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2022年03月05日05:47

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ストロング小林さん追悼(58)

72年国際プロレス「第4回IWAワールド・シリーズ」もベスト4が決定。5月1日、宇都宮・栃木県体育館(テレビ収録、観衆4,000人超満員発表)大会。メインイベントはストロング小林&ラッシャー木村&大剛鉄之介組とドン・レオ・ジョナサン&ジョージ・ゴーディエンコ&ティト・コパ組の6人タッグマッチ。

1本目は21分5秒、ジョナサンが小林をハイジャック式背骨折りでギブアップさせて先制、2本目は21分7秒、小林がジョナサンを体固め、決勝の3本目は4分28秒、木村がコパを逆エビ固めに決めて2−1で小林&木村&大剛組の勝利。

セミファイナルはワールド・シリーズ準決勝、Aブロック代表バロン・フォン・ラシクとBブロック代表モンスター・ロシモフの一戦。20分時間切れの後の延長戦、3分54秒、ロシモフがツームストン・パイルドライバーから体固めでラシクを倒して2連覇に大手をかけました。

サンダー杉山&寺西勇組とホースト・ホフマン&イワン・バイテン組のタッグマッチ45分3本勝負。1本目は12分26秒、ホフマンが寺西を体固め、2本目は5分39秒、杉山がホフマンを体固め、決勝の3本目は2分30秒、寺西がバイテンを体固めで降し、2−1で杉山&寺西組に軍配が上がりました。 

レイ・ゴールデン・アポロンは紫鬼三を13分20秒、体固めで破り、アリババ・マルスターニと大磯武のシングルマッチは13分22秒、片エビ固めで大磯が勝利を飾っています。

5月2日、群馬県渋川市体育館(テレビ収録、観衆3,000人満員発表)大会。メインイベントは杉山&木村&寺西組とロシモフ&バイテン&コパ組の大中小トリオの6人タッグマッチ。

この大会は05年12月に発売されたDVD−BOX「伝説の国際プロレス」(ポニーキャニオン)に収録されており、それ以前にもVHS「国際プロレス復刻版」(ハミングバード)シリーズにも収録されているところから、後付けでご覧になった方も相当数いるかと思います。

1本目は16分50秒、ロシモフが木村を体固め、2本目は4分36秒、木村がバイテンを体固め、決勝の3本目は4分30秒、ロシモフが寺西を体固めで降し、2−1でロシモフ&バイテン&コパ組が勝っていますが、この大中小トリオは地方で何回か組んでおり、外国人組が同士討ちを連発し、(やられるのはロシモフ)あわや仲間割れかというシーンが何回も出てきて、非常に楽しめる展開になっています。

この試合から実に約12年半後、84年11月の新日本プロレス「第5回MSGタッグ・リーグ戦」でアンドレ・ザ・ジャイアントのパートナーを務めたジェリー・モローはこの時国際プロレスの留学生、稲妻二郎としてこの試合をセコンドでリング下から観ており、アンドレのパートナーを務めるにあたり、この試合のバイテン、コパの動きをイメージし、「同士討ちでアンドレを怒らせるドジなパートナー」を意識して演じていたということです。

セミファイナルはワールド・シリーズ準決勝、Cブロック代表の小林とDブロック敗者復活枠代表ジョナサンの一騎討ち。これまで大豪ジョナサンにシングルで勝った日本人レスラーは力道山、馬場、猪木のスーパースターのみ。

試合は20分時間切れの後、延長戦ヘ、コーナーポストからの攻撃狙いでトップロープに上がったジョナサンに小林は下からのデッドリードライブ一発。そのままカバーに入るとあっさり3カウントが入り3分41秒、体固めで小林のフォール勝ち。小林の決勝進出が決まりました。ジョナサンは自分の強さをアピール出来れば、勝敗には淡泊という悪い一面が出てしまったようです。

この結果、優勝決定戦は前年度覇者、ロシモフと国際プロレスのエース、小林の対戦に決定しました。

ラシクとホフマンの注目のシングルマッチは16分48秒、両者リングアウト、ゴーディエンコと大磯のシングルマッチは14分30秒、体固めでゴーディエンコの勝利。マルスターニと大剛のシングルマッチは15分56秒、回転エビ固めで大剛の勝ち。アポロンはミスター珍とシングルマッチで対戦し14分2秒、体固めでフォール勝ちを収めています。

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