mixiユーザー(id:21258650)

2022年06月18日23:25

425 view

ストロング小林さん追悼(162)

75年新日本プロレス「闘魂シリーズ」は大黒柱でありワンマンエースだった猪木の欠場によりピンチを迎えた新日本プロレスですが、坂口征二、ストロング小林を二枚看板として地方巡業に出ることになります。

第2戦、8月24日、東京・府中警察署裏広場特設リング(観衆3,300人満員発表)大会、S小林はメインイベントで坂口とのパワー・ファイターズを結成、バディ・ロバーツ&マイク・サンドー組と対戦。1本目は19分4秒、坂口がBロバーツに反則勝ち、2本目は4分45秒、坂口がサンドーを片エビ固めに決めて2−0のストレートで坂口&S小林組が勝利を飾りました。

8月25日は月曜日。港区南青山の新日本プロレス事務所に入院中の猪木社長が外出許可をもらって出社。坂口副社長、5月の新日本プロレス正式入団の際、取締役として迎えられているS小林と緊急会議を行い、空位となっている北米タッグ王座について、この時点で復帰の目処が立っていない猪木は王座決定戦出場を辞退。代わってS小林が坂口と組んでハリウッド・ブロンドスと対戦することが発表されました。

王座決定戦は9月22日、愛知県体育館で行われることが決定。S小林は新日本プロレス入団以来、初のベルト獲得の絶好のチャンス到来となりました。相手のジェリー・ブラウン&Bロバーツ組のHブロンドスとは国際プロレス時代に何度も対戦しており、手の内はよくわかっています。しかし、現在のブロンドスは恐るべき強力チームに成長しており、過去の対戦成績は恐らく参考になりません。

この日の夜は埼玉県幸手市白百合幼稚園特設リング(観衆2,500人発表)大会。S小林はセミファイナルでブロンドスのリーダー、Jブラウンと対戦、両者は国際プロレス時代の71年12月2日、千葉県体育館(千葉公園体育館ではなく天台町の県体育館の方)で当時のIWA世界ヘビー級王者だったS小林がJブラウンと防衛戦を行っており、反則勝ち含みながらS小林が2−0のストレート勝ちを果たしており、S小林にとっては与し易い相手かと思われましたが15分46秒、S小林の反則勝ちに終わりました。

8月26日、神奈川県小田原市営球場(観衆7,500人超満員発表)大会ではS小林は星野勘太郎&山本小鉄組のヤマハ・ブラザーズを従えてメインイベントの6人タッグマッチに出場、Jブラウン&Bロバーツ組のHブロンドスにクレイトン・トムソンを加えたトリオと対戦。1本目は17分52秒、Bロバーツが星野を体固め、2本目は3分18秒、S小林がカナディアン・バックブリーカーでトムソンからギブアップ勝ち。トムソンから2本奪ってS小林&星野&山本組が2−1で勝利を飾りました。

8月27日は3年連続同時期開催となる真夏の田園コロシアム(観衆4,300人発表)大会、ノーテレビ興行でしたが、当初、この日は猪木vsジョニー・パワーズのノンタイトル戦のシングルマッチが組まれる予定でしたが、猪木欠場に伴い、坂口がパワーズとメインイベント60分1本勝負で対戦。

試合はパワーズが得意の足8の字固め(パワーズ・ロック)で坂口を追い込んでいきましたが、ロープに逃れた坂口は場外にパワーズを投げ捨てました。パワーズは坂口をヘッドロックに捕らえ、鉄柱に叩きつけようとしたところ、坂口がこれを読んで自爆させてリングに上がり、19分48秒、リングアウト勝ちながら坂口がパワーズを破っています。

セミファイナルは星野&小鉄組のヤマハとJブラウン&Bロバーツ組のハリウッド・ブロンドスが45分3本勝負で対戦、1本目は13分46秒、Jブラウンが小鉄を体固め、2本目は4分2秒、Bロバーツが星野を体固めに決めてブロンドスが開幕戦に続いて2−0のストレート勝ち。うるさいタッグチームであるヤマハを一蹴しました。

S小林はセミ前に出場、マイク・サンドーとシングルマッチで対戦し、9分38秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちを収めました。

8月29日、足立区体育館(テレビ生中継、観衆2,400人満員発表)大会。猪木不在のワールドプロレスリング生中継2週目。

メインイベントは坂口がジャック・ルージョーとシングルマッチ60分1本勝負で対戦、JルージョーはNWF世界ヘビー級王者にもなった実力者ですが坂口は負ける訳にいきません。10分55秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの体固めで坂口がJルージョーからフォール勝ちをしています。

坂口のドリルアホール式パイルドライバーは相手のタイツを摑んで落とすバディ・オースチン式であり、やや危険な落とし方をします。

S小林はセミファイナルで永源遙とタッグを組んでJブラウン&Bロバーツ組のHブロンドスと45分3本勝負で対戦、1本目は20分38秒、Jブラウンが永源を体固め、2本目は2分46秒、Hブロンドスの連携の前にS小林が沈み、Bロバーツに体固めでフォール勝ち。Hブロンドスが2−0で、またもやストレート勝ちです。

パワーズは星野を7分25秒、足8の字固めでギブアップ勝ち、小鉄はレイモンド・ルージョーに6分51秒、エビ固めでフォール勝ち。

新日本プロレス旗揚げメンバーである柴田勝久と魁勝司がタッグを組み、サンドー&トムソン組と対戦するという、珍しいタッグマッチが実現、この時期、柴田はともかく、魁の外国人との試合は貴重でした。試合は8分25秒、柴田がトムソンを体固めで破りました。
8 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年06月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930