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2023年07月18日22:36

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ストロング小林さん追悼(447)

79年新日本プロレス創立7周年記念「ビッグ・ファイト・シリーズ」第4戦は2月27日、旗揚げの地、大田区体育館(観衆3,700人満員発表)大会。大田区大会はこれまで上半期1回の開催(72年3月6日、73年3月30日、74年2月1日、75年2月6日、76年2月20日、77年3月7日、78年4月25日)でしたが、この年は7周年ということもあり、1月5日、「新春黄金シリーズ」開幕戦に次いで2か月連続2度目の開催。

本大会はノーテレビでしたが、テレビマッチ並みの好カードを持ってきました。メインイベントは猪木と上田馬之助のシングルマッチ60分1本勝負。

前78年の「ゴールデン・ファイト・シリーズ」ではシングルで5回対戦し、猪木の4一本勝ち、1ノーコンテストという結果になり、もはや上田は猪木の相手ではないという印象づけがされましたが、セミファイナルに出場した今シリーズ再合体を果たしたタイガー・ジェット・シンと狼軍団の相方、マサ齋藤が介入し、11分6秒、猪木の反則勝ちに終わりました。

セミファイナルは坂口征二&藤波辰巳組vsシン&M齋藤組のタッグマッチ45分1本勝負。前78年11〜12月の「プレ日本選手権」でヒールターンしたM齋藤とシンが初のタッグを結成、15分32秒、両チームリングアウトの引き分け。

セミ前は長州力がスタン・スタージャックを6分15秒、サソリ固めでギブアップさせ、ストロング小林はジョニー・マンテルに8分24秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち。

旗揚げ7周年記念興行ということでこの日のみウィリエム・ルスカが特別参加し、星野勘太郎とシングルマッチで対戦、7分42秒、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップ勝ちを収めました。

メキシカンコンビのペーロ・アグアヨ&ベビー・フェイス組はグラン浜田&藤原喜明組と対戦、10分39秒、Bフェイスが藤原を体固めで破っています。

東海地方に移動、第5戦は2月28日、愛知県豊川市総合体育館(観衆2,800人発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&長州組とシン&上田&Jマンテル組が対戦した6人タッグマッチ。1本目は16分7秒、日本組の反則勝ち、2本目は5分52秒、藤波がJマンテルを風車固めで破り、反則含みながら2−0のストレートで猪木&藤波&長州組が勝っております。

セミファイナルは坂口とスタージャックの約5年ぶりとなったシングル゙マッチ45分1本勝負。8分5秒、逆エビ固めで坂口がギブアップ勝ちを収めました。

セミ前は星野とM齋藤のシングルマッチ30分1本勝負で12分33秒、体固めでM齋藤がフォール勝ち。S小林はサイレント・マクニーを5分46秒、カナディアン・バックブリーカーで破りました。

メキシカン勢はこの日はシングルマッチ、Bフェイスは木戸を7分31秒、逆エビ固めで破り、アグアヨは藤原に11分34秒、背骨折りでギブアップ勝ち。

浜田はかつての師匠、山本小鉄とタッグ対決、浜田&小林邦昭組vs小鉄&前田明(日明)組という魅力的な組み合わせで、15分2秒、浜田が逆エビ固めで前田からギブアップを奪いました。相手がヤングライオンなのでラナ系の丸め込みではなく、敢えて逆エビをフィニッシュに使った感じです。

第6戦、3月1日、三重県津市体育館(テレビ収録、観衆5,100人超満員発表)大会。やはり東海地方を牛耳る富野徹三氏主宰の「共同企画」の興行は強いです。

メインイベントは猪木&長州組とシン&Jマンテル組が対戦したタッグマッチ60分1本勝負。13分、猪木がJマンテルを体固めで降し、猪木&長州組が勝利を飾りました。

セミファイナルの坂口&木戸組vs上田&M齋藤組のタッグマッチ45分1本勝負は12分40秒にノーコンテストに終わりました。

セミ前の藤波とスタージャックのシングルマッチ30分1本勝負は7分50秒、逆さ押さえ込みで藤波のフォール勝ち。テレビ中継は翌3月2日の「ワールドプロレスリング」にて上記3試合を放送。スタージャックは今シリーズ津大会が唯一のテレビ登場でした。

S小林はアグアヨとシングルマッチ30分1本勝負で対戦、9分13秒に両者リングアウトの引き分け。シリーズ最終戦で藤波のWWFジュニア・ヘビー級王座に挑戦するからとは言っても、ライト・ヘビー級のアグアヨに勝てなかったのは残念です。

Bフェイスは藤原に6分4秒、片エビ固めでフォール勝ち、浜田は小林邦に8分26秒、メキシコ式逆エビ固め(どんな技かは不明、カンパーナみたいな技か?)星野はマクニーを6分32秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちを奪いました。

なお、3月1日付で新日本プロレスと提携していたWWWF(ワールド・ワイド・レスリング・フェデレーション、世界広域レスリング連盟)がワイドの「W」の1文字を削除しWWF(ワールド・レスリング・フェデレーション、世界レスリング連盟)に名称変更しています。

また、前年死去したウィリー・ギルゼンバーグ会長の後任として日本人である新日本プロレスの新間寿マネージャーがWWF会長に就任しています。新間の全米メジャー団体の会長就任は快挙と言えました。

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