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2023年10月10日17:22

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ストロング小林さん追悼(530)

馬場は79年は8月31日、大阪府立体育会館でのアブドーラ・ザ・ブッチャー戦以外はPWFヘビー級王座防衛戦はやっておらず、次の防衛戦は翌80年1月22日、長野・諏訪湖スポーツセンターでのブルーザー・ブロディ戦になりますが、一般的にタイトルマッチの防衛期限は3か月から半年と言われており、そのあたりは団体のオーナー権限でどうにでもなるのでしょう。

大阪大会セミファイナルはミル・マスカラスとカルロス・コロンのシングルマッチ45分1本勝負が組まれてマスカラスの反則勝ち。

9月6日、滋賀県大津市皇子が丘体育館(テレビ収録、観衆3,800人発表)大会ではマスカラスが馬場&鶴田組の全日本プロレス師弟コンビとトリオを結成、ブッチャー&ボボ・ブラジル&コロン組のブラック・パワートリオと対戦。

1本目はコロンが馬場にリングアウト勝ち、2本目馬場がコロンを片エビ固め、決勝の3本目は鶴田がブラジルを羽交い絞め、そこへマスカラスがダイビング・ボディアタックを決め、マスカラスがブラジルをフォール。2−1で馬場&鶴田&マスカラス組のトリオが快勝しました。

9月12日、鹿児島県立体育館(観衆3,500人発表)大会ではタイガー戸口が日本陣営として初のシングルでのメインイベント、つまり一番最後に入場してくる大トリとして登場。ちなみにこの時戸口の入場時にかけられたテーマ曲は寺内タケシ演奏の「タイガーマスク」で後に2代目タイガーマスクのテーマ曲として使用されることになります。

ブッチャーとシングルマッチ60分1本勝負で対戦しましたが、ブッチャーは場外でダウンした戸口にジャンピング・エルボードロップ、ようやく上がって来たところをブッチャーはソバット、地獄突きで再び場外に落としブッチャーのリングアウト勝ちに終わりました。

シリーズ最終戦、9月13日、大分県立総合体育館(観衆3,800人発表)大会では馬場&鶴田組の保持するインターナショナル・タッグ王座にブッチャー&ブラジル組が挑戦。

1本目は両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は馬場が単独での16文キック、さらに鶴田とツープラトンでのカウンターキック(ビッグブート)を決めて馬場がブラジルを片エビ固め。2−1で馬場が&鶴田組が9度目の防衛に成功しました。

この時55歳になっていたブラジルの衰えは年々増していき、この時が最後の来日となりました。

新日本プロレスの「ブラディ・ファイト・シリーズ」より2週間早く始まり3週間早く閉幕。この年の新日本プロレスは年間6シリーズ制、全日本プロレスは通常通り8シリーズを開催しています。

新日本プロレスとは九州、東北ツアーでニアミス日程があったものの同一会場での興行開催はなく東京大会は新日本プロレスは10月4日、蔵前国技館のみで全日本プロレスは8月17日、後楽園ホール大会のみでした。

大阪府立体育会館が全日本プロレスが8月31日、1か月以上間隔が空いて新日本プロレスが10月2日の開催。先攻の全日本プロレスは馬場vsブッチャーのPWFヘビー級選手権試合をメインにセミがマスカラスとコロンのシングルマッチで5,000人と満員マークはつかず。

後攻の新日本プロレスは藤波辰巳に剛竜馬が挑戦したWWFジュニア・ヘビー級選手権試合と猪木vsタイガー・ジェット・シンのノンタイトル戦で6,000人満員発表。僅差で新日本プロレスが勝利を収めた感じでしたが、全日本プロレスは8月22日、マスカラスとブッチャーのシングルマッチで8,800人超満員発表もの大観衆を動員したことは特筆すべきでしょう。
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