第231戦、4月6日発売号○【予想、正解】新日本と全日本がソフトボール対決(80年西武球場)【参考】2013年4月6日発売号はNETテレビが新日本プロレスの放送を開始、猪木&柴田勝久組vsジャン・ウィルキンス&サイクロン・ソト組、坂口征二vsプロフェッサー・バーン・ジール(73年新日本プロレス栃木・宇都宮スポーツセンター)
【解説】前79年8月26日、日本武道館で行われた東京スポーツ新聞社創立20周年記念事業「プロレス夢のオールスター戦」、メインイベントでは馬場&猪木組のBI砲が7年8か月ぶりに復活、当時の全日本プロレスと新日本プロレスのトップヒール外国人だったアブドーラ・ザ・ブッチャー&タイガー・ジェット・シン組と対戦、13分3秒、猪木がシンを逆さ押さえ込みでフォールしBI砲が勝利を飾りました。
試合後、マイクを持った猪木が「馬場さん、今度2人が同じリングに立つ時は対戦する時です。やりましょう!」とアピール、馬場も「よし、やろう」と答え大団円で夢の祭典は幕を閉じましたが、猪木のマイクアピールは事前に打ち合わせのなかったアドリブで馬場はあの状況では「やれない」と言うことも出来ず、大人の対応をした訳ですが馬場には全くその気はありませんでした。
馬場は「やはり猪木は信用ならない」と態度を硬化させ、オールスター戦をきっかけに両団体が歩み寄ることはなく、冷戦状態が続いていました。
オールスター戦の主催者だった東スポでは、両団体の関係を良化させようと、オープンして2年目だった所沢市の西武球場(西武ドーム、現在はネーミングライツ契約によりベルーナドーム)を借りて親善ソフトボール大会を企画、往復はがきで読者を招待し、私も高校時代の友人4人と観に行きました。
4月6日の日曜日の昼に開催され、スタメンは新日本プロレスが山本小鉄、倍賞鉄夫リングアナ、長州力、猪木、仲野信市、高田伸彦(デビュー前、練習生)、永源遙、木戸修、木村健吾。代打が倍賞美津子さん、坂口征二、星野勘太郎。
全日本プロレスは馬場、鶴田、大仁田厚、越中詩郎、ジョー樋口、大熊元司、和田京平、ミスター林原軍治、代打がグレート小鹿、タイガー戸口、ロッキー羽田、淵(渕)正信、百田光雄。
この日の為にお揃いのユニホームを新調して気合入りまくりの新日本プロレスと普段通りのオレンジのジャージで臨んだ全日本プロレスではやはり差が出て、試合は22対5という大差で新日本プロレスの圧勝に終わりました。
「勝負事は勝たねば」の新日本プロレスと「まぁ遊びだから」の全日本プロレスの差が出たか…。
注目のBI対決は6回裏に実現、猪木が投げた球を馬場が打つという場面、猪木が馬場から三振を奪って猪木の勝利。
最終回7回表にピッチャーとして馬場が登場、そこは元読売巨人軍一軍投手の力を見せ、猪木とのレベルの違いを見せつけました。馬場の投球を生で見ることが出来たのは大変幸運でした。
最終回に美津子さんが登場、馬場がデッドボールを当ててしまい、ベンチから猪木が身を乗り出して抗議しましたが、笑っており、これはファンサービスの「お約束」みたいなものでした。
高田と越中がすでにこの時遭遇していたのも面白いですし、その後の81年引き抜き抗争や84年のジャパンプロレス結成などで所属団体が入れ替わっている選手も複数名おり、興味深い顔ぶれによるソフトボール大会でした。
※珍しい連勝により対戦成績は231戦43勝188敗、勝率186。
ログインしてコメントを確認・投稿する