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2024年06月26日23:15

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ストロング小林さん追悼最終章(729)

81年2月、メキシコ遠征中のストロング小林。日付不明ですが、アカプルコでは坂口征二&グラン浜田&小林邦昭組vsS小林&バッファロー(ブファロ)・アレン&栗栖正伸組という全員新日本プロレスという6人タッグマッチが実現。

2月27日にはアレナ・ネサワルコヨトルでアレンと組んで、タイガー・ジェット・シンからUWA世界ヘビー級王座を1年ぶりに奪い返したカネック&ドクトル・ワグナー組に敗れています。

UWA世界ヘビー級王座から離れたシンはメキシコを離れ、3月にはビル・ロビンソンとエリック・エンブリーがメキシコ、UWA入りしました。

また、同時期、全日本プロレスの「エキサイト・シリーズ」を3月3日に千葉公園体育館で終えた馬場が、UWAのオポジションである老舗EMLL(現在のCMLL、サルバトーレ・ルッタロース2世派)のリングにドリー・ファンク・ジュニアと共に登場、初のメキシコ遠征を行っています。

S小林とロビンソンは3月15日のエル・トレオ・デ・クアトロ・カミノスで6人タッグで対戦、75年12月にロビンソンが一度だけ新日本プロレスに参加した時以来5年3か月ぶりの顔合わせとなりました。

ロビンソン&エンブリー&エンリケ・ベラ組vsS小林&レイ・メンドーサ&ビジャノ�形箸裡郷優織奪哀泪奪繊�1本目はS小林がエンブリーを体固め、2本目はロビンソンがS小林を体固め、決勝の3本目はロビンソンとエンブリーが仲間割れし無効試合となっています。

一方、日本では3月6日、勝田市総合体育館から「WWFビッグ・ファイト・シリーズ第1弾」が開幕戦。タイガー・ジェット・シン、ドン・ムラコ、ペーロ・アグアヨ、フィッシュマン、アニバルの外国人がシリーズ全戦参加。序盤戦特別参加がハルク・ホーガン。

外国人ヒールサイドとして上田馬之助が中盤戦より出場。

日本側はメキシコからアメリカに渡りWWFのサーキットに入ったキラー・カーン(小沢正志)が凱旋帰国、グラン浜田が1年ぶりに帰国して参戦。しかし佐山サトルの凱旋帰国は何故か見送りとなっています。

同シリーズの目玉は新設される「初代WWFライト・ヘビー級王座決定リーグ戦」浜田、アグアヨ、フィッシュマン、アニバルにエントリーされていた佐山の代打として若手で進境著しいジョージ高野が参加、5選手による総当たりリーグ戦で上位2名により最終戦の3月26日、清水市鈴与記念体育館で優勝決定戦が行われ、初代王者が決定します。

S小林が不参加となるこのシリーズから「WWFビッグ・ファイト・シリーズ第2弾」(インターナショナル・チャンピオンシップ予選)、「第4回MSGシリーズ」、「サマー・ファイト・シリーズ」までの4シリーズの新日本プロレスのシリーズの流れはダイジェストで振り返りたいと思います。

開幕戦3月6日茨城県勝田市(現ひたちなか市)総合体育館(テレビ収録、観衆2,000人発表)大会。開幕戦から出場予定だったシンはスケジュールの都合で来日が延期されました。

メインイベントでは凱旋帰国のKカーンが猪木とタッグを組み、ホーガン&ムラコ組とタッグマッチ60分1本勝負で対戦、17分46秒、日本組の反則負け。

セミファイナルは藤波辰巳&浜田組とアグアヨ&アニバル組とのタッグマッチ45分1本勝負で11分57秒、藤波がアニバルを回転エビ固めで破りました。

WWFライト・ヘビー級王座決定リーグ戦はフィッシュマンがG高野に6分33秒、体固めでフォール勝ち。

3月9日愛知県体育館(観衆8,000人満員発表)大会。メインイベントは猪木とホーガンのノンタイトルのシングルマッチ時間無制限1本勝負、12分22秒、猪木が場外フェンス越しにホーガンを投げてしまい反則負け。

