その後の祷姫奈。夕食まで表情は暗い。別の卓で酒飲みをしている父親、タルダロス、タナトス、ロキはおいといて、怪訝な顔で見合わせるアリアとネメシスとエキドナ---------
ネメシス「何か・・・・ありましたか王女?」
エキドナ「何かあったのなら・・・・話してみてください・・・・」
アリア「学校で何か・・・・あったの・・・・?」
祷姫奈は黙々と夕食を食べ、お風呂に。上がったところで自室へ行き、窓を開ける。
今日は晴れ。夜も良く晴れて良い夜空だ。
と、ぼーっと考え事。考えているのはもちろん------------------
??「どした祷姫奈」
という声にハッと現実に戻り正面を見ると、同じ2階に部屋があるおとなりさんの将人がいた。向こうも風呂上りなのだろう・・・・あたまにタオルをのせている。将人になら話せるかもしれないと、中学校での事の事情を話す---------------
将人「Ecritureが見劣りして宣伝にならないから手加減して歌え・・・・か。まぁお前が本気で歌ったり踊ったりしたらそうなるわなぁ・・・・」
と、腕組み。将人も祷姫奈が音楽の女神の娘という事を知っているだけに、本気でやれとは言わない。言えない。祷姫奈が本気で・・・・いや、HYPER NOVA3人が本気でやってしまえば・・・・「Ecriture、大した事なくね?」となるのは目に見えている。だからなんとも言えないでいると、「なるほどね」と、背後から声がしたので祷姫奈が振り向くと、母親がいた。母親は祷姫奈を抱きしめ、ナデナデ。
アリア「自分の全力で歌えない・・・・ごめんなさい。私の娘に生まれてしまって。でもわかって。それは今のうちだから・・・・」
祷姫奈「今のうち?それはどういう・・・・」
アリア「将人さん。話があります。第2のASSOCIATIONは完成しました。ユニット名はVRANO=METRIAですが。律音ちゃんはそこで活動し、成果を挙げ、エトワールにもなりました。いずれ・・・・」
将人「本気でやらせちまうってのか?輝きは末裔より直系の祷姫奈のほうが輝きは上だぜ?いいのか?」
アリア「確かに。きらめきは祷姫奈のほうが遥かに上をいくでしょう。祷姫奈、律音ちゃんがフリステス院生を卒業するまでまだあるわ。フリステスを律音ちゃんが卒業・・・・ううん、院生になったら本気でやってもいいわよ」
祷姫奈「それっていつ?」
アリア「春ね。まぁあと少しの辛抱だから。お願い。ね?そうしたら律音ちゃんももっときらめいてると思うから」
祷姫奈「春って今じゃん!!もういいの?」
アリア「そうね。もう院生にあがるから、あとひとつきふたつきの辛抱ね」
祷姫奈「ホント!?やったあー!!」
将人「よかったじゃねぇか」
もう少しの辛抱で本気で歌う事が出来る。祷姫奈は大いに喜んだ。アリアもニッコリ顔で将人は拍手。アリアが止めていたのは、律音のきらめきがさらに強くなってからがいいだろうという配慮だったらしい。
あと少し・・・・あと少しの辛抱だ---------------------
---------------------------------------SCENE6へ------------------------------------
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