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2020年05月22日22:57

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ジャンボ鶴田怪物伝説(615)

85年「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」第28戦、7月29日、鹿児島県立体育館(観衆3,400人発表)大会。

メインイベントは鶴田&天龍組の保持するインターナショナル・タッグ王座にスタン・ハンセン&テキサス・レッド組が挑戦。

前日の島原市体育館で実現した同一カードによる前哨戦はハンセン&レッド組が勝敗を度外視して鶴田の痛めている右肘に集中攻撃を浴びせての反則負けで、タイトル戦を優位に持っていきました。

スタイルチェンジしたとは言え、やはり挑戦者組はレッドが一枚落ちるのは否めず、ベルト奪取の為には鶴田の右肘を痛め鶴龍コンビの戦力をダウンさせておく作戦に出たのは賢明と言えます。

試合は13分43秒、鶴田とハンセンが場外でやり合っている間に天龍がレッドを延髄斬りで倒し、コーナーポスト最上段からの背面飛び式のダイビング・エルボードロップからの体固めでフォール。鶴田&天龍組が4度目のタイトル防衛に成功しています。

それにしても、島原での同一カードでの前哨戦がテレビ中継ありで、本番のタイトルマッチが行われた鹿児島がノーテレビだったのは謎ですが、おそらく、鶴田の右肘の状態は前から悪く、手術が必要な状態。

ハンセン&レッド組がシリーズ終盤の王座初挑戦でベルトを獲得することは鶴田の右肘が悪くてもまず有り得ない。ならば、タイトルの賭かっていない前哨戦で鶴田の右肘が重傷化していくプロセスをテレビ中継で見せていったのではないかと考えます。

セミファイナルでは長州力&キラー・カーン&谷津嘉章組とハーリー・レイス&クラッシャー・ブラックウェル&スティーブ・リーガル組が対戦。8分47秒、長州がリキラリアットからリーガルを体固めに決めてジャパン軍団の完勝でした。

セミ前の全日本対国際血盟軍、馬場&石川敬士組とラッシャー木村&鶴見五郎組は鶴見が粘り、9分2秒に両チームリングアウトの引き分け。

アニマル浜口&小林邦昭組vsザ・デストロイヤー&ジプシー・ジョー組というマニアックなタッグマッチが行われていました。浜口とデストロイヤーは今シリーズ7月22日、川崎市サンテラス日吉屋上駐車場特設リングでタッグで初対戦(浜口&寺西勇組vsデストロイヤー&ジョー組、11分25秒、浜口がジョーを体固め)しています。

この日は12分57秒、浜口がフライング・ネックブリーカードロップからジョーを体固めに決めて浜口&小林組が勝ちました。

ヒットマン、阿修羅・原は永源遙を1分44秒、ヒットマン・ラリアットからの体固めで仕留めました。全日本同士のマイティ井上&佐藤昭雄組vs渕正伸&ターザン後藤組は12分11秒、M井上がT後藤をサマーソルト・ドロップからの体固めで降し、ベテランコンビの勝利。

全日本対ジャパンが3試合組まれ、グレート小鹿&大熊元司組と寺西&栗栖正伸組は11分4秒、ジャパン軍団の反則勝ち。ハル薗田と新倉史裕のシングルマッチは10分26秒、薗田がマスクを脱がされた宿命の相手、小林邦昭の得意技であるフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で新倉をフォールしています。

百田義浩&百田光雄組vs保永昇男&仲野信市組は11分28秒、保永が光雄を首固めに丸め込んでジャパン組が勝利を収め、第1試合のジャパン対国際血盟軍、笹崎伸司と高杉正彦のシングルマッチは7分32秒、ダイビング・ボディアタックからの体固めで高杉が制しています。
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