81年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」ば福岡、岡山、大阪ときて北海道へ上陸、まさに日本縦断ツアー、第23戦、2月6日、札幌中島体育センター(テレビ生中継、観衆5,500人満員発表)大会。
メインイベントはタイガー・ジェット・シンのUWA世界ヘビー級王座に前王者猪木が、リターンマッチを挑んだ60分1本勝負。40℃の高熱に見舞われて闘った2日前、2月4日、大阪府立体育会館でのケン・パテラとのNWFヘビー級選手権試合よりテレビ放送はこちらの方が先であり、猪木のコンディションが心配されましたが、中1日の移動日で回復したか、思ったより動きは悪くありませんでした。
しかし十分とはいえない体調、シンがコブラクロー、トーキック、凶器攻撃と猪木を苦しめていきましたが猪木は延髄斬りで突破口を見出すと、シンの右腕を肩の上に担いでショルダー式アームブリーカー、さらにコーナーマットを外して剥き出しになった金具にシンの右腕を固定して痛めつけていきます。
IWGPを提唱した猪木にもはやメキシコのローカル団体UWAのベルトには興味が失せたか、前80年10月24日、那覇市奥武山体育館で王座転落した時と同じような展開になり、12分13秒、猪木がまたも反則負け、シンがタイトル防衛に成功しています。
セミファイナルは坂口征二&藤波辰巳組とパテラ&ボビー・ダンカン組が対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は16分13秒、ダンカンが藤波を体固め、2本目は2分、藤波がダンカンを回転エビ固め、決勝の3本目は3分13秒、両チームリングアウトとなり1−1の引き分けに終わりました。
この日の「ワールドプロレスリング」生中継は上記2試合が放送され、メインのシンvs猪木は試合の途中で放送時間が終了、翌週2月13日の番組の冒頭でフィニッシュシーンが放送されました。
ストロング小林はセミ前に出場、バッドニュース・アレンとシングルマッチ30分1本勝負で対戦、8分44秒に反則勝ち。
長州力&木村健吾組とアファ・アノアイ&シカ・アノアイのザ・サモアンズ1&2号のタッグマッチ30分1本勝負は9分23秒、1号が木村健を体固めでフォールしました。
ジ・エンフォーサーは星野勘太郎を8分54秒、片エビ固めで破り、木戸修はトム・プリチャードに8分33秒、首固めでフォール勝ち。永源遙&前日明(日明)組vs藤原喜明&ジョージ高野組は11分14秒、藤原が前田を体固めで破りました。
この日、シンは上田馬之助やサモアンズ1&2号らと共に昼間から酒を飲み、札幌のストリップ劇場(札幌コマ劇場)で乱闘事件を起こしました。シンがサモアンズをけしかけて(マナ●ショーか?)舞台に上げようとしたところ、他の客とイザコザを起こし、警察官が駆け付けたという事件がありました。
リングを降りれば紳士のシンも昼間から酒飲んでいい気分で羽目を外したか?
第27戦、2月7日、函館市民体育館(観衆4,800人超満員発表)大会。メインイベントは猪木&坂口&長州組がダンカン&サモアンズ1&2号組と6人タッグマッチで対戦。
1本目は11分6秒、両チームリングアウトで1−1、決勝の2本目は4分19秒、猪木が1号を体固めで破り、2−1で猪木&坂口&長州組の勝利となりました。
セミファイナルは藤波とシンのシングルマッチ45分1本勝負、4分1秒、藤波の反則勝ち。
S小林はセミ前に出場、エンフォーサーとシングルマッチ30分1本勝負で対戦し8分22秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。
パテラは永源を4分44秒、片エビ固めで破り、木村健&星野組vsアレン&プリチャード組は13分13秒、星野が首固めでプリチャードからフォール勝ち。
木戸はG高野を12分8秒、片エビ固めで降し、藤原は前田を11分12秒、体固めで撃破、荒川は平田淳二に10分18秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ちしています。
北海道は2大会のみで東北へ。第28戦は2月8日、青森県浪岡町体育館(観衆1,800人満員発表)大会。メインイベントは猪木&長州組がシン&アレン組と対戦。
1本目は8分30秒、日本組の反則勝ち、2本目は2分45秒、猪木がアレンを体固めに決めて反則含みながら猪木&長州組が2−0のストレート勝ちを収めました。
セミファイナルは藤波とパテラのシングルマッチ45分1本勝負で11分52秒、両者リングアウトの引き分け。
セミ前が、坂口&S小林組vsサモアンズ1&2号のタッグマッチ30分1本勝負で9分10秒、日本組の反則勝ちとなりました。
ダンカンは木戸に4分23秒、体固めで勝利、エンフォーサーは木村健に8分2秒、体固めでフォール勝ち。プリチャードはG高野を10分54秒、体固めで撃破しました。
星野&平田組vs永源&藤原組は17分5秒、藤原が平田を体固めで降し、永源&藤原組の勝ちとなりました。
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