85年「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」第18戦、7月18日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆3,000人超満員発表)大会。この日はジャパンプロレスへの売り興行。私はこの興行は観に行きました。
ジャパン主催とあってメインイベントは長州力&キラー・カーン&谷津嘉章組のジャパン最強トリオとスタン・ハンセン&クラッシャー・ブラックウェル&テキサス・レッド組の外国人最強トリオの対戦が組まれました。
勝負に出た長州がレッドにリキラリアット、しかしそこへハンセンがカットに入って長州を場外へ投げ落としました。それを追ってハンセンも場外へ、両軍入り乱れての乱戦となり、13分51秒、両チームリングアウトの引き分けで決着はつかず。
セミファイナルでは馬場&鶴田&天龍組の全日本プロレス最強トリオが実現、この日より特別参加のハーリー・レイスがラッシャー木村&鶴見五郎組の国際血盟軍と手を組んだ異色トリオと対戦。12分24秒、天龍が鶴見を延髄斬りからの体固めでフォールし、全日本最強トリオの貫禄勝ちに終わりました。
セミ前に組まれたのは石川敬士&佐藤昭雄組の保持するアジア・タッグ王座にジャパンプロレスのアニマル浜口&寺西勇組が挑戦。4月15日、長崎国際体育館での王座決定戦で浜口&栗栖正伸組を破って新王者となった石川&佐藤組は初防衛戦となりました。
浜口が佐藤を捕らえて豪快なエアプレーン・スピン(飛行機投げ)でブンブンと回転を加えましたが、浜口の背後から石川が相撲タックル。これで浜口だけではなく、担がれていた佐藤も一緒に場外に転落。
場外カウントが数えられる中、両者エプロンに上がったところで、佐藤が浜口にソバットを決めましたが、浜口はリング下には落ちず。そこへリング内から寺西が佐藤めがけてドロップキック。これで佐藤はリング下へ勢いよく落とされ、浜口がリングイン。ここでレフェリーはゴングを要請し、15分15秒、浜口が佐藤にリングアウト勝ち。
タイトル移動で浜口&寺西組が新王者チームとなりました。ジャパンプロレスは小林邦昭のNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座に続き2つ目のベルト奪取。浜口は国際プロレス時代、マイティ井上と組んで同王座を獲得しており、実に7年4か月ぶりの返り咲き(78年2月22日、全日本、国際、金一道場日韓三軍対抗戦、岐阜市民センターでグレート小鹿&大熊元司組の極道コンビに敗れ転落)となり、
寺西は同王座初戴冠。寺西の日本でのタイトルはやはり国際プロレス時代の77年1月20日、茨城県岩瀬町体育館でのデビル・ムラサキを破ってIWA世界ミッド・ヘビー級王座を防衛(その後、防衛戦が行われず自然消滅)して以来8年7か月ぶりとなりました。
「孤高のヒットマン」阿修羅・原は大熊とシングルマッチで対戦し1分38秒、ヒットマン・ラリアットからの体固めで秒殺勝利街道まっしぐら。
小林邦昭&新倉史裕組vsザ・デストロイヤー&スティーブ・リーガル組は12分15秒、リーガルがダイビング・ボディアタックからの片エビ固めで新倉を破り、デストロイヤー&リーガル組の完勝となりました。
小鹿とジプシー・ジョーのシングル戦は7分38秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの体固めで小鹿の勝ち。
先シリーズはセミ前に抜擢され、ダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス相手に善戦するなど成長著しい川田利明は今シリーズは欠場中のタイガーマスクのサポート及びスパーリングパートナーを務める為試合には出ていません。
全日本同士のM井上&渕正伸組とハル薗田&百田義浩組は11分25秒、M井上がサマーソルト・ドロップ2連発から義浩を片エビ固めに決めて実力の差を見せつけています。
ジャパン対国際血盟軍、栗栖は高杉正彦を9分41秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの片エビ固めで降し、全日本対ジャパン前座の2試合、百田光雄と保永昇男のシングルマッチは8分27秒に回転エビ固めで保永がベテラン光雄を撃破。ターザン後藤vs笹崎伸司は9分1秒、ダイビング・ボディプレスからの体固めでT後藤が勝利を収めました。
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