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2020年04月24日23:15

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ジャンボ鶴田怪物伝説(587)

85年全日本、ジャパン提携4シリーズ目となる「激震!サンダー・ウォーズ」は5月17日、旭川市総合体育館常盤分館(テレビ収録、観衆3,000人満員発表)で開幕。前のジャパンプロレス「ビッグ・ラリアート・フェスティバル」最終戦から1日のオフもなく新シリーズ開幕戦に突入しました。

この強気なコースの組み方はジャパンプロレスが大きく関与していたからに他はないですが、鶴田34歳、天龍35歳、長州33歳、谷津嘉章28歳とみな若く、体力的にもまだまだこれだけの巡業をこなせたからだと思います。

御大馬場も47歳でしたが、ジャパン軍襲来でポジションは下がって来ておりセミ前に出ることもしばしばあり、身体も元気でした。やはり、長年興行面、テレビ視聴率で水を開けられていた猪木、新日本プロレスが選手、フロント大量離脱でパワーが低下しており、気持ちの面で張りがあったのではないでしょうか?

参加外国人選手はタイガー・ジェット・シン、テリー・ゴディ、ダイナマイト・キッド、デービーボーイ・スミス、マリオ・ミラノ、カナディアン・ルイスがシリーズ全戦参加。

シリーズ終盤戦には3月に初来日して強烈なインパクトを残したアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズが特別参加、マネージャーのポール・エラリングも一緒に来日。

ザ・デストロイヤーが5月20日の釧路市厚生年金体育館大会のみ特別参加、また、当初シリーズ参加メンバーには名前がなかったTJシンの子分、ダシラン・シンが急遽来日しています。

なお、「ビッグ・ラリアート・フェスティバル」に来日していたスタン・ハンセンは残留せずに帰国しまし

ジャパンプロレス軍団は先のジャパン自主興行シリーズ「ビッグ・ラリアート・フェスティバル」に次いでマサ齋藤が前半戦特別参加。

また、メキシコEMLLに遠征していた元国際プロレスの高杉正彦が帰国し国際血盟軍からシリーズ参戦。82年から全日本プロレスに参戦していたウルトラセブンは前84年「スーパー・パワー・シリーズ」を最後にメキシコへと旅立ち、代わりに?高杉が帰国して来たという訳です。

全日本本隊にはメキシコUWAからグラン浜田が特別参加。浜田は先の「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」に参加が発表され、チケットにも名前が入っていましたがメキシコでのスケジュールの都合が合わず参戦をキャンセルしていました。既に前84年7月30日に全日本プロレスとの業務提携を発表していたUWAのルチャドール達はお呼びがかからなくなっており、おそらく日本人である浜田だけは残っていた契約を消化する為に参加したと考えます。

参加外国人選手のプロフィールです。全シリーズ参加外国人のエース格であるTJシンは1〜2月の「激突!オールスター・ウォーズ」以来3か月ぶりの来日。前回の来日では2月5日、東京体育館で馬場のPWFヘビー級王座に挑戦、「猪木の日本プロレス時代のフィニッシュで現在は痛め技」であるコブラツイストに屈辱のギブアップ負けを喫しており、この借りは返したいところです。今シリーズはタイトル挑戦はありませんが、馬場の首を狙ってのこの年2度目の来日。

人間魚雷ゴディは前84年10〜11月の「ジャイアント・シリーズ」以来約7か月ぶりの来日、前回はマイケル・ヘイズ、プレーイング・マネージャーであるバディ・ロバーツのオリジナル・ザ・ファビュラス・フリーバーズとして来日でしたが、ゴディのスキルは高く買っていましたが、ミュージシャンからプロレス入りしたヘイズは「しょっぱい」と評価しておらず、ゴディの「一本釣り」を画策。

今回念願叶ってゴディの単独参戦となりました。6月4日、大阪城ホールでは鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦が決定。馬場の眼にはジャパンプロレス勢の中には鶴田のインターナショナル王座に挑戦するだけの資格のあるレスラーはいないと判断されたか…。また、長州、M齋藤、キラー・カーンらジャパン軍との初対戦も大いに興味を引くところであります。

キッド、スミス、ルイスの3選手に関してはジャパンプロレスのシリーズから残留に付き割愛致しますが、キッドは6月8日、高松市民文化センターでマイティ井上のNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座に挑戦することが決まりました。ついに全日ジュニアの至宝に爆弾小僧が挑むことになった訳です。
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