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2024年03月28日20:17

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ストロング小林さん追悼(639)

また、参加メンバーとしては名前が入っていませんが、前79年9月、新日本プロレスのブッキングで国際プロレスの「ダイナマイト・シリーズ」に参戦、そのまま11月の「デビリッシュ・ファイト・シリーズ」に連続参戦した上田馬之助がタイガー・ジェット・シン来日に合わせて新日本プロレスマットに戻って来るという情報もあり、上田の動きからも目が離せないです。

日本側は、1月に猪木に直訴してフロリダのカール・ゴッチ道場に修行に出ていた藤原喜明が関節技の奥義を伝授されて半年ぶりに帰国。また、小林邦昭はメキシコ、アメリカへの武者修行に出て不在になります。

主要会場は開幕戦は6月19日高崎市体育館、テレビ中継での第1戦は6月20日大宮スケートセンター、6月25日函館市民体育館、6月27日苫小牧市総合体育館、7月2日札幌中島体育センター、7月4日帯広市総合体育館、7月10日福島市体育館、7月16日大阪・臨海スポーツセンター、7月17日蔵前国技館、7月23日北九州市西日本総合展示場、シリーズ最終戦は7月25日、倉敷市営体育館。

シリーズのタイトルマッチ、ビッグマッチは6月25日、函館市民体育館で坂口征二&長州力組の北米タッグ王座にバッドニュース・アレン&ゲシュタポ組が挑戦、7月2日、札幌中島体育センターで藤波辰巳のNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座にジョニー・マンテルが挑戦。

7月17日、蔵前国技館では猪木にシンが挑戦するUWA世界ヘビー級選手権試合と藤波にキース・ハートが挑戦するWWFジュニア・ヘビー級選手権試合が行われます。

全日本プロレスとの興行戦争ですが、全日本プロレスは6月12日、岐阜市民センターで「スーパー・パワー・シリーズ」終了後、馬場と鶴田が6月22日ミネソタ州ミネアポリス・オーデトリアム、6月28日ミシガン州デトロイト・コボ・コンベンションセンター、6月29日カナダ・トロント・メープルリーフガーデンと大規模な北米サーキットを敢行。

7月11日、津島市民会館なら「サマー・アクション・シリーズ」が開幕。ブルーザー・ブロディ、アーニー・ラッド、ドン・デヌーチ、パンピロ・フィルポ、リック&ジョンのデビッドソン・ブラザーズ、デビット・サンマルチノの外国人レスラーが参加。

日本側は77年7月に全日本プロレス入り、基礎を学んだ後アメリカ、プエルトリコに武者修行に出ていた元トンガ力士、福ノ島のプリンス・トンガ(キング・ハク)が参戦。

北陸、東海、関東を中心としたシリーズで後楽園ホールは7月20日とシリーズ最終戦8月7日の2度開催となり、大会場での開催はありません。

80年新日本プロレス「サマー・ファイト・シリーズ」開幕戦は6月19日、群馬県高崎市体育館(観衆2,400人発表)大会。この日からリングサイドと客席の間に場外フェンスが設置されました。

メインイベントは猪木&藤波&木戸修組とシン&ゲシュタポ&Jマンテル組が対戦。シンの横にはワイシャツにズボンの私服姿の上田が寄り添って入場してきました。1本目は11分27秒、日本組の反則勝ち、2本目は3分18秒、藤波がゲシュタポを回転エビ固めで破り、猪木&藤波&木戸組が反則含みながら2−0のストレート勝ち収めています。

上田は「シンのマネージャー」を自認し、シリーズについていくと宣言しました。

セミファイナルは坂口とアレンのシングルマッチ45分1本勝負で8分29秒、坂口の反則勝ち。

セミ前にキース&ブレットのハート兄弟が登場、星野勘太郎&ジョージ高野組と対戦、13分14秒、ブレットが星野をエビ固めでフォールしました。

ストロング小林は剛竜馬を11分16秒、逆エビ固めで破り、長州は木村健吾を8分17秒、首固めで撃破、約半年ぶりの日本マットとなる藤原は平田淳二に7分54秒、体固めでフォール勝ちしています。

第2戦、6月20日、埼玉県大宮スケートセンター(テレビ生中継、観衆2,800人満員発表)大会。この日の「ワールドプロレスリング」内で場外フェンス設置に関する説明と新体制について実況の古舘伊知郎アナウンサーから説明がありました。

場外フェンス設置はリング下での場外乱闘から観客を守る為とのことで、相手を「故意に」場外フェンス越しに投げたら反則負け。観客を守る、というのは建前でWWFとの提携強化により大物外国人レスラーを多数、招聘するようになった新日本プロレスも全日本プロレス同様、不透明決着を容認せざるを得なくなったことに起因するかと思われます。

このシリーズから「魔のフェンスアウトルール」が始まることになる訳です。

また、猪木のワンマン団体から複数スター選手制に移行していた「ワールドプロレスリング」も正味45分の本編に3試合詰め込まなければならない機会が増え、放送時間内に3試合入れる為の苦肉の策でもあるでしょう。

このシリーズから新日本プロレスでは新たに「審判部」を創設、審判部長には引退した山本小鉄が就任したと発表されています。

大宮大会メインイベントは猪木&長州組がシン&Jマンテル組と対戦、シンはこの日もマネージャーの上田に先導されて入場。1本目は11分52秒、猪木とシンが両者リングアウトとなり1−1、決勝の2本目は3分1秒、シンがコブラシザース(首4の字固め)で長州からレフェリーストップ勝ちを奪い2−1でシン&Jマンテル組の勝利。

セミファイナルは藤波とゲシュタポのシングルマッチ45分1本勝負で6分54秒、藤波が後方回転エビ固めでフォール勝ちしています。

セミ前はキース&ブレットのハート兄弟と木村健&G高野組の対戦、13分43秒、ブレットがドリルアホール・パイルドライバーからの体固めでG高野を降しました。この日のテレビ生中継は上記3試合を放送。

S小林はアレンとシングルマッチで対戦し、8分12秒に反則勝ち。坂口は木戸に7分16秒、体固めでフォール勝ちしました。

星野と剛の一戦は11分22秒、逆さ押さえ込みで星野に軍配が上がりました。永源vs藤原は9分15秒、首固めで藤原が先輩の永源からフォール勝ちを奪っています。

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