ライオネス飛鳥が長与千種に敗れたことで飛鳥率いるSSUは事実上解体となり、ガイアジャパンのリングは北斗晶がリーダーとなっていたチーム・ノストラダムスがヒールサイド軍団としての実権を握りました。
99年度の最終興行、12月27日後楽園ホールのメインイベント、長与&里村明衣子組vs飛鳥&加藤園子組の試合にチーム・ノストラダムスが乱入、ノーコンテストに終わったことで、長与と飛鳥が一瞬の「共闘」。あのロープに飛ばしての「ダブル正拳突き」を見せて観客は熱狂しました。
00年に入り、チーム・ノストラダムスは一部メンバーを変えながらも北斗、デビル雅美、アジャ、尾崎魔弓、シュガー佐藤、永島千佳世、中山香里らのメンバーで「卑弥呼」にリニューアル。
00年3月12日、後楽園ホールのメインイベント、長与&里村組&北斗&尾崎組で卑弥呼の反則攻撃に怒った飛鳥が長与を助けに入り、クラッシュ再結成への動きが加速化していきました。
長与&飛鳥組の「クラッシュ2000」は00年5月14日、有明コロシアムで実現、「ローリング・ソバット」の入場テーマ曲で9,000人発表の大観衆は完全に出来上がった状態に。クラッシュ2000は北斗&デビル組をと対戦、20分28秒、長与が北斗をオーバー・ザ・クラッシュからの体固めで破りました。
00年6月11日、後楽園ホールにはダイナマイト・関西が登場、先にJWPを退団していた尾崎とタッグを組んで飛鳥&S佐藤組と対戦。関西はJWPを退団しフリーになったことを明かしています。
他の女子プロレス団体の項でも何回も書いていますが、経営悪化した全日本女子プロレスが求心力を失い、全女、JWP、LLPW、ガイア、Jd’、ネオ・レディース、アルシオンと7団体による観客の奪い合いで相対的に集客力が低下、選手の処遇も当選悪くなり「高給取り」だった知名度のあるベテラン達が経営が安定しているガイアに「集まって来てしまった」というのが実態です。
00年9月15日には1年ぶりの横浜文化体育館大会「横浜DOUBLE DESTINY2000」が開催され6,300人(超満員)発表の観客を動員しました。女子プロレス7団体の中で興行的にはガイアの「一人勝ち」と言っていいでしょう。
メインイベントはクラッシュ2000が2度目のタッグ結成、長与&飛鳥組とアジャ&関西組が激突。5年前の95年には全女とJWPのトップとして「赤いベルト」WWWA世界シングル王座を争っていたアジャと関西がタッグを結成してクラッシュ2000に挑みました。
試合は14分24秒、飛鳥がアジャをタワーハッカーボムからのLSD�靴琶劵┘啗任瓩坊茲瓩謄�ラッシュ2000の勝利。
第3試合〜セミファイナルまではベテラン軍vs第3世代の世代闘争シングルマッチ5番勝負が行われています。
第1戦、KAORUとS佐藤はフリーウェポン(レフェリーが特に危険と看做した以外の凶器持ち込みOK)マッチとして行われ、14分35秒、S佐藤がラダーからのライガーボムによるエビ固めを決めてフォール勝ち。KAORUはこの時期あたりから、ハードコアスタイルに変貌していきます。
第2戦、山田敏代と植松寿絵は8分51秒、変型コブラクラッチで植松が山田からギブアップ勝ちを奪いました。
第3試合、北斗vs加藤園子は3分38秒、逆さ押さえ込みによりクイックながらも加藤園が北斗を破る大金星を挙げました。
第4試合、デビルvs里村は力の入った熱戦となりましたが、17分45秒、デスバレーボムからの片エビ固めで里村がデビル超えを果たしています。
第5試合、尾崎と永島のOZアカデミー師弟対決、10分12秒、永島が尾崎のお株を奪うテキーラ・サンライズで校長尾崎を撃破、何と第三世代の5戦5勝のストレート勝ちという結果に終わっています。
体力や実績、試合運び、集客力いずれも上で対抗戦でファンを熱狂させてきたフリーのベテラン選手達はガイアのプロパー選手に負けるというマッチメークを受け入れざるを得なかったというのが現実であり、ある意味残酷な結果に終わりました。
第2試合、シリアスなガイアの闘いの中でコミカル路線をひた走る広田さくらがダンボールと銀紙で作ったベルト、HHH選手権(トリプルへなちょこ王座)に尾崎のヒールマネージャーとしてガイアに参戦していたポリスが挑んだ一戦は広田が急所打ちからポリスをフォールし防衛に成功しています。
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