81年新日本プロレスの「闘魂シリーズ」と全日本プロレス「創立10周年記念ジャイアント・シリーズ」は引き抜き抗争で両団体とも盛り上がりを見せ、新日本プロレスは大盛況となりましたが、全日本プロレスも豪華外国人メンバーを集結させ、またタイガー・ジェット・シン、上田馬之助、アレックス・スミルノフの新戦力、阿修羅・原、マイティ井上ら元国際プロレス勢の活躍で新鮮なカードが多数実現し十分成功したと言えます。
残すは年末決戦、新日本プロレスの「第2回MSGタッグ・リーグ戦」、全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」での闘いとなりました。
11月10日付(9日発行)の「東京スポーツ」に新日本プロレスの「第2回MSGタッグ・リーグ戦」(11月20日志木市民体育館で開幕)の出場チーム変更と公式戦のカード日程が発表されました。
10月21日付(20日発行)の「東京スポーツ」で発表されたのは、猪木&坂口征二組、藤波辰巳&谷津嘉章組、スタン・ハンセン&マードック組、アンドレ・ザ・ジャイアント&レネ・グレイ組、キラー・カーン&タイガー戸口組、長州力&ストロング小林組、パット・パターソン&バッドニュース・アレン組、アファ・アノアイ&シカ・アノアイ組のザ・サモアンズ1&2号、カネック&スーパー・マキナ組、ラッシャー木村&アニマル浜口組の10チーム。
藤波のヘビー級転向に伴い、猪木のパートナーは藤波に変更、坂口は木村健吾と組んでエントリー。
そしてS小林は長州とは組まず、国際軍団のR木村とタッグを結成。さらに6月24日蔵前国技館で国内デビュー戦を行い、猪木と組んでハンセン&アブドーラ・ザ・ブッチャー組と対戦し、なぶり殺しの攻撃を受けた谷津が「アマレスの先輩でもある長州さんと組んで参加したい」と申し出た為、長州&谷津組がエントリーされました。
それでは幻に終わったR木村&S小林組の公式戦対戦カードを見てみることにしましょう。
第2戦、11月21日松阪市総合体育館 vsハンセン&マードック組
第4戦、11月23日宮崎県小林市体育館 vsアンドレ&グレイ組
第5戦、11月24日鹿児島県立体育館 vsカネック&マキナ組
第6戦、11月25日熊本市体育館 vs坂口&木村健組
第8戦、11月28日沼津市民体育館 vsサモアンズ1&2号
第9戦、11月29日山梨県富士急ハイランド大ホール vsKカーン&戸口組
第10戦、11月30日岡崎市体育館 vsパターソン&アレン組
第11戦、12月1日愛知県体育館 vs長州&谷津組
第12戦、12月2日高松市民文化センター vs猪木&藤波組
どれも幻想が膨らむカードです。公式戦が早々と終わってしまうので優勝戦線には残れないチームでしたが全部見てみたいカードばかりでした。
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