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2020年10月31日23:25

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ありがとう!横浜文化体育館(53)

全日本女子プロレスは95年に入ると引退を示唆する発言をしていた北斗晶が北朝鮮遠征で知り合った新日本プロレスの佐々木健介と結婚し、引退はしていなかったもののセミリタイア状態となりました。

95年3月26日、横浜アリーナで行われた「横浜美神王国」では豊田真奈美がアジャ・コングを破りWWWA世界シングル王座を獲得、豊田時代が到来しましたが、対抗戦を乱発し過ぎて観客動員には陰りが見られています。

横浜美神王国は93年4月2日に行われたオールスター戦で最初にロッシー小川公報(現スターダムGM)によって命名された毎年春に開催される横浜アリーナのビッグマッチのタイトルで96年まで開催されていますが、全女の経営悪化が表面化する97年以降は横浜アリーナ開催はありません。

横浜美神王国は横浜文化体育館での興行ではついに使われずじまいに終わっていますが、横浜アリーナでの開催が無理であっても横浜文体大会で継続使用して欲しかったと思います。

95年11月18日には横浜文体で「タッグリーグ・ザ・ベスト95」の中の特別興行「レッスル・マリンピアード95」として開催されています。この日はタッグリーグ・ザ・ベストの公式戦はなし。(観衆3,400人発表)

メインイベントは「ファンタスティコ・コンヒーロ〜仮面魔界〜」と題したスペシャルタッグマッチ。出場試合限定となっていた北斗がメキシコで扮していたマスクウーマン、レイナ・フブキとして日本初登場、長谷川咲恵の変身であるブリザードYUKIとマスクウーマン同士のタッグを結成、豊田&YUKIのライバル、ブラック・ブリザード(伊藤薫の変身)組と対戦、17分2秒、YUKIがBブリザードをフランケン・シュタイナーからのエビ固めで破り、フブキ&YUKI組の勝利。

セミファイナルはWWWAランキング戦、当時、リングス、パンクラスのU系団体が、トーナメントやタイトルマッチ以外の通常興行で緊張感を維持する為にランキング戦を組んでいましたが、それにあやかってのことでしょう。

ランキング2位の堀田祐美子と6位の井上京子が対戦、15分46秒、京子がナイアガラ・ドライバーで堀田から3カウントを奪い下剋上を成し遂げています。京子は2位にアップし、堀田は3位に転落。

ブル中野&ライオネス飛鳥組vsアジャ・コング&レジー・ベネット組の重量級同士の一戦は14分28秒、アジャの裏拳がレジーに誤爆、そのまま飛鳥がレジーを片エビ固めに押さえ込んでブル&飛鳥組の勝利となりました。ブルは翌96年、1月22日、大田区体育館で3月31日、横浜アリーナ大会で引退試合を行う長谷川の引退カウントダウンで敗れた後、WCWからオファーが来てWCWのサーキットに入り、全女のリングに戻ることはありませんでした。 

この日「猛武闘賊(ラス・カチョーラス・オリエンタレス)レバンチャ・デ・スペル・リブレ」と題して普段は北斗を加えたユニットでタッグを組んでいる下田美馬と三田英津子のラスカチョ対決が実現、18分17秒、下田がデスレイク・ドライブからのエビ固めでラスカチョ対決を制しました。

デスバレー・ボムの考案者として後世に語り継がれる実力者三田は長身にも恵まれ、身体能力も高かったですが、性格的には大人しく、気の強い下田に段々と押されるようになっていきました。

吉田万里子&府川由美組と遠藤信江(紗矢、サヤ・エンドー)&谷山美奈(タニー・マウス)組の一戦は吉田が「マリポーサ殺法」ダイビング・ボディプレスからの片エビ固めで遠藤を破りました。
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