「エキサイティング・ウォーズ86」第13戦、3月10日、仙台・宮城県スポーツセンター(テレビ収録、観衆3,100人発表)大会。全日本&ジャパン連合軍としては85年11月1日、ジャパンプロレス主催「ニューウェーブ・イン・ジャパン」以来4か月ぶりの仙台大会。この時は3,900人発表で満員マークはつきませんでしたが、今回はそれを下回ってしまいました。
メインイベントでは今シリーズ唯一の日本人対外国人のタイトルマッチとなった鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座にテリー・ゴディが挑戦した一戦。鶴田自身も前85年9月19日、後楽園ホールでのハーリー・レイスとの防衛戦以来半年ぶり、6か月の防衛期限ギリギリのタイトル戦となりました。
試合は鶴田より先にルー・テーズの指導を受けていたゴディが「テーズ・プレス」と言われるフライング・ボディシザースドロップ(空中胴絞め落とし)を決めましたが鶴田は受ける位置をずらしてロープ際で受け、両者勢いで場外に転落。
鶴田はゴディの額を鉄柱に打ち付けてリングに上がり、ゴディが戻って来たところ、コーナーポスト最上段からのダイビング・ニーパット。これがゴディの顎に的確にヒットして14分34秒、片エビ固めで鶴田がゴディからカウント3を奪い、14度目の王座防衛に成功。両者のインターナショナル・ヘビー級王座を賭けたタイトル戦で初めてピンフォール決着がつきました。
セミファイナルは長州力&谷津嘉章組がタイガー・ジェット・シン&ワンマン・ギャング組と対戦、荒れた展開となり、6分59秒にノーコンテストが宣告されました。
セミ前に組まれた全日本対ジャパン軍団抗争、天龍&石川敬士組とキラー・カーン&アニマル浜口組の対戦は11分30秒、両チームリングアウトの引き分け。
馬場がグレート小鹿&大熊元司組の極道コンビとトリオを結成。馬場が大好きだったテレビ時代劇「水戸黄門」になぞらえ、御大・馬場が「助さん格さん」である極道を従えての試合、対戦相手はハーリー・レイス&ラッシャー木村&ザ・グレート・カブキ組は10分58秒、R木村が小鹿をラッシング・ラリアットから体固めに降しレイス&R木村&カブキ組の勝利。
全日本対国際血盟軍、タイガーマスク&ハル薗田組と阿修羅・原&鶴見五郎組は10分32秒、原がヒットマン・ラリアットから薗田を体固めに決めて国際血盟軍の勝利。いくらタイガーマスクと言えど、相手チームに原がいては簡単には勝たせてはもらえません。
クラッシャー・ブラックウェルはジャパンの永源遙とシングルマッチで対戦し、2分11秒に180kgの巨体を利したフライング・ボディプレスからの体固めで圧殺。
第2〜第4試合はいずれも全日本対ジャパン、マイティ井上&サムソン冬木組vs小林邦昭&仲野信市組は7分20秒、冬木が仲野をスピンキックからの体固めでフォール勝ち。ロッキー羽田&渕正信組と栗栖正伸&笹崎伸司組は12分2秒、羽田が長身を利したネックブリーカードロップから笹崎を体固め。
百田義浩と保永昇男のシングルマッチは10分27秒、保永が技巧派の側面を見せてエビ固めで丸め込んでのフォール勝ち。
第1試合、全日本同士の百田光雄と小川良成のシングルマッチは10分、光雄が逆さ押さえ込みで若手の小川を退けています。
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