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2024年03月09日18:25

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ストロング小林さん追悼(620)

80年新日本プロレス「第3回MSGシリーズ」第6戦は5月1日、長崎国際体育館(観衆2,800人発表)大会。メインイベントは猪木&坂口征二組の黄金コンビがスタン・ハンセン&バッドニュース・アレン組と対戦する豪華カード。ジョニー・パワーズが下り坂となってしまった今シリーズ、日本側と外国人側「フル参戦組」のタッグ頂上対決と言えます。

1本目は11分21秒、両チームリングアウトで1−1、決勝の2本目は3分4秒、猪木がアレンを体固めで破り、2−1で黄金コンビが快勝しています。

セミファイナルは藤波辰巳とティト・サンタナのフレッシュなシングルマッチ45分1本勝負、9分51秒、回転エビ固めで藤波のフォール勝ち。

ストロング小林はセミ前でウィリエム・ルスカと対戦、前日の福江大会でハンセンに惨敗した鬱憤を晴らすかのように9分38秒、S小林の反則負け。前79年にルスカがヒールサイドで試合をしていた時には頸動脈絞め(窒息絞め)で負けてばかりでしたから、やはり、この年のS小林は一味違いました。

パワーズは長州力に12分45秒、リングアウト勝ち。予選トーナメント1回戦、30分1本勝負、チャボ・ゲレロが星野勘太郎を回転エビ固めで降して2回戦ヘ進出。

スティーブ・トラビスは永源遙を7分10秒、首固めで破り、木村健吾と剛竜馬の興味深いシングルマッチは20分時間切れ引き分けとなりました。

第7戦は5月2日、佐賀スポーツセンター(テレビ生中継、観衆2,600人発表)大会、メインイベントは翌週の5月9日、福岡スポーツセンターにて行われるNWFヘビー級、WWFジュニア・ヘビー級2大タイトルマッチダブル前哨戦、猪木&藤波組の師弟タッグとハンセン&チャボ組が対戦。

1本目、藤波が場外のハンセンめがけてのドラゴン・ロケット、しかしこれをハンセンはガッチリ受け止め、藤波の身体を横抱きにして場外の鉄柱へ背骨を何回も叩きつけていきます。藤波はやられるがまま…。レフェリーの場外カウントが進み、1本目は17分36秒、藤波とハンセンが両者リングアウトとなり、1−1。決勝の3本目は藤波が腰のダメージから場外で立ち上がれず、27秒、藤波がハンセンにリングアウト負け。

2−1でハンセン&チャボ組が勝ち、藤波は翌週に控えたチャボとのタイトルマッチに黄信号が点滅しました。

セミファイナルは予選トーナメント2回戦(30分1本勝負)、1回戦で剛を破った長州と木村健を破ったトラビスが対戦。地力で優る長州がトラビスを圧倒、8分28秒、サソリ固めでギブアップ勝ちを奪い、長州がハンセンに次いで決勝リーグ戦に進出しました。

この日の「ワールドプロレスリング」生中継はメインとセミの2試合が放送されています。

この日行われる予定だった坂口とルスカの予選トーナメント1回戦はルスカが前日1日の長崎大会でのS小林戦で腰の亜脱臼を起こして欠場、坂口が不戦勝で2回戦に駒を進めました。

坂口は代わりにセミ前で同じ柔道からプロレスに転向したアレンとシングルマッチで対戦し、7分48秒、反則勝ち。S小林は予選トーナメントで勝ったパワーズと対戦しましたが、9分16秒、足8の字固め(パワーズ・ロック)を決められてしまいギブアップ負けを喫しました。

サンタナは木戸を14分55秒、片エビ固めで破り、星野は剛に14分12秒、首固めでフォール勝ち。

第8戦、5月3日、鹿児島県川内(せんだい)市体育館(観衆2,700人満員発表 )大会。メインイベントは猪木&長州組がハンセン&アレン組と対戦。1本目は3分3秒、ハンセンが長州を体固め、2本目は6分22秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は3分20秒、長州がアレンをサソリ固めでギブアップさせ、反則含みながら猪木&長州組が2−1で勝利を飾りました。

セミファイナルは予選トーナメント2回戦30分1本勝負、1回戦でアレンに勝った藤波と星野を降したチャボが5月9日のWWFジュニア・ヘビー級選手権試合本番を前に公式戦で対戦、前日の佐賀大会で腰をハンセンに痛めつけられた藤波は動きに精彩がなく、12分21秒、チャボがリングアウト勝ちで決勝リーグ戦進出。

坂口はサンタナを9分17秒、逆エビ固めで破り、S小林はトラビスを9分29秒、カナディアン・バックブリーカーで撃破、パワーズは初対決の剛を10分11秒、足8の字固め(パワーズ・ロック)でギブアップさせました。

木村健&木戸組vs星野&永源組のタッグマッチは20分時間切れ引き分け。5分間の延長戦も時間切れとなりました。

第9戦、5月4日、大分県豊後竹田市民会館前広場特設リング(観衆1,100人発表)大会。メインイベントは猪木&木村健&星野組とハンセン&チャボ&サンタナ組の6人タッグマッチ。1本目は7分19秒、ハンセンが木村健を体固め、2本目は6分10秒、両チームリングアウトで1−1となり、2−1でハンセン&チャボ&サンタナ組に凱歌が上がっています。

セミファイナルは藤波とトラビスのシングルマッチ45分1本勝負で8分55秒、片エビ固めで藤波のフォール勝ち。

セミ前が予選トーナメント2回戦30分1本勝負、1回戦でルスカに不戦勝の坂口と再戦の末永源を破った木戸の一戦、11分6秒、坂口が片エビ固めで貫禄勝ちし、決勝リーグ戦への進出が決定しました。

先ずは2回戦まで勝ったハンセン、長州、チャボ、坂口の4人が決勝リーグ戦へ駒を進めており、以後は敗者復活戦で残る3選手が決勝リーグ戦進出を争うことになります。

S小林はアレンに9分4秒、反則負け。剛は永源を12分32秒、体固めで降しました。

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