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2023年08月09日18:37

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ストロング小林さん追悼(469)

79年新日本プロレス「第2回MSGシリーズ」開幕戦、4月27日、横浜文化体育館(テレビ生中継、観衆2,500人発表)大会。

メインイベントは猪木&長州力組がマサ齋藤&ビクター・リベラ組と対戦。1本目は5分51秒、長州がM齋藤を体固め、2本目は6分8秒、M齋藤が長州を体固め、決勝の3本目は3分21秒、猪木がリベラを体固めで破り、2−1で猪木&長州組が勝利を飾りました。

セミファイナルは新日本プロレス初登場のジャック・ブリスコが藤波辰巳と対戦したシングルマッチ45分1本勝負。約3年前の全日本プロレス登場時よりいくらかスリムになったか?藤波は積極的に攻め込みましたがブリスコはノラリクラリと受け流し、藤波がロープに押し付けてジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド(回転足折り固め)にきたところを一回転してエビ固めに丸め込んでカウント3。ブリスコの逆転フォール勝ちとなりました。

ブリスコは強さはあまり感じませんでしたが試合運びの巧さは相変わらず健在。

セミ前は予選トーナメント1回戦30分1本勝負。スタン・ハンセンと上田馬之助の激突。4月5日、東京体育館での組み合わせ抽選会で一番客席から大反響があったカード。上田の場外乱闘での反則攻撃を耐えたハンセンがロープに飛ばしてのウェスタン・ラリアット。7分7秒、体固めでハンセンが上田からフォール勝ち。観客は大喜び。なお、ハンセンのマネージャーとしてフレッド・ブラッシーが来日しています。

この年の予選トーナメントは、同じ相手に2勝した選手が決勝リーグ戦に進出するルールでハンセンは先ず1勝。次に上田と対戦して勝てば決勝リーグ戦進出となります。

「攻め込まれながらも最後は上田が反則負けで逃げるだろう」という見方をしていた人達の予想をいい意味で裏切りスッキリ勝ってみせました。このシリーズから、ハンセンは「怪物」へと進化していきます。

テレビ生中継は上記3試合を放送、加えて4月22日、メキシコシティー・エル・トレオで行われた猪木vsカネックのNWFヘビー級選手権試合がダイジェストで放送されました。

予選トーナメント1回戦、坂口征二とチャボ・ゲレロの一戦は14分55秒、チャボが坂口にリングアウト勝ちをするという番狂わせでチャボが1勝。

前シリーズ最終戦、4月5日、東京体育館で北米タッグ王座から転落し、無冠となったストロング小林は心機一転、坂口とのコンビで着用していた赤のタイツから黒のタイツに変更、永源遙とのタッグでピーター・メイビア&トニー・ガレア組と対戦、12分33秒、メイビアが永源を体固めで破りました。 

カネックは星野勘太郎を11分25秒、体固めで破り、木戸修はラリー・ズビスコを9分13秒、エビ固めで降しています。

日本側は先の創立7周年記念「ビッグ・ファイト・シリーズ」の途中から栗栖正信(正伸)がメキシコへ武者修行に出発、提携先のUWAのリングでマサノブ・クリスのリングネームでルードとして活躍していました。

第2戦、4月28日、神奈川県相模原市中央青果市場(観衆2,700人満員発表)大会。メインイベントは猪木&坂口&木戸組がハンセン&M齋藤&ガレア組と対戦。1本目は15分41秒、両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は4分20秒、ハンセンが木戸を体固めで破り2−1でハンセン&M齋藤&ガレア組の勝利。

セミファイナルは長州とブリスコのシングルマッチ45分1本勝負で、5分7秒、足4の字固めでブリスコがギブアップ勝ち。セミ前は藤波と上田のシングルマッチ30分1本勝負で8分5秒、藤波の反則勝ちとなりました。

S小林は予選トーナメント1回戦(30分1本勝負)に出場、76年の「第3回ワールド・リーグ戦」で苦杯を舐めされられたリベラと対戦、10分52秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちを収めました。S小林vsリベラの枠は、抽選の関係で1回勝ったS小林が2回戦で藤波と対戦が決定しました。

カネック&メイビア組は星野&永源組と対戦、12分5秒、カネックが永源を体固め。チャボは小林邦昭を9分44秒、体固めで破り、ズビスコは藤原に11分12秒、体固めでフォール勝ちしました。

第3戦は4月29日、後楽園ホール(観衆2,900人超満員札止め発表)大会。日曜日の昼興行、私はこの興行は生観戦していますが、チケットは紛失したか見当たりません。

メインイベントは猪木&藤波組とブリスコ&カネック組のNWFヘビー級、WWFジュニア・ヘビー級選手権試合のダブル前哨戦、タッグマッチ60分1本勝負。猪木とブリスコは約8年ぶりの対戦。14分12秒、猪木がカネックをバックドロップからの体固めで破り、猪木&藤波組に軍配が上がりました。

セミファイナルは坂口とハンセンのシングルマッチ45分1本勝負で、4分52秒、ハンセンがウェスタン・ラリアットからの体固めで圧勝。前回の来日までは両者リングアウトになることが多かったナンバー2坂口をあっさり打ち破ってしまいました。

予選トーナメント1回戦、長州vsメイビアはタフな打たれ強さが売り物の両者でしたが、メイビアに覇気がなく、7分59秒に長州がサソリ固めであっさりとギブアップ勝ちで1勝、木戸とM齋藤は12分27秒、体固めでM齋藤が勝って1勝。

S小林は藤原とのタッグでチャボ&ズビスコ組と対戦、12分40秒、エビ固めでチャボが藤原からフォール勝ちを収めています。

上田は永源を3分51秒、体固めで破り、リベラは星野を7分50秒、体固めで撃破。ガレアは小林邦を9分29秒、体固めで降しました。

関東から甲信越に移動し第4戦は4月30日、長野県伊那市勤労者福祉センター(観衆2,000人満員発表)大会。

S小林はメインイベントに出場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでハンセン&リベラ組との対戦。1本目は8分40秒、両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は6分58秒、猪木がリベラを体固めで破り、2−1で猪木&S小林組の快勝。

セミファイナルはブリスコに木戸が対戦したシングルマッチ45分1本勝負で、7分33秒、足4の字固めでブリスコがギブアップ勝ちしています。

セミ前は坂口とメイビアのシングルマッチ30分1本勝負で、8分12秒、坂口が片エビ固め。メイビアに元気がありません。藤波はガレアを10分33秒、回転エビ固めで破り、長州は上田に7分20秒、反則勝ち。

予選トーナメント1回戦、星野vsズビスコの一戦は12分31秒、星野がエビ固めでフォール勝ちを奪い1勝。

M齋藤&カネック組は永源&小林邦組と対戦、9分5秒、カネックが小林邦を体固め、チャボは藤原を12分55秒、エビ固めで破りました。

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