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2023年06月08日21:48

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ストロング小林さん追悼(407)

78年新日本プロレス「闘魂シリーズ」後半戦、中国地方に移動して第15戦は10月22日、山口県萩市住吉神社境内特設リング(観衆2,000人満員)大会。ストロング小林はメインイベントに登場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでクリス・マルコフ&ジ・エクスキューショナー組と対戦。

1本目は12分33秒、猪木がエクスキューショナーを体固め、2本目は4分31秒、S小林がエクスキューショナーをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせてエクスキューショナーから2本連取して猪木&S小林組が2−0のストレート勝ち。決勝のギブアップはS小林が奪いました。

セミファイナルは前々日大流血の末WWWFジュニア・ヘビー級王座V10を果した藤波辰巳とキラー・カール・クラップのシングルマッチ45分1本勝負で、13分7秒に藤波の反則勝ち。

坂口征二はトニー・ロコを10分57秒、エビ固めで破り、長州力とブルート・バーナードは6分10秒、長州の反則勝ち。チャボ・ゲレロは藤原喜明を7分24秒、体固めで降し、星野勘太郎と木戸修の対戦は10分13秒エビ固めで星野に軍配が上がっています。

第16戦は10月23日、山口県新南陽市(現在の周南市)体育館(観衆3,100人満員発表)大会。メインイベントは猪木とクラップが今シリーズ初のシングルマッチ60分1本勝負で対戦。ワールド・リーグ戦の公式戦では過去3回、クラップに苦杯を舐めさせられている猪木ですが、公式戦以外で負けたことはタッグマッチも含めて1度もなく、13分25秒、足4の字固めでクラップをギブアップさせました。

猪木vsクラップ戦での足4の字固めと言えば、75年の第2回ワールド・リーグ戦、4月25日、福山市体育館での猪木がリングアウト負けした試合が思い起こされます。

セミファイナルは地元山口県徳山市(新南陽市と同じく周南市に合併されている)出身の長州が藤波と組んでロコ&エクスキューショナー組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は16分5秒、藤波がロコを体固め、2本目は5分17秒、長州がエクスキューショナーを体固めに決めて2−0のストレートで藤波&長州組がスッキリと快勝。決勝フォールは長州が取っています。

セミ前の坂口とマルコフのシングルマッチ30分1本勝負で8分28秒、坂口の反則勝ち。 

S小林はバーナードとシングルマッチが組まれましたが、6分22秒、体固めでフォール負けを喫してしまいました。10月15日、宮城県栗駒町体育館ではS小林の反則勝ちになっていますが、今回はフォール負け。シリーズ3番手のポジションで、体力的にも落ち目。坂口、藤波がフォール勝ちしているバーナードだけにここは勝って欲しかったですし、悪くても反則勝ちか両者リングアウトで逃げ切れなかったのかと思います。

チャボ・ゲレロは若手の新進気鋭、小林邦昭と対戦し8分27秒、体固めで勝利を収めています。

第17戦は関西に戻り、10月25日、大阪・堺市金岡体育館(観衆2,500人発表)大会。メインイベントは前々日の新南陽大会に次いで猪木とクラップのシングルマッチ60分1本勝負。14分10秒、今度は74年5月8日、東京体育館での第1回ワールド・リーグ戦の優勝決定戦を思い起こさせる弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)で猪木がギブアップ勝ちをし、クラップに2連勝。

セミファイナルは坂口&長州組がマルコフ&バーナード組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。マルコフとバーナードは今シリーズ初のタッグ結成。1本目は11分11秒、両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は4分19秒、マルコフが長州を体固めで破り、2−1でマルコフ&バーナード組に凱歌が上がっています。

セミ前は藤波がエクスキューショナーを13分37秒、片エビ固めで破り、S小林はロコと今シリーズ初対決で13分4秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち、チャボは木戸を10分57秒、体固めで降しています。

堺市は後に藤波夫人となる沼谷かおり(伽織)さんの実家がある場所。2人の馴れ初めは、10月20日の寝屋川大会をプロレス好きの弟(後に新日本プロレスに入社、次長になる)に連れられて観戦し、大流血した藤波を心配して、当時の新日本プロレスの常宿だった「ホテル南海」に見舞いに行ったのがきっかけですが、今は入り待ち出待ちも禁止なのでこのような出会いもあり得ない話になってしまいました。

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