04年5月3日新日本プロレス東京ドーム大会「NEXESS」は50,000人満員発表の観客を動員。3月28日両国国技館で中邑真輔がK−1軍に宣戦布告したことで、この日の売りは新日本vsK−1四番勝負ということになり、メインイベントから後4試合は新日本プロレスとK−1の対抗戦となりました。
PRIDEに不義理をして戻ることの出来なかった猪木はK−1との対抗戦で「プロ格」路線を強引に推し進めようと画策します。
第8試合で組まれた四番勝負第一戦は新日本軍吉江豊とK−1軍ヤン・”ザ・ジャイアント"ノルキアが対戦、時間無制限1本勝負でこちらは通常のプロレスの試合となり、僅か3分31秒、吉江が160kgの巨体を利したダイビング・ボディプレスからラクダ固め(キャメルクラッチ)でギブアップ勝ち。
第9試合の四番勝負第二戦は新日本軍棚橋弘至vsK−1軍ショーン・オヘアの時間無制限1本勝負。オヘアは少年時代からキックボクサーを志しトレーニングに励み、キックボクサーとしてデビューしましたが99年にプロレスに転向、WCWのプロレスラー養成所パワープラント入りし翌00年6月にプロレスデビュー。
01年WCWの崩壊後はWWFと契約し、一軍のスマックダウンまで進出しましたが思うように売れずこの年にWWFをリリースされており、新天地を求めてK−1軍の一員として日本にやってきましたがこの試合は完全にプロレスラー同士の試合で7分39秒、棚橋がドラゴンスリーパー(飛龍裸絞め)でギブアップ勝ち。新日本軍の2連勝となりました。
セミファイナル第10試合、四番勝負第三戦、新日本軍、柴田勝頼とK−1軍武蔵の3分無制限ラウンド。ルールはK−1ルールを主軸に寝技制限20秒。レフェリーは主審タイガー服部、副審が平直行。グローブを着用しての顔面パンチはあり。
1ラウンド、下からのタックルにいった柴田は腕ひしぎ十字固め狙いも武蔵はグリップしながら20秒経過を待つ、ブレイク。さらに武蔵の左ハイを打つタイミングに合わせてテイクダウンを奪いアキレス腱固め、しかし武蔵は空いた方の膝を使って柴田に蹴りを入れて20秒待つ。寝技は一瞬にして関節を決めないと待たれて逃げられてしまいます。
武蔵は左ローから左での顔面パンチ、コーナーに詰めての膝蹴り連打でダウンを奪いました。ここで1ラウンド終了のゴング。2ラウンド、武蔵の大振りの回し蹴りを掻い潜った柴田はロープ際まで押し込みました。ブレイク。
武蔵はパンチから膝蹴り、ダウンした柴田、起き上がってきたところにロー、ミドルのコンビネーションから左ハイキック、2ラウンド2分20秒、武蔵がKO勝ちを収めています。これで新日本軍の2勝1敗。
メインイベント第11試合はIWGPヘビー級選手権試合60分1本勝負。王者K−1軍ボブ・サップに新日本軍、中邑真輔が挑戦。グラウンドから関節技にいこうとした中邑ですが、その都度サップのパワーの前にマットに叩きつけられてしまい、決められず。
中邑も激しい闘志を見せてサップの顔面にヘッドバット、怒ったサップもヘッドバットのお返しから袈裟固め、これを中邑は腕ひしぎ逆十字固めに決めましたがサップは持ち上げてパワーボムで叩きつけ、最後は中邑を高々と差し上げるとビーストボム、12分31秒、体固めでサップがフォール勝ちしタイトル初防衛に成功。四番勝負は2勝2敗の五分に終わりました。
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