81年新日本プロレス「第4回MSGシリーズ」も終盤戦、第20戦、5月29日香川県高松市民文化センター(テレビ生中継、観衆4,000人超満員発表)大会。
メインイベントは猪木とタイガー・ジェット・シンの公式戦(公式戦は全て30分1本勝負)、12分41秒、暴走した猪木がシンを場外フェンス越しに投げて手痛い反則負けを喫しリーグ最終戦は黒星。
猪木は10戦6勝2リングアウト勝ち2敗、失点12の38点でリーグ戦を終了。優勝決定戦進出は他力本願となり、スタン・ハンセン、シンの残り公式戦の得点次第。シンは26点。
セミファイナルはこの日より特別参加のWWFヘビー級王者ボブ・バックランドがダスティ・ローデスと組んでハンセン&ハルク・ホーガン組と対戦した豪華タッグマッチ60分1本勝負で12分33秒、両チームリングアウトの引き分けとなりました。
セミ前は藤波辰巳とクリス・アダムスの公式戦で2分17秒、藤波がジャーマン・スープレックスホールドでフォール勝ちし19点、アダムスは5点。
第21戦、5月30日徳島市立体育館(観衆3,000人発表)大会。メインイベントは猪木がバックランドと5か月ぶりの「帝王タッグ」を結成、ハンセン&ボビー・ダンカン組とタッグマッチ60分1本勝負で対戦、13分18秒、バックランドがハイアングル・アトミックドロップからダンカンを体固めで破り、猪木&バックランド組が快勝しています。
公式戦はホーガンvsシンの対決が実現、僅か2分52秒、ホーガンが反則勝ちを拾い31点、、シンは26点。
公式戦兼IWGPアジア・ゾーン予選、藤波と長州力の一戦は15分15秒、藤波がジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド(回転足折り固め)でフォール勝ちし24点、長州は12点。
第22戦、5月31日、愛媛県宇和島市営闘牛場(観衆2,500人発表)大会。メインイベントは猪木&バックランド&長州組がハンセン&ホーガン&ダンカン組と6人タッグマッチ60分3本勝負で対戦。
1本目は10分55秒、猪木組の反則勝ち。2本目は僅か32秒、ハンセンがウェスタン・ラリアートから長州を体固め、決勝の3本目は1分44秒、猪木がダンカンを体固めで破り、2−1で猪木&バックランド&長州組の辛勝に終わりました。
公式戦は藤波とサージェント・スローターの一戦、7分15秒、回転エビ固めで藤波がフォール勝ち、藤波はこの試合でリーグ戦終了。10戦5勝1反則勝ち4敗、失点21で29点となりました。スローターは12点。
シンとクリス・アダムスの公式戦は3分9秒、シンがコブラクローで快勝し31点。アダムスは5点。
第23戦、6月1日岡山武道館(観衆2,500人発表)大会。メインイベントで猪木&バックランド&ローデス組という超豪華トリオが結成され、ハンセン&ホーガン&ダンカン組と6人タッグマッチ60分3本勝負で対戦。
1本目は9分8秒、両チームリングアウトとなり1−1、決勝の2本目は5分56秒、バックランドがダンカンを回転エビ固めでフォールし猪木&バックランド&ローデス組が2−1で快勝しました。
公式戦は長州とスローターの一戦で7分32秒、長州の反則勝ち。長州は16点。スローターはリーグ戦終了、10戦2勝7敗1分、失点38の12点で着地しています。
第24戦は6月2日静岡県浜松市体育館(観衆3,800人満員発表)大会。公式戦は長州とシンが対戦、5分25秒、コブラクローでシンが勝利を収め36点。長州はリーグ戦終了、10戦2勝1反則勝ち6敗1分、失点34で16点。
シンはこのシリーズ限りで新日本プロレスを離脱、全日本プロレスへ移。長州も3年後の84年9月に新日本プロレスを離脱しジャパンプロレスとして全日本プロレスに闘いの場を移し、両者は85年5月の全日本プロレス「激震!サンダーウォーズ」でリング上で再会。
85年6月5日、愛知県体育館で4年ぶりにシングルマッチで対戦、「革命戦士」としてジャパンのトップとなった長州はシンを相手に互角のラフファイトを展開、5分49秒、ノーコンテストに終わっています。
ハンセンはマイク・マスターズを僅か17秒、ウェスタン・ラリアートからの体固めで降して37点、マスターズは0点となりました。ホーガンはアダムスを2分19秒、片エビ固めで降してリーグ戦を終了、10戦6勝1反則勝ち2敗1分、失点14の36点となりました。
浜松大会終了時点で猪木がリーグ戦終了で38点、ハンセンが残り1試合で37点、シンが残り1試合で36点であり、ホーガンの優勝決定戦進出はなくなりました。
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