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2020年07月28日23:20

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ジャンボ鶴田怪物伝説(682)

85年「世界最強タッグ決定リーグ戦」第14戦、12月6日、高松市民文化センター(観衆4,300人満員発表)大会。

高松市民文化センターと言えばちょうど1年前の84年12月4日、同所でジャパンプロレスがチャリティー興行として旗揚げ戦を行った会場。主催の瀬戸内プロ企画は長年同所と岡山武道館の新日本プロレスの興行を買っていた有力プロモーターで両会場共に新日本プロレスではワールド・リーグ戦、MSGシリーズ、同タッグ・リーグ戦、IWGP等主要シリーズのテレビ中継が行われ、満員、超満員の観客を動員し盛況でした。

新日本プロレス営業部長時代の大塚直樹ジャパンプロレス取締役と昵懇の関係にあり、ジャパンの前身である新日本プロレス興行設立には発起人として加わり、大塚の新日本プロレス→全日本プロレスへの移行と同時に全日本プロレスに鞍替え。この年6月8日に次ぐ全日本プロレスの興行開催となりました。実績あるプロモーターであり4,300人発表と満員の観客を動員、最強タッグは12月1日の後楽園ホールを除いて11月29日、函館大会から1週間ぶりに満員マークがつきました。

そんな高松大会だけあってメインイベントは新日本、ジャパン色の強いカードとなり、タッグリーグ公式戦で長州力&谷津嘉章組とダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組が激突。

両チーム共に試合開始から休むことなくハイスパート・レスリングの攻防を展開、長州がキッドにフィニッシュのリキラリアットを打ちにいきましたが、これを読んでいたキッドは咄嗟に身を屈め、長州の右腕はレフェリーのタイガー服部を直撃。これが反則を取られ、10分44秒、キッドが長州に反則勝ち。呆然とする長州。

レフェリーに「故意ではない」と抗議しましたが判定は覆らず。キッド&スミス組は2勝1敗1時間切れ引き分け1両リン、失点5の5点。スミスを狙えば勝てた長州&谷津組は痛い取りこぼしで1勝1敗2時間切れ引き分け、失点4の4点となりました。

腰の負傷で、リーグ戦を完走させる為にスペシャルマッチのカード変更を余儀なくされている天龍ですが、この日予定されていたスタン・ハンセンとの夢のシングルマッチは中止となりました。

翌86年からハンセン、鶴田、天龍、長州の4人によるタイトル争奪戦が展開され、4者のポジションがほぼ同格となるところから、天龍から見てハンセンが「少し格上」だったこの時点でのシングルマッチは興味は大いにありましたが…。

ハンセンはセミファイナルでテッド・デビアスと組んで馬場&大熊元司組と対戦。代替カードではタフな大熊の登用が目立ちます。それだけ馬場の信頼も高かったのでしょう。6分28秒、ハンセンが大熊をウェスタン・ラリアットからの体固めで降しハンセン&デビアス組の勝利。

天龍はドリー・ファンク・ジュニア&鶴田とのトリオで国際血盟軍のラッシャー木村&阿修羅・原&剛竜馬組と対戦、15分40秒、ドリーが剛を後方回転エビ固めで破り、日米師弟トリオの快勝となりました。

ハーリー・レイス&ジェシー・バー組はジャパンの寺西勇&栗栖正伸組と対戦、8分34秒、レイスが栗栖をフライング・ラリアットからの体固めに決めて盤石の勝利。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&マイティ井上組と小林邦昭&保永昇男組は13分32秒、タイガーマスクが場外の保永にプランチャを見舞ってリングに上がり、リングアウト勝ち。

ニック・ボックウィンクル&カート・へニング組はジャパンの永源遙&新倉史裕組と対戦、6分57秒、カートが永源を回転エビ固めに丸め込みました。

全日本同士の渕正信とハル薗田のシングルマッチ、両者に大仁田厚を加えたのが全日本プロレス黎明期の「若手三羽烏」。かつての第1試合の名物カードは13分29秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。

第1、2試合は全日本対ジャパンのシングルマッチが組まれ、百田光雄と仲野信市は10分51秒、逆さ押さえ込みで仲野が勝ち、小川良成と笹崎伸司の一戦は8分12秒、逆エビ固めで笹崎がギブアップ勝ちを収めています。
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