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2024年02月14日07:25

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週プロ流智美あの日あの時予想2023年総括(37)

第306戦、9月13日発売号●【予想】馬場、未来日のシークとインター王座初の海外防衛戦、インターナショナル選手権試合、馬場vsザ・シーク(69年ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアム)【正解】突如エース不在となった興行の穴埋め、補填策、猪木&大木金太郎&ミツ・ヒライ組vsザ・ブッチャー&ダン・ミラー&ドン・ダフィ(69年日本プロレス熱海後楽園ホテル)

【参考】2017年9月13日発売号は凱旋帰国したグレート小鹿が大暴れ!サムソン・クツワダvsアブドーラ・ザ・ブッチャー※小鹿乱入(74年全日本プロレス後楽園ホール)

2017年9月13日発売号、第2戦の予想●は今回の予想に同じ※対戦成績は2戦2敗。

【予想解説】65年11月24日、大阪府立体育会館でのディック・ザ・ブルーザーとの王座決定戦を制し、復活インターナショナル王者となった馬場は日本プロレスのエースに君臨、馬場時代が幕開けしました。馬場は快進撃を続け、力道山が築いたインターナショナル王座19回連続防衛を超える21回連続防衛に成功しています。

68年6月25日、愛知県体育館でボボ・ブラジルに敗れ一度は王座を失うも2日後の27日、蔵前国技館でベルトを奪回。その後は11回の連続防衛に成功。

一方で69年は3連覇してきた「第11回ワールド・リーグ戦」に猪木が初優勝、NETの中継も始まり、日本プロレス復帰して3年目、馬場に追いつけ追い越せで急速な追い上げを見せて来ていた時期でもありました。

そんな中、馬場は、師匠である力道山が成し得なかった「海外マットでのタイトル防衛」をするべく敵地ロサンゼルスに乗り込みました。現地で馬場を待ち受けていたのはこの時点でまだ未来日、「まだ見ぬ強豪」の最有力候補の1人、アラビアの怪人ザ・シーク。

1本目は49秒、シークがラクダ固め、2本目は1分20秒、馬場が体固め、決勝の3本目は2分58秒、馬場が反則勝ちを拾い、12度目の防衛に成功、3本併せて試合時間5分足らずという、シークスタイルは貫き通しました。

【正解解説】 今回の正解は予想の留守部隊のお話し。馬場のロサンゼルスでのインターナショナル王座防衛戦は開催まで1か月を切った8月18日に急遽決まったもの。

AWAがロサンゼルスに殴り込み、レスリングウォーを仕掛けて来ることが発表され、NWA本部からの要請で馬場の海外遠征が決定。国内はシリーズ中であり、短期間馬場は日本マットを留守にすることに。

興行をプロモーターに売る時点では馬場が出ないとはわかっておらず、「エース不在」の興行が数大会出ることになる訳です。興行を買った側からすれば馬場が出ないとなると集客に響くのは間違いなく、「売り興行の値段を下げろ」と言ってきても良さそうなモノですが、当時の日本プロレス人気は凄まじく、「そんなことを言ってきたら、2度と興行は売らない」という勢いであり、文句を言えるプロモーターはいなかったようです。 

本稿の熱海後楽園大会とは別の話ですが、流さん既知の水戸のプロモーターは「日本プロレス時代に馬場さんが出ない興行を買ったことがあったが、値引き交渉など出来ない、黒字を出すのは大変だった。馬場さんがいない時に猪木さん以下の選手が試合前にサイン会と握手会をやってくれたのは有り難かった。猪木さんは笑いながら『旅館を3時間早く出ればいいだけですよ』と言ってくれましたが、あれは嬉しかったですよ」と述懐しています。

そのプロモーターは猪木が新日本プロレスを旗揚げしてからは新日本プロレスの興行一本に絞って買ったといいます。

熱海後楽園大会のメインイベントは猪木&大木&ヒライ組vsザ・ブッチャー(ドン・ジャーデン、ザ・スポイラー、スーパー・デストロイヤー。アブドーラとは別人)&Dミラー&ダフィ組の6人タッグマッチ。

1本目は15分36秒、Dミラーがヒライを体固め、2本目は6分18秒、ヒライがダフィを体固め、決勝の3本目は9分24秒、大木がDミラーを体固めで破り、2−1で猪木&大木&ヒライ組が勝利を飾りました。

本文の内容は熱海後楽園大会とは直接関係ない部分が大半でしたが猪木のいい話を読むことが出来たのは良かったと思います。

※対戦成績は306戦54勝252敗、勝率176。
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