セミファイナルは坂口がムラコの挑戦を受けたWWF北米ヘビー級選手権試合60分1本勝負。IWGPに向けて返上が予定されている北米ヘビー級王座ですが坂口は攻め切れず15分6秒、両者リングアウトの引き分け。坂口は最後の防衛戦を勝利で飾れず6度目のタイトル防衛を果たしています。

3月13日、広島県福山市体育館(テレビ生中継、観衆2,600人発表)大会。メインイベントは猪木とムラコがシングルマッチ60分1本勝負で対戦し8分18秒、猪木が体固めでフォール勝ち。

セミファイナルは藤波のタッグパートナーにG高野が抜擢され、アグアヨ&フィッシュマン組とタッグマッチ45分1本勝負で対戦、8分25秒、藤波がフィッシュマンを体固めで破りました。

この日から参戦の上田はセミ前でKカーンとシングルマッチ30分1本勝負で対戦、7分46秒にKカーンの反則負け。WWFライト・ヘビー級王座決定リーグ戦は浜田がアニバルを9分51秒、ウラカン・ラナ(前方高角度回転エビ固め)で降しています。

3月20日、福島県会津体育館(テレビ生中継、観衆3,500人満員発表)大会。メインイベントは坂口&長州力組の北米タッグ王座に、前日の19日、愛知県豊橋市体育館から参戦したシン&ムラコ組が挑戦した60分3本勝負。北米タッグ王座もIWGPに向けて返上が予定されており、坂口&長州組はこれが最後の防衛戦。

1本目は6分48秒、坂口とシンが両者リングアウトとなり1−1、決勝の2本目は5分13秒、坂口がムラコを逆エビ固めでギブアップさせ、2−1で坂口&長州組が13度目のタイトル防衛に成功しました。

セミファイナルは猪木&藤波組がアグアヨ&フィッシュマン組とタッグマッチ60分1本勝負で対戦、猪木とアグアヨ、フィッシュマンでは身体のサイズが違いすぎ、試合にならない感じでした。

75年1月の「新春黄金シリーズ」にウラカン・ラミレスが初来日しましたが、当初は新日本プロレス側が「第2のミル・マスカラス」を目論んで、ポスター写真の扱いを大きくしたものの、いざ来てみたら思いのほか小さく、メイン戦線から外したのを思い出しました。試合は9分49秒、猪木がフィッシュマンを体固めでフォールしています。

Kカーンと上田の前週の再戦は7分3秒、Kカーンの反則勝ちに終わっています。これで両者の対戦成績は1反則勝ち1反則負けの五分となりました。

シリーズ最終戦は3月26日、静岡県清水市(現静岡市清水区)鈴与記念体育館(テレビ収録、観衆4,000人超満員発表)大会。

メインイベントは猪木&Kカーン組がシン&上田組と対戦したタッグマッチ60分1本勝負。この試合、Kカーンが上田を僅か49秒、アルゼンチン・バックブリーカーでギブアップさせて猪木がほとんど出る幕のない秒殺勝利。

セミファイナルは藤波に木村健吾が挑戦したWWFジュニア・ヘビー級選手権試合60分1本勝負で14分36秒、両者リングアウトの引き分け。藤波は20度目のタイトル防衛に成功しています。

セミ前は初代WWFライト・ヘビー級王座決定リーグ戦優勝決定戦60分1本勝負。リーグ戦1位、4戦3勝1リングアウト勝ち、失点1で無敗、19点の浜田2位、4戦3勝1敗、失点5で15点のアグアヨの終生のライバル同士の一戦。

両者の公式戦は3月23日、新潟県新発田市体育館(観衆2,500人発表)で行われ10分54秒、プランチャを決めた浜田がリングアウト勝ちしています。


14分58秒、アグアヨがダイビング・セントーンからの体固めを決めて勝利。公式戦で敗れた借りを返すとともに記念すべき初代王者に輝きました。

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