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2023年06月29日21:53

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ストロング小林さん追悼(428)

79年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」参加外国人レスラーのプロフィールの続きです。

初来日のゲレロ兄弟三男ヘクター・ゲレロは1954年10月1日、メキシコシティ出身の当時24歳の新鋭。父はゴリー、長男チャボ、次男アーマンドのレスリングファミリー。四男にはプロレス入りする前の当時10歳だったエディがいました。

少年時代にファミリーでアメリカ合衆国のテキサス州エルパソに移住し、テキサス大学エルパソ校に進学して体育の学士号を取得。73年にメキシコでプロレスラーとしてデビューした後、70年代後半より兄のチャボが主戦場としていたカリフォルニア州ロサンゼルスのNWAハリウッド・レスリングにて活動。

前78年1月13日、チャボと組んでエル・ゴリアス&ブラック・ゴールドマン組からNWAアメリカス・タッグ王座を奪取。同年2月10日にはマスクド・カナディアン(ロディ・パイパー)を破りNWAアメリカス・ヘビー級王座を獲得。78年1月13日に開催されたロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムでの新春バトルロイヤルでは、チャボ、カナディアン、アンドレ・ザ・ジャイアント、藤波辰巳、ロン・バス、ディーン・ホー、ビクター・リベラ、ムーンドッグ・ロニー・メイン、ドクター・ヒロ・オオタ、ブッチャー・ブラニガン、ドン・デヌーチなどの強豪選手を抑え優勝を飾っています。

ヘクターも藤波向きのレスラーですが、藤波の海外遠征の為、スレ違いとなりますが、藤波が出る序盤3大会で対戦のチャンスを得ることが出来るか?

同じく初来日のトニー・セントクレアーは本名アンソニー・グレゴリー、1947年3月28日 イギリス・マンチェスター州ボルトン出身の当時31歳。生年は1950年説もあり。

1940年代〜50年代にかけて活躍した父フランシス・グレゴリーのトレーニングを受け、兄のロイ・セントクレアーと共にプロレス入り、66年に18歳でデビュー。ロイとの兄弟タッグチーム「ザ・センセーショナル・セインツ」での活動を経て、ロイ引退後の70年代後半よりシングルプレーヤーとして活躍。

77年5月には地元のマンチェスターにてジョイント・プロモーションズ認定のブリティッシュ・ヘビー級王座を獲得、前年ジャイアント・ヘイスタックに敗れ無冠となりました。カール・ゴッチのブッキングで初来日。新日本プロレスにとっては久しぶりの英国人レスラー初来日となります。

ボブ・ループのマネージャーとして来日するグレート・マレンコは前78年3月「ビッグ・ファイト・シリーズ」以来10か月ぶりの来日、前回はマスクド・スーパースターのマネージャーとして来日し、「火の着いた葉巻」を猪木の左眼に押し付ける危険な乱入を繰り返し、猪木の怒りを買って3月24日、和歌山県立体育館で猪木とシングルで対戦。鉄柱で額を割られ、ナックルパートで滅多打ちにされ僅か2分25秒、試合放棄で敗れました。

今回もループを勝たせる為に無法乱入をしてくるのは必須です。

「新春黄金シリーズ」の主要日程は、1月5日、大田区体育館で開幕。1月7日が後楽園ホール(昼興行)、1月12日、川崎市体育館、1月19日、唐津市体育館、1月24日、徳島市立体育館、1月26日、岡山武道館、シリーズ最終戦の2月2日が札幌中島スポーツセンター。

タイトルマッチ、ビッグマッチは1月12日、川崎市体育館で猪木がループの挑戦を受けるNWFヘビー級選手権試合、1月26日、岡山武道館ではジョニー・パワーズのNWF北米ヘビー級王座に坂口征二が挑戦。

シリーズ最終戦の2月2日、札幌中島スポーツセンターでは坂口&ストロング小林組の保持する北米タッグ王座にループ&元王者のクルト・フォン・ヘス組挑戦。

藤波は、アメリカ遠征に出かける為、開幕戦の1月5日、大田区体育館、6日、佐野市民会館、7日、後楽園ホールの3大会のみ出場、ロサンゼルス、ニューヨークでWWWFジュニア・ヘビー級王座防衛戦を行います。

また、シリーズ終了後、2月6日、大阪府立体育会館では特別興行として猪木と「全米プロ空手謎の強豪」ミスターXとの格闘技世界一決定戦が(WWWF格闘技世界ヘビー級選手権試合)行われることが決定しました。こちらは「ワールドプロレスリング」とは別枠で翌7日、午後7時30分から「水曜スペシャル」で放送が決定しています。
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