79年新日本プロレス「サマー・ファイト・シリーズ」北海道ツアー、第18戦は7月16日、網走市総合体育館(観衆2,500人発表)大会。
メインイベントは猪木&藤波辰巳&木戸修組の新日本プロレス旗揚げメンバートリオがマサ齋藤&トニー・ロコ&ウルトラマン組と対戦。1本目は9分51秒、ウルトラマンが木戸を体固め、2本目は6分3秒、木戸がウルトラマンを体固め、決勝の3本目は4分26秒、猪木がロコを体固めで破り、2−1で猪木&藤波&木戸組が勝利を飾っています。
セミファイナルは坂口征二とウィリエム・ルスカのシングルマッチ45分1本勝負、9分9秒に坂口の反則勝ち。今シリーズ、ヒールサイドとして試合をしており、フィニッシュが「下手くそなコブラクローもどき」の窒息絞めが主体のルスカとでは坂口も元柔道日本一として闘志が湧くような試合が出来なかったのでしょう。
セミ前は長州力とクレイジー・レロイ・ブラウンのシングルマッチ30分1本勝負で4分9秒、Lブラウンが体固めでフォール勝ち。明日に控えた坂口とのNWF北米ヘビー級選手権試合に向けて、フォール、ギブアップの「一本負け」なしで臨みます。
ストロング小林はジョージ・スチールを6分34秒、ラクダ固め(キャメルクラッチ)でギブアップさせ、星野勘太郎は永源遙に19分17秒、体固めでフォール勝ち、木村健吾はこれより13年後に「平成維震軍」で共闘することになる小林邦昭を11分、体固めで降しました。
7月6日付(5日発行)の東京スポーツで8月26日、日本武道館で行われる「プロレス夢のオールスター戦」のメインイベントが「馬場&猪木組のBI砲に決定」と報じられたのと同時にファン投票により対戦チームが選出されることとなりました。
ハガキでの応募で1人3チームまでを記入する訳ですが、投票は15日着分で締め切られ、68,445通の応募があり1位が全日本プロレスと新日本プロレスのトップヒール外国人コンビ、アブドーラ・ザ・ブッチャー&タイガー・ジェット・シン組(41,153票)、2位がドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクス(40,876票)、3位が鶴田&藤波組(34,405票)という結果となり、オールスター戦のメインイベントは馬場&猪木組vsブッチャー&シン組の夢のタッグマッチに決定しています。
第19戦、7月17日、釧路市厚生年金体育館(テレビ収録、観衆3,800人発表)大会。メインイベントは坂口にLブラウンが挑戦したNWF北米ヘビー級選手権試合61分1本勝負。試合はパワーとパワーが真正面からぶつかり合う白熱した好試合となりました。
坂口はジャンピング・ニーアタックでLブラウンをダウンさせると逆エビ固め、グイグイと絞り上げあわやギブアップかというところヘLブラウンのセコンドのM齋藤が乱入して坂口を攻撃し、13分25秒、坂口の反則勝ちとなり、不本意な勝ち方ながら坂口が3度目のタイトル防衛に成功しています。
セミファイナルは猪木&藤波組とルスカ&M齋藤組のタッグマッチ45分1本勝負。14分57秒、猪木が卍固めでルスカからギブアップを奪い、猪木&藤波組が快勝しました。
セミ前はウルトラマンが若手の小林邦と対戦、小林邦は77年7月30日、江南市民体育会館での木村たかし(健吾)戦(放送は8月12日)以来、嬉しいテレビマッチ登場でしたが、11分42秒、回転エビ固めでウルトラマンに軍配が上がりました。
釧路大会は3日後の7月20日の「ワールドプロレスリング」で録画中継され、上記3試合が放送されています。(既出の通り、7月27日、8月3日はモスクワ・プレオリンピック中継の為放送休止)
S小林はGスチールを8分47秒、ラクダ固め(キャメルクラッチ)でギブアップさせ、星野&木戸組vs木村健&藤原喜明組のタッグマッチは14分40秒、星野が藤原を逆さ押さえ込みでフォールしています。
第20戦は7月18日、帯広市総合体育館(観衆2,800人発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&木村健組がルスカ&M齋藤&ウルトラマン組と対戦。1本目は12分24秒、両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は8分20秒、藤波が逆さ押さえ込みでウルトラマンをフォール。2−1で猪木&藤波&木村健組の勝利となりました。
S小林はセミファイナルでLブラウンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、5分21秒、体固めでフォール負けを喫してしまいました。北米ヘビー級タイトル戦が終わってもマッチメークは変わらず…。
セミ前は坂口が木戸を8分53秒、片エビ固めで破り、星野はGスチールに5分9秒、回転エビ固めでフォール勝ち。永源とロコのシングルマッチは9分51秒、エビ固めでロコの勝利。
長州は荒川真(ドン)と組んで藤原&小林邦組との対戦、13分53秒、長州が小林邦を体固めで破り長州&荒川組に凱歌が上がっています。
ログインしてコメントを確認・投稿する