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2025年03月10日07:23

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【特別編】マイティ井上さん追悼(46)

ジャパンプロレス大阪城ホール大会の翌日、85年2月22日後楽園ホール(テレビ収録、観衆3,400人超満員発表)で「激闘!エキサイティング・ウォーズ」が開幕しています。開幕戦は私は大阪から戻ってきて生観戦しています。

ブルーザー・ブロディ、キラー・ブルックス、チャボ・ゲレロ、マイティ井上とは80年に西ドイツで対戦したことのある初来日のクラウス・バラス(ワラス、この時は「バラス」表記)、TGストーンの外国人レスラーが参加。井上はブルックスとは国際プロレス時代に何度も対戦しています。

中盤戦からハーリー・レイスが特別参加、終盤戦には未だ見ぬ強豪、AWA世界タッグ王者チー厶「暴走戦士」アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズ(マネージャー、ポール・エラリング)が待望の初来日。

前84年10月20日から放送開始したテレビ東京「世界のプロレス」で試合映像が放送されたウォリアーズは「秒殺」と言える試合が大きな反響を呼び、全日本プロレスと新日本プロレスで招聘争奪戦が繰り広げられていました。

新日本プロレスは前84年に顧問に就任した元国際プロレスの吉原功の命を受けたカナダ・カルガリーの大剛鉄之助を窓口に交渉していましたが、AWAとNWAクロケットプロのジム・クロケットとのパイプが強かった全日本プロレスが獲得。

開幕戦で井上はタイガーマスクと組んでジャパンプロレスの小林邦昭&仲野信市組と対戦、10分5秒、井上が仲野をサマーソルト・ドロップから体固めで降しています。

開幕戦メインイベントは馬場&鶴田の師弟コンビにジャパンプロレスとの抗争で闘志を全面に押し出した試合を見せた進境著しい渕正伸(正信)が抜擢されてトリオを結成、ブロディ&ブルックス&バラス組と対戦、11分4秒、ブロディが渕をキングコング・ニードロップから体固めで破っています。

第5戦の2月28日茨城県勝田市(現在のひたちなか市)総合体育館(テレビ収録、観衆2,300人満員発表)大会。

井上は第4試合でマジック・ドラゴンとタッグを組み、ジャパンプロレスのアニマル浜口&小林邦組と対戦、10分49秒、浜口がMドラゴンをブロックバスター(サモアン・スープレックス)から体固めで降しジャパン軍の勝利。

メインイベントは全日本プロレス対ジャパンプロレス、鶴田&天龍源一郎&石川敬士組vs長州力&谷津嘉章&栗栖正伸組の一戦、この6選手の中ではやはり栗栖が一枚落ちました。17分52秒、天龍が栗栖をパワーボムからのエビ固めで倒し、全日本側に軍配が上がっています。 

第7戦、3月2日茨城県鹿島町立体育館(観衆3,300人超満員発表)大会。井上は若手の川田利明とタッグを結成、国際血盟軍の鶴見五郎&剛竜馬組と対戦、11分42秒、鶴見が川田に地獄突きからの体固めでフォール勝ち。まだ川田には鶴見、剛は高い壁でした。

この日のメインイベントでラッシャー木村がブロディ&ブルックスとトリオを結成、いづれも初のタッグでした。相手は馬場&鶴田&大熊元司組で8分32秒、ブロディが大熊をキングコング・ニードロップからの体固めで難なく降しております。ノーテレビでしたが、R木村とブロディ&ブルックスがどんな連係を見せたか気になります。

第8戦の3月3日福島市体育館(観衆3,800人満員発表)では井上は佐藤昭雄と組んで、3月1日の埼玉県越谷市体育館から特別参加しているレイス&バラス組と対戦、9分15秒、レイスが先の84年「世界最強タッグ決定リーグ戦」から使っている非常にスローモーなフライング・ラリアットから佐藤を体固めで破りました。

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