ダスティ・ローデスは76年に入ってからも、フロリダ地区のベビーフェイスとして定着、NWA世界ヘビー級王者のテリー・ファンク、77年2月6日、カナダ・トロントでテリーを破ってNWA世界ヘビー級王者となったハーリー・レイスに何度も挑戦果たした他、
迎え撃ったヒールはドリー・ファンク・ジュニア、モンゴリアン・ストンパー、アーニー・ラッド、キング・イヤウケア、ザ・シーク、ミズーリ・モーラー(ロッキー・ハミルトン)、レイ・スチーブンス、ジ・アサシン(トーマス・リネストウ)、オックス・ベーカー、ボビー・ダンカン、キラー・カール・コックス、キラー・カール・クラップ、ブラックジャック・マリガン、ラーズ・アンダーソン、ザ・スポイラー(ドン・ジャーデン)、ボブ・ループ、ボブ・オートン・ジュニア、ジョー・ルダック、エリック・ザ・レッド、レロイ・ブラウン、ドン・ムラコ、イワン・コロフ、ニコリ・ボルコフ、バロン・フォン・ラシク、マサ齋藤ディック・スレーター、アレックス・スミルノフ、ブルーザー・ブロディ、ビッグ・ジョン・スタッド、ロン・バス、マーク・ルーイン、ケビン・サリバン、エイドリアン・ストリートと枚挙にいとまがありません。
また、ジョージア地区でもアブドーラ・ザ・ブッチャー、スタン・ハンセン、マスクド・スーパースター、ブラックジャック・ランザ、ジン・アンダーソン、オレイ・アンダーソン、ロディ・パイパーらと抗争を展開し同地区のヒーロー、ジミー・カーター元米大統領と親交があったミスター・レスリング2号(ジョニー・ウォーカー)、かつての抗争相手だったワフー・マクダニエルともタッグを組み活躍しました。
ローデスの優先ブッキング権を持つフロリダのエディ・グラハムとニューヨークのビンス・マクマホン・シニアの関係からWWWF(WWF)にもゲスト参戦。77年9月26日と10月24日にはMSGでスーパースター・ビリー・グラハムのWWWFヘビー級王座に連続挑戦しています。
79年8月21日、フロリダ州タンパでレイスを破り、NWA世界ヘビー級王座を獲得、第53代王者となりましたが、5日後の8月26日、フロリダ州オーランドでレイスのリターンマッチに敗れて王座転落、5日天下に終わっていますが、当時既に、新日本プロレスへの初参戦が情報としてマスコミに報道されており、短期間とはいえ、このタイトル交代劇は強烈なインパクトを与え、猪木と新日本プロレスには追い風になりました。
今回ローデス招聘にこぎつけたのは新日本プロレスのブッカーをしていたヒロ・マツダとエディ・グラハムのフロリダルートによるものでしたが、この年新日本プロレスは4月のジャック・ブリスコに次いで、セミリタイア状態だったルー・テーズを除いては2人目の前現NWA世界ヘビー級王者を呼んだことになります。
猪木、藤波辰巳、長州力とは初対決、坂口征二とはテキサス時代に対戦、ストロング小林とは国際プロレス時代に対戦経験あり。新日本プロレスが初めて迎える紛れもない超大物、ストロングスタイルの新日本プロレスに新たな旋風を巻き起こすことが出来るか、まさに注目です。
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