プロレスリング・ノア、この02年はGHCヘビー級王者、秋山準が1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会に出場、永田裕志を破り王座防衛に成功。新日本東京ドームのメインを他団体の看板ベルトのタイトルマッチで締めたのはこれが初。
2月17日、日本武道館で両膝の手術を克服した小橋建太が1年1か月ぶりの復帰戦を行い、三沢光晴と組んで秋山&永田(新日本プロレス)組と対戦しましたが秋山のワンハンド・リストクラッチ式エクスプロイダーからの片エビ固めにフォール負けを喫しました。しかし、この試合の前半の慣れないロープワークでまた負傷箇所を痛めてしまい、再度、欠場へ。
同日、ベイダー&スコーピオ組を破り第2代GHCタッグ王者チームとなっていた大森隆男&高山善廣組の「ノーフィアー」が森嶋猛&力皇猛組の「WILD�供廚貿圓譽戰襯醗榮亜�世代交代が行なわれました。
4月7日、有明コロシアムで秋山はジュニア・ヘビー級の小川良成と防衛戦を行い、試合前には「5分以内で決着をつける」と豪語していた秋山でしたが、4分20秒、小川の首固めに敗れて王座転落、確かに口約違反にはなりませんでしたが…。この日、三沢は旗揚げ時より交流のあった冬木軍プロモーションの冬木弘道とシングルマッチで対戦し勝利。試合後敗れた冬木は四方の観客に向かって深々と礼。理不尽大王に心境の変化が。
4月9日、2月に倒産したFMWの押さえていた後楽園ホールで興行を行っていた冬木軍プロモーションの全試合終了後、冬木は控室で会見し大腸癌に冒されていることを告白、来場していた三沢が会見の場に現れ、冬木の引退試合をノアのリングで開催すると発表、急遽決まった4月14日、ディファ有明大会で冬木は引退。
冬木がFMWの後継団体として設立していたWEWの旗揚げ興行(5月5日、川崎球場)には三沢がノア勢を引き連れて提供試合を行っており、大腸癌の摘出手術を4月16日に行っていた冬木はタキシード姿でリングに登場しファンに挨拶していました。
5月2日、新日本プロレス東京ドーム、創立30周年記念大会「闘魂記念日」には三沢が出場、蝶野正洋と30分時間切れ引き分け。同月には大森がアメリカ遠征に向かいましたが、そのままノアのリングには戻らず、フリー宣言して団体を離脱。
7月5日の後楽園ホールで小橋が第1試合で再復帰。7月26日、国立代々木競技場第二体育館では旗揚げメンバーの浅子覚が慢性的な首の故障から引退試合を行っています。
GHCヘビー級王座は9月7日、大阪府立体育会館で高山が小川をエベレスト・ジャーマンで破り王座獲得も9月23日、日本武道館で三沢が高山を23分50秒、ランニングエルボーで破り第5代王者に返り咲き、第2次三沢政権がスタート。
この年の横浜文化体育館大会は12月7日、「Navigation Uprising Sprint」最終戦(テレビ収録、観衆4,300人満員発表)が開催されています。
メインイベントは三沢に元王者、小川が挑戦したGHCヘビー級選手権試合、身体が細く怪我に悩まされていた小川ですが、98年に三沢が全日本プロレスの現場監督を馬場から任されて以来抜擢を受けて三沢の正パートナーに指名されてからはヘビー級戦線でも活躍、ノア移籍で最高峰のベルトを手にしていました。
試合は23分26秒、エメラルド・フロウジョンからの体固めで三沢が小川を退け初防衛に成功しています。
セミファイナルは8月29日、新日本プロレス日本武道館大会で獣神サンダー・ライガー&田中稔組を破ってノアにIWGPジュニア・タッグ王座のベルトをもたらした菊地毅&金丸義信組が新日本の邪道&外道組を相手に防衛戦を行い、17分54秒、金丸がタッチアウト(旋回式垂直落下式ブレーンバスター)からの片エビ固めで外道を破り菊地&金丸組が王座防衛。IWGPジュニア・タッグ王座はノアに行ったまま越年となりました。
セミ前から3試合は3大シングルマッチが組まれ、齋藤彰俊とベイダーは5分53秒、ベイダーハンマーからの体固めでベイダーの圧勝。秋山は志賀賢太郎とのスターネス師弟対決、17分54秒、スターネスダストからの片エビ固めで秋山が貫禄勝ち。小橋はバイソン・スミスを8分47秒、リアル・ブレーンバスターから体固めでフォール勝ち。
田上明&池田大輔&KENTA&杉浦貴組vsスコーピオ&マイケル・モデスト&ドノバン・モーガン&泉田純至(純)の土曜日限定キャラ、怪奇派ペイントレスラーに変身したIZU組の8人タッグマッチは11分50秒、杉浦がオリンピック予選スラムからの片エビ固めでモーガンを破りました。
森嶋&力皇&01年12月24日、ディファ有明のクリスマスイブ興行でデビューしたノア生え抜き第1号(杉浦は練習生として全日本プロレスに入門)、鈴木鼓太郎組と佐野巧真&本田多聞&井上雅央組の6人タッグマッチは13分51秒、アルゼンチン・バックブリーカーで雅央が鼓太郎をギブアップさせました。
第1試合は新ファミリー軍団と新悪役商会の抗争、百田光雄&青柳政司組と永源遙&川畑輝鎮組は8分58秒、後ろ回し蹴りからの片エビ固めで青柳が川畑をフォールしました。この日、ラッシャー木村の試合が組まれていませんが、当時は花道の歩行も困難になって来ており体調不良だったと思われます。
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