78年新日本プロレス「闘魂シリーズ」もいよいよ大詰め、シリーズ天王山です。
第20戦、10月29日、広島県高田区甲田町(現在の安芸高田市)中学校体育館(観衆2,700人超満員発表)大会。ストロング小林はメインイベントに出場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでキラー・カール・クラップ&トニー・ロコ組と対戦。
1本目は13分6秒、S小林とクラップが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は4分2秒、猪木がロコを体固めで破り、2−1で猪木&S小林組が勝利を飾っています。
セミファイナルは藤波辰巳とクリス・マルコフのシングルマッチ45分1本勝負で、9分35秒、藤波の反則勝ち。
セミ前が坂口征二とジ・エクスキューショナーのシングルマッチで6分32秒、逆片エビ固めで坂口がギブアップ勝ち。チャボ・ゲレロは木戸修を10分58秒、体固めで破り、バーナードは永源遙を4分3秒、体固めで降しました。バーナードはシリーズ終盤は北米タッグ選手権試合とその前哨戦以外はアンダーカードに落ちています。
第21戦は10月30日、岡山武道館(テレビ収録、観衆2,500人発表)大会。メインイベントは北米タッグ選手権試合、坂口&S小林組にクラップ&バーナード組が挑戦した北米タッグ選手権試合61分3本勝負。
1本目は17分38秒に両チームリングアウトとなり1−1。決勝の3本目は3分29秒、坂口が苦手とするクラップを逆エビ固めでギブアップさせ、2−1で坂口&S小林組が7度目のタイトル防衛に成功しています。
猪木はセミファイナルでエクスキューショナーとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、2分26秒、体固めでフォール勝ち。
セミ前は藤波がロコを11分44秒、ジャーマン・スープレックスホールドで破りました。
岡山大会は11月10日の「ワールドプロレスリング」で録画中継され、メインイベントの北米タッグ選手権試合とセミ前の藤波vsロコが放送されていますが(猪木の試合は放送されず、おそらく試合内容に乏しかったと判断されたか)、北米タッグ選手権試合がテレビで放送されたのは、1月27日、愛知県体育館からの生中継で坂口&S小林組にタイガー・ジェット・シン&上田馬之助組が挑戦した試合以来10か月以上ぶりで、テレビ中継も藤波推しになっていたのは明らか。北米タッグ戦は興行の看板はおろか、テレビ中継からも冷遇されていきました。
当時放送されなかった猪木vsエクスキューショナーは北米タッグ戦と併せてサムライTV「闘いのワンダーランド」、テレ朝チャンネル「ワールド・プロレスリング・クラシックス」で放送され、ワープロクラシックス版は繰り返し再放送されており、現在も視聴可能です。
マルコフは木戸を6分8秒、体固めで破り、チャボは永源を8分40秒、体固めで降しました。
第22戦、10月31日、広島県三原市文化会館横広場特設リング(観衆2,300人発表)大会。
メインイベントは猪木&藤波&木戸組の新日本プロレス旗揚げメンバートリオがクラップ&チャボ&エクスキューショナー組と6人タッグマッチで対戦。1本目は11分15秒、藤波がエクスキューショナーを逆さ押さえ込み、2本目は8分13秒、猪木がクラップを体固めで破り、猪木&藤波&木戸組がスッキリと2−0のストレート勝ち。
S小林はセミファイナルでマルコフとシングルマッチ45分1本勝負で対戦しましたが、8分43秒、リングアウト負けを喫しています。結局、このシリーズS小林はマルコフ、クラップ、バーナードのトップ3外国人レスラー全てに負けてしまいました。
坂口はロコを9分6秒、片エビ固めで降し、バーナードは中堅の栗栖正伸とのシングルマッチが組まれて4分8秒、体固めでフォール勝ち。長州は先輩永源と対戦、10分45秒、首固めでフォール勝ちを収めています。
ログインしてコメントを確認・投稿する