アイリーン「それで、わたくし達の曲を使いたいという事ですが、具体的にはどれを?」
アイリーンは燿からパソコンを横取りし、楽曲リストをみせる。STAR-MINEはプロに転向してからも曲はリリースされているが、それも含めてどれがいい?と聞いてきた。
実は、STAR-MINEに曲を借りに来るのはこれが初めてではない。・・・・4度目くらいだったろうか。だがこうして学校にはいって直に話にきたのは初めてだった。前の3度はコーヒーのチェーン店だった。
さて・・・・今度はどういう曲を使わせてもらおうか・・・・
・・・・と祷姫奈が思案していると、リリアンナは「これをお願いできますかお姉様」と曲リストにある曲名を指した。何の局かというと、STAR-MINEがプロ転向してからリリースされたバラード曲・・・・要するに恋の歌だった。
アイリーン「あら。こちらを選んだ・・・・という事は誰か想い人でも想って歌うのかしら?」
リリアンナ「えええっ!!??」
ガタンという音と共にリリアンナがすっ転んだ。誰でもわかる肯定のリアクションもいいとこだ。アイリーンは誰とは聞かず、曲のデータをCDにコピーしてくれ、渡してきた。
リリアンナ「あ、ありがとうございます」
立ち上がってCDを受け取る。アイリーンは次のチャンネル開設日を聞いてきた。大概週末にやっているのでそう答えると、1週間はチャンネル休止を言い渡してきた。つまり、今度の週末はやるな、とアイリーンは言っている。代わりに練習に振りや歌の練習に2週間かけると言うので、それに3人は頷く。
愛乃亜「難しい曲なのですか?」
アイリーン「そういう訳では。ただ、やってみただけではなく、やるなら完成度の高いもので放映してほしい。それだけですわ」
燿「そうだね。やってもらうからには。前の3回の時にも言ったけど、やるならちゃんとやるように。いいね?」
祷姫奈たちは「はい」と答え、CDを持ち、中学校を後にした-----------------
燿「まぁそこそこでいいといえばいいのに。厳しいねぇ」
アイリーン「わたくし達の曲を使うのですから生半可は許しませんわ」
燿「2週間も振りと歌覚えるような曲だっけ?」
アイリーン「・・・・カラオケで100点取るだけの歌では駄目、という事ですわ」
燿「・・・・????」
アイリーンは校門を出ていく祷姫奈達を見ながらそう言った-------------------
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