新生・新日本プロレス嵐の船出となった06年「Circuit 2006 Acceleration」最終戦、2月19日両国国技館(観衆8,000人発表)。メインイベントは蝶野正洋&天山広吉組の蝶天タッグにジャイアント・バーナード&中西学組が挑戦。
80年8月22日品川プリンスホテル・ゴールドホールでの第1試合、荒川真(ドン)vsジョージ高野戦でリングアナウンサーとしてデビューし、26年間務めてきた田中秀和リングアナの所属ラストコール(近年ブシロード体制になってからはゲストリングアナとして古巣でコールしている)。
「全てのシリーズを締めくくるのは、この闘い!」の前口上に大歓声が起きました。ヒールながら観客の声援は蝶天タッグに集中。バーナードが天山にボルドーボム、中西が蝶野にヘラクレスカッターを見せますが王者組はカウント2でクリア。
バーナードが蝶野にコーナーで見舞ったスプラッシュは蝶野がかわして自爆、この間に入った中西に天山がラリアット、蝶野がシャイニング・ケンカキック、すかさずカバーに入って蝶野が中西を体固め。蝶野&天山組が2度目のタイトル防衛に成功しました。
試合後、蝶野がマイクを持つと「一人、またこのリングから卒業する田中リングアナに拍手をお願いします!」とアピール。ブラック・ニュージャパン、CTUらヒール勢がリングに上がると蝶野は「25年間選手を表と裏で支えてくれてありがとうございました。田中さんは選手を代弁して会社に語ってきてくれたと思います。選手は田中さんにコールしてもらうことが目標でした。新日本も会社として田中リングアナを送り出す形を作ってもらいたいと思います。ありがとうございました。」と挨拶。
ヒール勢が去った後は本隊の選手がリングに上がり田中リングアナを胴上げ、田中リングアナは四方に礼をしてリングを去って行きました。
セミファイナルはIWGPヘビー級王者のブロック・レスナーが登場、中邑真輔と組んで長州力&曙組と対戦、12分49秒、レスナーがバーディクトからの体固めで長州を破り、底なしの強さを見せました。
次期シリーズ「Circuit 2006 Takeoff」から田中リングアナの後任で山口秀幸リングアナがデビュー。シリーズ最終戦の3月19日両国国技館(観衆7,500人発表)では曙がレスナーのIWGPヘビー級王座に挑戦。
元横綱の曙が慣れ親しんだ国技館でプロレス界の横綱に挑む、と喧伝された一戦でしたが…。曙のジャンピング・ボディプレスからコーナーに追い込んでのスプラッシュ、しかしこれはレスナーがレフェリーのタイガー服部を引き込んで巻き添えに。
ダウンする服部レフェリー。曙はヒッププレス、エルボードロップからカバーに入りましたが服部レフェリーは倒れたまま。曙が服部レフェリーを起こそうとしたところ、レスナーは本部席からIWGPベルトを持ち出して背後から曙の脳天を一撃、ダウンした曙にDDTを決めて10分55秒、片エビ固めでフォール勝ち。2度目の防衛を果たしました。
ベルトを使って殴るというアメプロテイストの反則を使ってヒールチャンプらしさも出しながらプロレス初心者の曙を倒して見せました。
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