2017年大日本プロレス初の横浜文化体育館大会は8年連続のゴールデン・ウィーク興行「Endless Survivor」(観衆2,060人満員発表)として行われました。
初のゴールデン・ウィーク開催となった2010年だけは5月4日開催でしたが、翌11年からは5月5日のこどもの日に7年連続開催。5月5日と言えばFMWの川崎球場大会が毎年開催され、90年代からは「FMWの日」とし定着していましたが、FMWのこどもの日の川崎球場大会は93〜96年に4年連続、00、01年に2年連続開催されており、02年2月にFMWが倒産した後は後継団体のWEWが02〜04年の3年連続で川崎球場大会を開催。
大日本プロレスのこどもの日横浜文化体育館大会はFMWの川崎球場大会開催を凌駕しました。連続開催と言えば、大日本プロレスはこの年にも7月17日に3年連続の両国国技館大会開催が決定。インディー団体にとってはビッグマッチを毎年同時期にかつ継続して行うことは決して簡単なことではありませんが、チャレンジしていく姿勢は大事だと思います。
メインイベントはBJW認定デスマッチ・ヘビー級選手権試合、王者アブドーラ・小林に高橋匡哉(ASUKA PROJECT)が挑戦。高橋はシングルリーグ戦「一騎当千」デスマッチ部門で4月8日、札幌・すすきのマルスジムで行われた決勝で木高イサミ(BASARA)を破って優勝。挑戦権を手に入れました。
試合形式は蛍光灯&五寸釘ボードデスマッチで行われ、19分26秒、高橋が五寸釘ボード上ヘのジャックハマーからの片エビ固めで小林を破り、デスマッチ王座初戴冠。WNC在籍中の13年から大日本デスマッチ戦線に参戦してから4年で頂点のベルトを巻きました。
セミファイナルはBJW認定世界ストロング・ヘビー級選手権試合、王者鈴木秀樹(フリー)に岡林裕二が挑戦。高円寺スネークピットジャパンで人間風車ビル・ロビンソンの指導を受け、IGFで猪木イズムを注入されたキャッチアズ・キャッチキャンのランカシャースタイルレスリングの使い手、大日本史上異色の王者。
前王者ストロングBJの象徴、関本は前回16年12月18日、横浜文体大会で神谷英慶を新兵器バーニング・ハンマーで撃破しベルト奪取以降、17年1月29日、名古屋市ダイヤモンドホールで宇藤純久、3月5日、後楽園ホールで鈴木を退けて2度の防衛を果たしましたが、3月30日、後楽園ホールで鈴木の再挑戦を受けて19分27秒、ダブルアーム・スープレックスからの体固めに敗れ王座転落。新王者となった鈴木はちょうど一騎当千デスマッチ部門の最中に行われたタイトル戦とあって、「僕はストロングがデスマッチに負けていると思います。僕の力でストロングBJを活性化させていきたい」と外敵王者らしいコメントで大日本所属のストロングBJの選手を挑発しました。
鈴木の挑発に名乗りを上げたのが岡林でしたが、パワーで真っ向からくる従来の選手とは違い細かいサブミッションで試合を組み立てる鈴木にペースを掴むことが出来ず、19分39秒、鈴木が卍固めによるレフェリーストップ、TKO勝ちで初防衛を果たしています。
セミ前に組まれたのは関本&田中将斗(ZERO1)組と神谷&橋本大地組の一戦。田中と大地は大地がZERO1を退団し以来の顔合わせでしたが、大地の成長ぶりに田中は驚嘆。16分42秒、神谷が関本をバックドロップからの体固めでフォール。試合を制した神谷はストロングのベルトに挑戦をアピールしています。
佐藤耕平(ZERO1)&石川修司(フリー)のツインタワーズに宇藤を加えたトリオと浜亮太(フリー)&河上隆一&中之上靖文(フリー)組の6人タッグマッチは11分40秒、ラリアットからのエビ固めで宇藤が先輩の河上を破る下剋上。
凶器持ち込みタッグデスマッチ、伊東竜二&「黒天使」沼澤邪鬼組vs吹本賢児(FREEDOMS)&佐久田俊行組は14分17秒、伊東がドラゴン・スプラッシュからの体固めで佐久田を撃破。試合後、沼澤は他団体ながら同じ白を基調にした顔面ペイントで狂人的ファイトを展開する吹本に興味を示しました。
TLC(テーブル、ラダー、チェア)デスマッチ、塚本拓海&関札皓太組と宮本裕向(666)&イサミ組の「ヤンキー二丁拳銃」の対戦は12分53秒、イサミがヨーロピアン・クラッチで関札を丸め込んでのフォール勝ち。
有刺鉄線ボードタッグデスマッチ、1週間前の4月28日に75歳の誕生日を迎え、めでたく?後期高齢者の仲間入りをしますます血気盛んなグレート小鹿が「家出息子」藤田ミノル(フリー)とタッグを組んで星野勘九郎&植木嵩行組と対戦、10分56秒、藤田が腕決めエビ固めで植木を破りました。
第1試合、橋本和樹&吉野達彦&野村卓矢組vs忍(666)&菊田一美&青木優也組の6人タッグマッチは11分54秒、和樹がグラウンド卍固めで青木優をからギブアップ勝ち。勝った和樹は「ストロングJ」(ジュニア)の立ち上げとジュニア・ヘビー級リーグ戦開催を会社に提唱しました。
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