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2022年06月07日22:22

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ストロング小林さん追悼(151)

新日本プロレス75年「ゴールデン・ファイト・シリーズ」正式入団したストロング小林の中盤戦の激闘の模様をお送りします。

その前に、6月6日に国際プロレスのエース、IWA世界ヘビー級王者であるラッシャー木村が猪木に対し、挑戦状を送付しています。

R木村の挑戦状の内容を抜粋すると、「貴殿は実力日本一を名乗っておられるようだが、私も密かに実力日本一を持って任じている。貴殿も私に実力日本一を名乗られては気分が悪いだろうから、闘って実力日本一を決めようではありませんか?」というもの。

これに対して猪木の回答は辛辣でした。「木村よ、己を知れ。俺とお前とでは格が違う。私は自分で実力日本一などと自惚れたことを言った覚えはない。お前が実力日本一、日本選手権などと言うなら、ジャイアント馬場さんと闘って勝ってから言ってこい。

ただし、木村の挑戦を受けないと言っている訳ではない。先輩レスラーとして胸を貸してやる。興行権、テレビ放映権など全てこちらに一任することだ。私が馬場さんに挑戦した時はNETと話をつけている。どうしてもやりたいならそこを解決してから来い。」と一刀両断にしてみせました。

北海道ツアー中の新日本プロレス一行、6月7日は帯広市総合体育館(観衆3,500人発表)大会、S小林はメインイベントで坂口征二とのパワーファイターズを結成、グレッグ・バレンタイン&ザ・プロフェッショナル組と対戦。1本目は16分44秒、プロフェッショナルSが小林を片エビ固め。2本目は2分45秒、S小林がプロフェッショナルから反則勝ち。決勝の3本目は4分56秒、S小林がプロフェッショナルを体固めで破り、2−1で坂口&S小林組が勝利を飾りました。

6月10日、室蘭市体育館(観衆4,500人超満員発表)でも坂口&S小林組が実現。プロフェッショナル&マスクド・グラディエーター組のマスクマンコンビと対戦。1本目は15分55秒、S小林がプロフェッショナルを片エビ固め。2本目は5分16秒、プロフェッショナルがS小林を片エビ固め。決勝の3本目は3分22秒、外国人組の反則勝ち。2−1でプロフェッショナル&グラディエーター組が勝っています。

この試合結果を見るとGバレンタインよりアンドレ・ザ・ジャイアントのパートナーとして猪木&坂口組の保持する北米タッグ王座に挑戦するプロフェッショナルの方が実質的には二番手外国人の扱いのようです。

ツアーは北海道から再び東北地方へ。6月12日、青森県弘前市体育館(観衆4,000人満員発表)大会、メインイベントは坂口&S小林組vsアンドレ&グラディエーター組のフランス人コンビ。

1本目は16分6秒、S小林がグラディエーターを片エビ固め、2本目は3分33秒、アンドレが坂口を片エビ固め、決勝の3本目は5分18秒、坂口がグラディエーターを体固めに決めて2−1で坂口&S小林組のパワーファイターズの勝利。

6月13日、岩手県一関市体育文化会館(テレビ生中継、観衆4,000人超満員発表)大会ではメインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビがアンドレ&Gバレンタイン組と対戦。Gバレンタイン以外は3日後の6月16日、仙台・宮城県スポーツセンター大会での北米タッグ選手権試合の前哨戦です。

1本目は15分27秒、日本組の反則勝ち、2本目は4分28秒、猪木がGバレンタインを体固め。2−0のストレートで猪木&坂口組が快勝しました。

セミファイナルは星野勘太郎とプロフェッショナルのシングルマッチ45分1本勝負。10分28秒、プロフェッショナルが体固めで星野からフォール勝ち。

S小林はテレビ生中継前の試合に出場し、デニス・ミッチェルとシングルマッチで対戦、7分41秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちしています。

デニス&ジョン・ミッチェルのミッチェル・ファミリーズはこのシリーズ一関大会を最後に途中帰国。一度もテレビに映ることなく終わりました。地味過ぎて猪木の好みではなかったか。これで外国人選手は4人になりました。

6月16日、仙台・宮城県スポーツセンター(観衆5,500人満員発表)大会。2月25日以来の同所開催となりましたが、前回はタイガー・ジェット・シンのヒール人気爆発で8,800人超満員発表で、さすがにそれよりは落ちましたがまずまずの入り。しかし2回続けてのノーテレビ興行でした。

メインイベントは猪木&坂口組の北米タッグ王座にアンドレ&プロフェッショナル組が挑戦。1本目は15分30秒、坂口がプロフェッショナルを体固め、2本目は2分15秒、猪木がプロフェッショナルを体固め。2−0のストレート勝ちで猪木&坂口組が5度目の防衛に成功。挑戦者チームは急造チーム感は否めず。

アンドレはロベルト・ソト(74年12月5日、大阪府立体育会館)、トニー・チャールス(同年12月19日、ブラジル・ロンドリーナ・モリンゴン・スタジアム)と組んでの挑戦に次いで3度目の挑戦となりました。過去2回はいずれも坂口から1フォール奪っていますが、この時は1本も奪えず。

黄金コンビ強しというより挑戦者チームの出来が悪かったと言っていいでしょう。

S小林はセミファイナルでGバレンタインに10分36秒片エビ固めでフォール勝ち。星野のグラディエーターのシングルマッチは10分36秒、ロメロ・スペシャル(吊り天井)でグラディエーターがギブアップ勝ちを収めています。
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