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2024年03月04日19:52

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ストロング小林さん追悼(615)

80年新日本プロレス「第3回MSGシリーズ」特別参加外国人のプロフィールです。

中盤戦(5月13日宇部市俵田翁記念体育館〜6月5日蔵前国技館)から特別参加、初来日の「超人」「インクレディブル」ハルク・ホーガンは本名テリー・ジーン・ボレア。1953年8月11日 、ジョージア州オーガスタ生まれ、フロリダ州タンパ出身の当時26歳、来日当初は、1955年8月11日カリフォルニア州ベニスビーチ出身という触れ込みでした。

少年時代のホーガンは圧倒的な体格を生かし、野球のリトルリーグでは強打者として活躍していましたが、太り過ぎており足が遅く、他のスポーツは苦手でだったと言います。高校時代にボディビルで体を鍛える一方音楽を始め、南フロリダ大学時代から「ラッカス」というロックバンドのベーシストとして活躍。

元々、プロレスファンだったホーガンはスーパースター・ビリー・グラハムに憧れ、自身の巨体とロックバンド時代に培った観客とのやり取りのパフォーマンス術を活かすべく、プロレスラーになることを決意。

Bグラハムには弟子入りを断られるも、NWAフロリダ地区のCWF(チャンピオンシップ・レスリング・フロム・フロリダ)の代表プロモーターだったエディ・グラハムの息子マイク・グラハムを介してヒロ・マツダのコーチを受けました。

「こいつはモノにならん」とプロレスラーになるのを諦めさせるためマツダから厳しいシゴキを受け、スパーリングで足を骨折させられたこともありましたが、1977年8月にマスクマンのスーパー・デストロイヤーを名乗り、ブライアン・ブレアーを相手にデビュー。

以後、テリー・ブルドー、スターリング・ゴールデンどのリングネームを用い、Bグラハムのフォロワーであるマッチョ系の新鋭レスラーとして、アラバマのサウスイースタン・チャンピオンシップ・レスリング、テネシーのコンチネンタル・レスリング・アソシエーション、ジョージアのジョージア・チャンピオンシップ・レスリングなど、南部の各プロモーションをベビーフェイスのポジションで渡り歩きました。

アラバマでは78年6月にオックス・ベーカーから南部版のNWAサウスイースタン・ヘビー級王座を獲得。12月にはディック・スレーターを破り北部版の同王座も獲得。79年5月〜7月にかけてはモービルおよびドーサンにて、当時ハーリー・レイスが保持していたNWA世界ヘビー級王座に度々挑戦。

テネシーでは同年5月21日、メンフィスのミッドサウス・コロシアムで同地区の英雄的存在だったジェリー・ローラーとタッグを結成、ジョージアでは10月19日にアトランタのオムニセンターでスタン・ハンセンと初対決。

同時期、人気テレビドラマ「超人ハルク」主演俳優のルー・フェリグノと同じカメラに収まる機会があり、トップ・ボディビルダーのフェリグノより巨大な肉体が評判となりました。これを機に、超人ハルクにあやかりザ・ハルクをニックネームに用いるようになったとのことです。

同業レスラーの嫉妬による虐めがあり、一時はプロレス界を離れ港湾労働者に転じていたこともあったが、テリー・ファンクやジャック・ブリスコ、ジェリー・ブリスコらに激励されて、プロレス界に復帰、WWF入りのきっかけを掴みました。

79年12月、WWFに初登場。ビンス・マクマホン・シニアの提案でハルク・ホーガンとリングネームを改め、フレッド・ブラッシーをマネージャーに迎え、日本から猪木、坂口征二、藤波辰巳、長州力が参戦した12月17日、ニューヨークMSGでテッド・デビアスを僅か9秒、ベアハッグでギブアップさせて勝利。

以後、アンドレ・ザ・ジャイアントの巨体に対抗できる超大型のヒールとしてトップ戦線で活躍。ゴリラ・モンスーン、ティト・サンタナ、ドン・デヌーチ、レネ・グレイ、ジョニー・ロッズ、カルロス・ホセ・エストラーダ、イワン・プトスキー、パット・パターソンらを相手にデビュー戦から20数連勝という戦績を残し、今回待望の初来日となりました。WWFでのマネージャー、ブラッシーも一緒に来日します。

後半戦(5月23日宮城県迫町体育館〜6月5日蔵前国技館)まで特別参加がWWFヘビー級王者ボブ・バックランド。

前79年12月17日、MSGでボビー・ダンカンを王座決定戦で破りWWFヘビー級王座に返り咲いたバックランドは80年に入り、ケン・パテラ、ワイルド・サモアンズ2号(シカ・アノアイ)、ワイルド・サモアンズ1号(アファ・アノアイ)を相手にMSGで防衛を重ね、4月16日にはフロリダ州マイアミビーチ・コンベンションセンターで前王者、猪木のリターンマッチを反則勝ちで退けて防衛に成功。

今回は猪木との防衛戦はありませんが、参加外国人レスラーが豪華なだけにダスティ・ローデス、ハンセン、ホーガンらと夢の対決が期待されます。

第1回大会ではタッグを組んだアンドレとは共闘か、対戦か?また、ヘビー級一流レスラーとも互角に闘える藤波との「2階級王者対決」も実現するか非常に楽しみではあります。
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