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2021年07月31日11:58

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ジャンボ鶴田怪物伝説(832)

87年「創立15周年記念新春ジャイアント・シリーズ」、1月8日、川崎市体育館(観衆3,100人発表)大会。

メインイベントは全日本対ジャパン軍団抗争頂上決戦、6人タッグマッチ鶴田&天龍&石川敬士組と長州力&谷津嘉章&アニマル浜口組が対戦し13分27秒チームリングアウトの引き分け。

輪島大士はセミファイナルに出場し師匠・馬場と組んでタイガー・ジェット・シン&ネルソン・ロイヤル組と対戦、10分36秒、輪島がブレーンバスターからの体固めで老雄ロイヤルにフォール勝ち。 

セミ前に組まれたのはタイガーマスク&佐藤昭雄組とカート・ヘニング&フランク・ランカスター組の対戦、9分13秒、カート・ヘニングがフィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち原爆固め、後のパーフェクトプレックス)で佐藤を倒し、1月17日、山口県徳山市(現在の周南市)体育館での長州とのPWFヘビー級王座挑戦へ向けて好調な仕上り。
   
ジャパン対国際血盟軍、寺西勇&保永昇男組vsラッシャー木村&鶴見五郎組、4人中3人が国際プロレス出身者という組み合わせは11分28秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックからの体固めで軽量の保永を降しました。    

全日本対国際血盟軍、大熊元司と阿修羅・原の一騎討ちは8分5秒、ヒットマン・ラリアットからの体固めで原がタフな大熊をフォール。1月10日、大阪城ホールでの長州とのシングルマッチに弾みをつけました。

1月3日、後楽園ホールより全日本本隊に復帰したザ・グレート・カブキはサムソン冬木と組んでア・シーク&マーク・レーガン組と対戦、9分15秒、バックドロップからの体固めでレーガンからフォール勝ち。

全日本対ジャパン、マイティ井上&新世界ジュニア・ヘビー級王者、渕正信組vs前同王者、小林邦昭&栗栖正伸組は11分1秒、バックドロップからの体固めで王座獲得で勢いに乗る渕が栗栖を破りました。
     
全日本対カルガリー・ハリケーンズ、ハル薗田とヒロ斉藤のシングルマッチは11分31秒、首固めでH斉藤の勝利。ジャパン同士のシングルマッチは仲野信市が笹崎伸司を7分27秒、ジャーマン・スープレックスホールドで先輩の仲野がフォール勝ち。

第1試合の全日本対ジャパン若手対決、小川良成と佐々木健介のシングルマッチは7分7秒、逆さ押さえ込みで小川が健介を退けて一日の長を見せました。

この日、ジャパンプロレス取締役で前代表の大塚直樹が東京・世田谷区池尻のジャパンプロレス本社で新日本プロレスの渉外担当、杉田豊久と会談を持ち、大塚は杉田から「新日本の興行を助けて欲しい」と打診されます。馬場との関係があることから、一度は断わった大塚でしたが、杉田が「猪木さんが大塚さんと長州に会いたがっている」と言うと、翻意したか、長州を連れて猪木と会うことを決意。

長州はジャパンの選手と別行動を取り、会場近くに停めてあった車に乗りました。運転していたのは倍賞鉄夫新日本プロレス取締役。大塚と共に港区六本木の新日本プロレス事務所に入った長州の前に現れたのは猪木でした。

猪木は長州の姿を見ると開口一番、「長州、よく来てくれた」と握手を求めると、長州は直立不動になり猪木との握手に応じました。

新日本プロレスは前日の1月7日まで東北地方巡業、この日はシリーズオフ、全日本プロレスは10日の大阪城ホールを経てから九州巡業に入ることになっており、全日本と新日本が関東にいるのはこのタイミングをおいて他になく、まさに絶好のタイミングだったと言えます。そこでどんな話し合いが行われたか?この後の長州の動きは大きな注目となっていきますが、もちろん当時はこのような動きが表に出ることはありませんでした。
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