきました。最後は小橋の剛腕ラリアットが田上に決まり、21分53秒、片エビ固めでフォール勝ち。小橋&高山組が勝利を飾っています。

メインイベントはGHCヘビー級選手権試合、潮崎豪vs齋藤彰俊の一戦。

6月13日三沢の最後のパートナーとなった潮崎と最後の対戦相手となってしまった彰俊の運命の試合。本連載では、敢えて彰俊の心情については触れないで来ました。

彰俊が背負ってしまったものに対して第三者である私ごときが語れるものでもないですし、全てはこの試合の中に彰俊の思いが込められていました。

白の死に装束のようなロングタイツを掃いて入場して来た彰俊。

序盤は静かな立ち上がりから彰俊がいきなりバックドロップの体勢へ。これを身体を反転させて空中で切り返した潮崎はドロップキックからサーフボードストレッチ。

場外で潮崎のラリアットを鉄柱に誤爆させた彰俊は潮崎へ執拗な右腕攻め、ラリアット封じか。腕へのキック、腕固め、アームブリーカー、腕ひしぎ逆十字と攻め立てる。

花道での攻防では潮崎がDDT、顔面へのトラースキックで反撃。10分過ぎ、彰俊が吹っ切るようなバックドロップにいくも潮崎は場外へエスケープ。

リングに戻った直後、2発目のバックドロップを食らったがこれはカウント1で意地で返しました。しかし、その後潮崎は劣勢が続き、彰俊のチョークスラム2連発、ラリアット、エプロンでのDDT、ニーリフトから投げ捨てジャーマン2連発とたて続けに大技を食らってしまいます。

さらに彰俊はデスパニッシュ、ランニング・ニーリフト、袈裟斬りチョップと攻めますが潮崎はトラースキックから豪腕ラリアット、彰俊を場外に叩き落としておいて見事なフォームのノータッチ・トペを敢行。

リングに戻ると彰俊の首筋にダイビング・ニードロップからジャーマンにいくもこれはカウント2で返されます。さらに潮崎は串刺し式ニーアタックから投げ捨てジャーマン2連発、ローリング袈裟斬りからフォールにいくも、これもカウント2。

潮崎はムーンサルトプレス、これは彰俊がカウント1でキックアウト、ラリアットの相打ちから彰俊がスイクルデス、潮崎もすぐに立ち上がって豪腕ラリアット。

ラリアットの応酬の後、潮崎はフィッシャーマンバスターから三沢の得意技だったフェースロックで彰俊を絞め上げる。

彰俊はムーンサルト狙いの潮崎をスイクルデスで叩き落とすと容赦ないハイキックを打ち込んでいき、キチンシンク、カカト落とし、バックドロップで勝負に出るも潮崎はスイクルデスをエルボーで迎撃し、ランニング・エルボーからエメラルド・フロウジョン、そして、チラッと三沢の遺影に目をやってから左右のエルボー、最後はゴーフラッシャーからの片エビ固めで24分42秒、潮崎がフォール勝ちし、三沢急逝の翌日、波乱の中での王座決定戦でベルトを獲得して以来、3か月でタイトル初防衛に成功しています。

全試合終了後、スローヴァージョンの「スパルタンX」が流される中、リング下にこの日出場した全選手が集結し、追悼のテンカウントゴング。

その後、武道館に設置されたビジョンに生前の映像が流れ、タイガーマスクのテーマ、スパルタンXがかかると館内は大ミサワ・コール、そして、映像が流れ終わると、盟友・仲田龍リングアナによる「赤コーナー、GHCヘビー級選手権者、255ポンド〜みさわぁ〜、みつはるぅ〜っ!」という渾身のコールと同時に緑と白の紙テープがドッとリング内に投げ込まれ、再び発生した大ミサワ・コールに包まれ、武道館での追悼興行は幕を閉じました。

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