北海道サーキット中の79年新日本プロレス「サマー・ファイト・シリーズ」も後半戦。第21戦は7月19日標津郡中標津町体育館(観衆2,200人満員発表)大会。
メインイベントは猪木&長州力組がクレイジー・レロイ・ブラウン&マサ齋藤組と対戦。1本目は14分4秒、猪木とM齋藤が両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は4分39秒、猪木がM齋藤を体固めでフォールし2−1で猪木&長州組の勝利となりました。
セミファイナルは藤波辰巳とトニー・ロコのシングルマッチ45分1本勝負で12分16秒、藤波が回転エビ固めでフォール勝ち。
セミ前は今シリーズ2度目の対戦となる坂口征二と木村健吾のシングルマッチ30分1本勝負で、8分32秒、片エビ固めで坂口の貫禄勝ちとなりました。ウィリエム・ルスカは木戸修と対戦、7分5秒、窒息絞め(頸動脈絞め)によるレフェリーストップ勝ち。
ストロング小林は藤原喜明とタッグを結成し、星野勘太郎&永源遙組と対戦、15分12秒、S小林が永源を体固めで破り、S小林&藤原組が勝利を収めています。
山本小鉄とジョージ・スチールの一戦は6分24秒、体固めでGスチールの勝ち。ウルトラマンはジョージ高野を9分4秒、体固めで降しました。
7月1日の富岡、7月2日の大間々町の2大会が連続して雨天中止となったことで、翌7月3日の三条市厚生会館から19日の中標津町体育館まで、日曜日の2度に亘る昼夜ダブルヘッダー興行を入れて17日間に19連戦というハードスケジュールをこなしてきた新日本プロレスでしたが、7月20日はようやくシリーズオフ。
第22戦は7月21日、滝川市青少年体育センター(観衆2,700人満員発表)大会。この日が北海道ツアー最終日となりました
メインイベントは猪木&藤波&星野組がLブラウン&ロコ&ウルトラマン組と対戦した6人タッグマッチ。日本側、外国人側共に軽量級が2選手ずつ入りバランスのいい組み合わせとなりました。
1本目は11分4秒、ウルトラマンが星野を体固め、2本目はは3分46秒、藤波がウルトラマンを逆エビ固め、決勝の3本目は4分26秒、猪木がロコを体固めで破り、2−1で猪木&藤波&星野組が快勝しています。
セミファイナルは坂口とGスチールのシングルマッチ45分1本勝負で6分23秒、逆エビ固めで坂口のギブアップ勝ち。
S小林はセミ前でM齋藤とシングルマッチ30分1本勝負で対戦、7分52秒、逆エビ固めでギブアップ負け。7月12日、室蘭市体育館大会に次いで同じ逆エビでシングルマッチ2連敗です。一度、「番付」が入れ替わってしまうとこれを覆すというのは困難な話なのか…。
ルスカは永源に5分41秒、窒息絞め(頸動脈絞め)によるレフェリーストップ勝ち。
この日より「欧州闇の帝王」シン・リーガンが特別参加。闇の帝王の異名とは裏腹にベビーフェイスのリーガンは、長州とタッグを結成、木村健&木戸組と対戦、11分32秒、リーガンが木村健を回転エビ固めでフォールし、来日第1戦を白星で飾っています。
本州に下り、今シリーズ2度目となる東北地方ツアー、第23戦は7月22日、青森県むつ市体育館(観衆2,500人発表)大会。
メインイベントは猪木&坂口組が黄金コンビを結成し、Lブラウン&M齋藤組と対戦。1本目は16分17秒、猪木とM齋藤が両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は6分47秒、猪木がM齋藤を体固めで破り、2−1で猪木&坂口組の黄金コンビが鮮やかな勝利をあげています。
セミファイナルは藤波とGスチールのシングルマッチ45分1本勝負、4分3秒、体固めで藤波のフォール勝ち。セミ前は長州とルスカがシングルマッチ30分1本勝負負で対戦し、5分39秒、長州の反則勝ちとなりました。
S小林は木村健とのタッグでリーガン&星野組と対戦、13分26秒、リーガンに体固めでフォール負け、苦杯を喫してしまいました。シリーズ最終戦の8月2日、品川プリンスホテル・ゴールドホールで藤波のWWFジュニア・ヘビー級王座に挑戦するリーガンなので、タイトル戦本番まで負けなしのマッチメイクは解りますが、負けるのがまだ先がある木村健ではなくS小林というところに新日本プロレスの冷酷さを見た気がします。
木戸はロコに9分27秒、逆さ押さえ込みで勝利。ウルトラマンは荒川真(ドン)に8分31秒、体固めでフォール勝ちしています。
第24戦、7月23日、青森県三戸郡南部町体育館(観衆2,000人満員発表)大会。S小林はメインイベントに出場、猪木&長州とのトリオでLブラウン&M齋藤&ロコ組と対戦。1本目は10分8秒、M齋藤が長州を体固め、2本目は6分2秒、長州がM齋藤を体固め、決勝の3本目は3分11秒、猪木がロコを体固めで破り、2−1で猪木&長州&S小林組の快勝でしたが、S小林は勝敗に絡むことは出来ず。
セミファイナルは坂口vsルスカのシングルマッチ45分1本勝負で11分39秒、両者リングアウトの引き分け。
セミ前は藤波とウルトラマンのシングルマッチで9分8秒、回転エビ固めで藤波の勝利。木村健はGスチールを4分28秒、エビ固めで降しました。Gスチールは後半もあっさり丸め込まれての負けが目立ちます。
リーガンは藤原を11分27秒、体固めで破っています。この試合もじっくり観てみたかったカードです。
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